Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

2022年6月のウォールドガーデン

今年も大変見事なウォールドガーデン。

去年は6月過ぎてやっとバラが咲きだし、雨も多くて植物も徒長ぎみでしたが今年は出来がいい。

 

 

 

 グレアムトーマス

 

 

 

グレイスとヒューケラ

 

 

 

 ジェネラスガーデナーとファイルフェンブラウ。今年もまたこの景色を見ることができた・・

ファイルフェンブラウが欲しくて、でもこんなに大型のバラはうちには無理なので探しに探して手に入れたパープルスカイライナー。本当にそっくりです。

 ジェネラスガーデナーもこの桜色が大好きなバラ。我が家では暴れすぎになるので無理だけど・・

 

 セルシアーナ

 

 

 コンパッション

 

久しぶりにカフェでケーキ食べて帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所の秘境・オープンガーデン

今年から、1か月に1回は何かお庭関係の新しいことをする、と決めている。

それで、オープンガーデンに行ってきた。

イギリスに来る前から、1度イエローブックに載っているオープンガーデンに行ってみたいものだと憧れていたのもすっかり忘れて早20年以上・・。

 

・・・大変見事なお庭でした。個人宅なので写真は控えました。

庭のサイズや形は我が家とそれほど変わらないくらいだと思うのですが圧巻。

芝生がほとんどなく、庭を分割して様々な植物を植えこんでいる。

 

足元は堆肥のマルチでしっかりおおわれているので、雑草が一つもない。

オープンガーデンに向けてもちろん全てチェックしてきれいにしたのだとは思いますが・・

 

植物の選択もすごくて、私が気になる大概の植物は庭にあった。300種類くらいは植えこんでいるのではないかと思われる。

また芸が細かい、通常のアルミケラモリスの隣に見たことのない小型の、星形のモリスがあったり、ちょっとしたタイルの隙間に多肉植物が植え付けてあったりと、細部まで手抜きなし。

 

しかし最も感服したのはシュラブの使い方でしょうか。

やっぱり庭には、木がないといけない。しかもそれがちゃんと剪定されて、いい枝ぶりになっているのだ。木を植えるのは誰にでもできるが維持が難しい。適度なサイズで見栄えよく・・っていうのはどうしているのか。

 

全くもってみたことがないので、庭主に訪ねて教えてもらった木がこれ。

カエデの仲間なのだけど、こんな模様の木があるなんて!

春はピンクと白で、それからこのように緑になるらしい。枝も赤くて本当に素敵。

これにクレマチス・ベティコーニングがからめてあった。

 

Acer pseudoplatanus 'Simon-louis Freres'

www.ornamental-trees.co.uk

 

今年は花が咲くのが早いので、しゃくなげや牡丹の花が終わってしまって残念、ということだった。おいしい自家製のケーキとお茶をいただいて、おみやげに株分けした植物を買ってきた。4つ買って4ポンドは破格だ。

その戦利品はこちら↓

 

カレックス・エバーゴールド(これはあまり成長しないので大丈夫らしい)

黒龍

カンパニュラ

アルミケラモリス(もうすぐ注文したのが届くのだけど、まあいいでしょう)

 

写真で見てもわかる通り、そのへんのナーサリーよりもよっぽど質がいい。ガーデンセンターで買ってきた馬糞とコンポストを使っているということだった。

 

このオープンガーデン・ナショナルガーデンスキームでは、入場料やお茶、売り上げは全てチャリティに行く。

 

一つ一つの植物が大きくきれいに育っているのも印象的で、アストランチアも予想外のサイズだし、ホスタもナメクジに食われているものがひとつもない。

ここまでぎっしり植えこんだ上に、欠けた葉ひとつないとは、プロフェッショナルの庭園でもななかなかないことである。どちらかというとイギリスの庭園はおおらかなので・・。

 

ここまですごいオープンガーデンもなかなかないだろうと思う。

家の近所にこんなお庭があったとは・・ どこをとっても様になるお庭であった。

 

