今日は休み。
スピタルフィールドマーケットに行ってみた。このあいだラフ・トレードに立ち寄った際に久しぶりに通ってみて、面白そうだったので。
昔・・15年くらい前かな。その時に比べるととてもきれいになってしまっており、マーケットに出ているストールにも個性がなくて(今日はファッションの日だった)本当に尖っている人たちは、郊外や地方にいるのではないかと。何しろ土地の値段が高すぎてロンドンでは、安くて面白いことをやるのが非常に困難になって来ているのだろう。
少し離れたところにヴィンテージの地下マーケットもあり、覗いてみたが、ここで掘り出し物を期待するのは難しいだろう。中国・韓国人の女の子たちがお客さんで、結構高いものを買っているのには驚いた。日本人は全然いない。まあ、こんなところでお金を使うのはお勧めしないけどね・・。
それでもイースト・ロンドンのこのゆるい雰囲気は楽しい。ラフ・トレードは面白かった。LPって今1枚20ポンドくらいするのね。自主出版だとか、カセットとか、普通のお店では見られないようなものが多くて、CDの視聴もできるのだけどそのチョイスがまたすごい。ここで使っているヘッドフォンは音が良かった。そんなに高くないし欲しいと