やっぱり1本、これは、という木が欲しいなあ~。

木は植えたらそう簡単には変えられないからじっくり考えよう。

 

ストリートパーティは、家の前でお茶する控えめなものから、ライブミュージックで大盛り上がりするところまで、さまざまでした。

我が家のある通りはパーティなし。年齢層がやや高め&子供がすでに中学生以上なので、まとまったお付き合いがあまりない。隣の家も引っ越してきたばかりだし。

 

個人のお庭が見られる貴重な機会、来週もどこかへ行ってみようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

Restrained

RHSチェルシーのお庭から。

 

シルバーメダルだったお庭。

RHS Chelsea 2022 — Richard Miers Garden Design

写真は上記のリンクから借りています。

 

なんだってネオンサイン、しかも青で入れるかな・・・ とは思うのです。フォーカルポイントがどうしても欲しかったということでしょうか。大理石に刻むなどではダメだったのか?

 

しかしやっぱりこういう古典的な庭が良いと思う。

メディアで見ただけだけど、実物はもっと素晴らしいに違いない。

色数を制限してオーダーのある庭。構造をしっかり作る。

 

デザイナーのリチャード・マイヤーは「庭は制限することが大事」(restrained)と言っていて、あの花がいい、この花がいいと植えていたらごちゃごちゃになる。合わないと思ったら抜かないといけない、と語っていた。実際にこのくらい引かないとインパクトがないということだろう。

 

宿根草の庭で、緑が中心。貴族やアッパーミドルクラスの方のお庭を手掛けているので、予算の額は大きいのでしょうが、彼にしては低予算で作ったほうではないでしょうか・・。

 

素人庭主は、あれも欲しいこれも欲しいになってしまうのですが、ホントそれではダメなのです。植えて違うと思ったら変えないといけない。フロントガーデンも来年また手を入れて植え替える予定です。

 

ああーエレガント。オーナーが20世紀の初めに世界一周した時のことを記念して、アジアなどエキゾチックな植物を集めて作ったという旅の庭。さすが宝石商。

 
 
 
 
 
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こういうのはもう、宝石商が家に来てくれて奥様に好みの石を見せてくれるとか、そういう家庭に似合うお庭ですよ。こういう贅の極みの庭はいいです。どうせ見るのなら、隔絶したレベルの庭を見たい。これはゴールドメダルにふさわしい。

 

などといって、今週からキッチンの改修を始めた。夫が自力でやるので2年くらいかかるだろう 爆 タイルをハンマーやドリルを使って外すところからスタート。先は長い。

 

 

あいにくのお天気ですが、ジュビリー記念にデヴィッドオースチンが初めて作ったバラ、ゴールデンセレブレーション@リージェンツパークをどうぞ。

 

 

 

 

雲南の甘い珈琲、Aqi Badu

Square Mile のコーヒーで開封をとても楽しみにしていた雲南産の豆。

ナチュラルプロセスで豆はCatimor P3&P4 のミックス。

 

雲南地方は植物の母ともいうべき土地。数多くの植物がここで発見され(今も)、イギリスや世界を席巻する品種になった。例えば椿、しゃくなげ、青いケシのメコノプシスもそう。高級茶の産地でもあり、最近はコーヒーの栽培もおこなっている。

 

開封しての感想は、ナチュラルプロセス特有の香りもなくあっさり。どちらかというと、昔懐かしい珈琲・・漢字で書くやつね。喫茶店の匂いというか・・。

 

その印象は挽いてみても、淹れてみても変わらず。あまり個性がない?

 

飲んでみる。

特徴を感じない・・なんか苦いなあ・・ 苦みは好きだけどこれはあんまり・・ それに妙な匂いもしてきた。漢方薬っぽい。コーヒーではいまだかつて嗅いだことのない香り。

うーん、これは外したかな、と思っていると、甘くなってきた。甘い、びっくりするほど甘い。蜂蜜の味が口いっぱいに広がる。うっとり。

 

淹れ方にコツがあるのかもしれないね。次回は少し変えてみよう。

 

プロのバリスタのコーヒーは、魅力が4口目あたりで現れる。自分だと、残り3分の1くらいで出てくる感じだ。この違いは何から来るのか・・。おそらく、温度と濃度の問題じゃないかと考えている。もっと薄めで、最初からもう少し温度を下げた状態で飲み始めるのがいいのかもしれない。

 

とにかくこの後口のよさはさすが、スクエアマイル。

ちょっと不思議なコーヒーでしたね。

 

Catimorとは何か調べてみた。

 

  • ロブスタからの派生で、中央アメリカで栽培されているチモールとポルトガル原産のCaturraとの掛け合わせ。中緯度で容易に栽培できるメリットがある。
  • P3は1990年代にネスレ主導で雲南地方で栽培されていたもの、P4はその矮性種で黄色い実がなる。
  • ロブスタからの派生ということもあり、風味は劣ることがある・・なるほど。
  • P3はナチュラルプロセスで処理するとはちみつの風味がひきたつ。味を均一にするためP3とP4をミックスすることが多い。
  • たくさん実がなるのはいいのだが、その分樹木のライフスパンが短く、10年たつと生産量が落ちてしまうのが問題。

www.hasbean.co.uk

www.torchcoffee.asia

というわけで一級品という位置づけではないのですね。

昔の喫茶店の香りを感じたのも納得。

昔の喫茶店の珈琲としてミルクを入れて飲んで見てはどうかと思ったり。

 

我が家の雲南リコリスことGlycyrrhiza Yunnanensis

まぬ犬に襲われぬよう、ネットで保護しているので見にくいですが・・

 

 

こんな珍種、植えている人見たことないけど、ピエ・オドルフ氏推薦の植物だという。ベス・チャトーガーデンにもあるのだよ。リコリスの仲間だから根っこは甘いのだろう。

 

雲南、行ってみたいな~。英国から雲南に植物を見にいくツアーもある。

 

雨にぬれるヘリテージ

 

 

 

セレスティアル開花&エルダーフラワーコーディアル

日曜のストリートパーティを待つ町並み。

 

 

アーチが届いた。張り切って組み立てはじめたら、間違った部品が入っていて組み立てできず・・。代わりの部品を送ってもらうことになったので、植え付けは来週に持ち越し。

 

フロントガーデンのバラを見ていたら、アイスバーグのユキちゃんに、小枝のふりした大きな芋虫がいた。Peppered Mothの幼虫らしい・・。結構大きかった・・ううっ。その他、ナメクジの卵を発見したり、葉裏にゼリー状の何かを見つけたりと、今年は本当に虫が多い。

 

ついに、セレスティアル開花。古典的なダマスクの香り。これで残るは、挿し木クレアオースチン(仮)のつぼみだけになった。

 

 

去年思いがけず冬越しできたイソトマ、つぼみがたくさんついた。

冬からあるオレンジのビオラを1鉢処分して、イソトマと、挿し木のグレイスをフロントガーデンに移動。親のグレイスは2番花に移ろうとしているので、時間差で咲かせる。

 

まだ葉が残っているムスカリをフロントガーデンのカンナの前のスペースに移植した。カンナの芽が出てくるまでは空き地になるので、その間を埋められたらいいかなと。

 

そして種から育てたデルフィニウム・ミッドナイトブルーを地植えに。ヒマワリもとりあえず2本バックガーデンに植え付けた。支柱がなくなってしまったので急いで注文せねば。

 

隣の家から移動してくる地獄の使者、カレックス・ペンジュラの芽を慎重に探し今年も撲滅。

うっかり大きくしてしまうと、周りの植物を破壊する。隣の家のフロントボーダーももうかなりやられているのだが、園芸知識のない人と見えて、手を打っていない。3分の1以上が置き換わってしまっている・・。恐るべし。

 

エルダーフラワーコーディアルを作りました。イギリス、夏の風物詩。

木のそばに寄っただけであのとても素敵な香りが・・。

 

 

 

お花も花火のようでかわいらしい。

しかしここよりも、日陰の秘密の場所のほうが花は小さいけれど香りが良いので、そちらをメインに採取。

 

摘んできた花を洗って、溶かした砂糖液にレモンとクエン酸(なくても良い)と一緒に入れるだけ。虫は完全には取り切れないので、しっかり濾すことが重要。明日には飲めるだろう。楽しみ。

 

我が家と同じトーマス・A・ベケットを植えている家の人から、種まき用ポットを大量にもらった。引っ越しで不要になったものを片付けているらしい。ベケットさんは他の家にもらわれていくそうだ。「いつ見ても庭にいるね~」と言われてしまった 爆 来年はもうちょっとバックガーデンを充実させて、ゆっくりお茶したりできるようにしたいな。

 

 たそがれのぷぐ子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

液肥いろいろ

今年は自分の庭を愛でるのが忙しく、近所のウォールドガーデンなどにもあまり足を運べていない。もうバラが満開だろうから明日にでも行かねば。

セレスティアルのつぼみが開くまであと少し。

 

さて今年は、いろいろと液肥を使ってきました。

 

海藻の液肥

一家に1本。今年は50リットルの大瓶購入。このほうが安い。

重すぎるので、別の容器に移して使っている。

これ1本で芝生の手入れからバラまで何にでも使える。窒素が多いので、柑橘類にも。じょうろで水やり、葉に散布、どちらでも。何か一つ・・ということならこれがいいでしょう。

 

アンクルトムのトニックウォーター

成分謎、英国バラ協会お墨付き

これを週1から10日の割合で、バラの葉に散布。多分マグネシウムとか硫黄とかが入っているのではないかと思います。特に、黒点病やうどん粉病に効果があるらしい。

 

えひめAI

納豆菌パウダーとヨーグルトメーカーで簡単に作成可。地中の有用菌を増やしてくれるとか。

甘い匂い、夏場はアリを寄せ付けそうなので一旦停止中。これも10日に1回くらい使用していた。

身の回りにあるもので作れ、そんなにお金もかからない。効果があったかどうかはよくわかりません。家にあるモラセスの使用期限が切れそう&納豆作る時に余った納豆菌の消費として作っている。こういうのは劇的に効果があるものではない。

 

大量に作って自然発酵させる・・となると面倒、イギリスの低い気温ではうまくいかないことが多い。少量をヨーグルトメーカーで24時間発酵で作れば手間いらず。

 

二価鉄溶液

いわゆる、メネデールの自作。植物が鉄分を吸収しやすい形に加工して与える。

釘、いらなくなった鉄鍋など、要は鉄と、タンニン、つまり紅茶や緑茶、コーヒー粉末などを水に漬ければできる。

うちでは、砂鉄を購入し、タイツに入れて縛ってこぼれないようにして、紅茶のパック3つに水10リットルという配合で作成。3日で水が真っ黒になる。大体1週間くらいしたら使う。薄めても、そのままでもよい。

これは理論上は効果ありそうである。コストもほとんどかからない。

 

が、注意点もある。

野菜がおいしくなるという評判なのだが、あまり安易に使わないほうがいいらしい。鉄100%を使用するならいいけど、鉄くぎなんかだと、有毒な重金属も併せて摂取することになってしまうかもしれない。何が使われているかわからないしね。うちでは野菜にはとりあえずやらないことにした。

 

キトサン溶液

甲殻類の殻に含まれているキトサン、これも地中の有用菌を増やし、高い殺菌作用がある。昔おばあちゃんがカニガラを植木鉢にまいたりしていたが、つまりこの効果を狙ってのこと。健康食品としても売られている。日本だと液肥としても販売されているようですね。

 

イギリスでもパウダーが売られている。そのままでは水に溶けないため、クエン酸を入れて混ぜて、冷蔵庫で保存。3~5%濃度で作成し、葉に散布なら1000倍程度、潅水なら500倍程度に薄めて1週間から10日に1回のサイクルで使う。

 

葉が元気になる、シュートが出やすくなる、わりとすぐに効果が出る、ということだが・・確かにこれを使うと植物が元気に見える気がする。気のせいだろう 爆

 

クエン酸は家にあるし(料理、掃除などいろいろ使用できます)、キトサンは25グラムで6ポンド程度。これで1シーズンたっぷり使えるので、財布にも無理なく継続可能。

 

全体的に、効果のほどはこれからわかるというところでしょう。

今年は天候が良かったので、どこでもお花がきれいなんですよね~。だから液肥のせいとはいえない。

 

我が家は、そういえば今年は葉っぱがきれいかも? また花は去年よりも全体に良くなってますが、液肥だけが理由でもないと思う。

 

バラの黒点病やクロロシスが出始めるのは6月後半から7月になってから。うどん粉は我が家ではもともとほぼ出ない。またいわゆる薬の散布は一切行っていない。殺虫を含めイギリスでは必要ない。

 

こうやって見ると結構いろいろやっているようですが、真面目に考えず、そういえばやってなかったな・・・ くらいのタイミングで適当に実行中。

それぞれの植物を見る際についでに液肥もあげるって感じですね。

 

ジュビリーセレブレーション@リージェンツパーク

即位70周年おめでとうございます。

このお花は前回のジュビリーの時に作られた。やはり名花。内側から輝くよう。このような色の花は唯一無二。

今回は、コロナを何とか生き延びたことで、町中に喜びがあふれている。

 

 

 

 

ロサ・グラウカ

ロサ・グラウカ開花。

青灰色の葉にマッチした、明るいピンク。このバラ、やっぱりいいですね~。バラというより樹木として、庭の大切な一員。暑いのが苦手なので日陰エリアに向いています。

 

 

先日の空中庭園でも、去年植えこまれたと見えるロサ・グラウカがありました。

写真中央奥、アルミケラモリスとピンクのゼラニウムとの組み合わせ。

伸ばそうと思えば3メートルくらい行きます。また時間をおいて観に行きたい。

 

 

アイスバーグが盛りを迎えようとしています。

今年はなんと香りがある。隣のヘリテージから来ているのかと思ったけど、花が香っています。柔らかいティーの香り。

 

 

その隣のヘリテージ。思ったより花もちも良く、1つずつゆっくり咲いて、穏やかで優しい雰囲気。

 

あとはセレスティアルと、挿し木で育てているクレアオースチン(仮)の開花待ち。

挿し木のグレイスも間もなく咲きそう。

 

 

そのグレイスですが、微妙な色合いの美しいことといったら。こういう何色と一言で言えない表現が、デヴィッド・オースチンのバラの魅力。

 

 

 



来年に向け課題抽出中。バラに関しては、誘引をちゃんとやること。自然に任せていたところ、例えばファンタンラトゥールは花が下がりすぎ、ミセスジョンレインもたわんでしまい、せっかくの花が見えなかった。

 

ファンタンラトゥールは全体的に持ち上げるサポートを、ミセスジョンレインはそれぞれの茎を早めにサポート。

またヘリテージはシュートが上にまっすぐ、長く伸びるので、今のうちに横に誘引しておいたほうがいい。

スパニッシュビューティ用に、ついにアーチとパーゴラの中間的製品を発注しました。もう後には引けぬ・・!! プラチナジュビリーの連休に間に合うかな。

 

それ以外のバラは引き続き様子見。

 

なまいきお嬢ちゃんのハーロウカーですが

 

え・・ 軽く1メートル以上あるよ??@リージェンツパーク

 

ちびのくせにシュートの数がすごく、つぼみもひっきりなしにつけるので、とりあえずつぼみを落としているが見落としが出てまた花が咲きそうになっている。

生育旺盛な株は、幼年期に咲かせすぎると勢いをなくしてしまうことがあるので注意。今年は体を大きくするほうが先です。

 

バラが終わった後の仕込みもバックガーデンにて準備中。うまく行くかな~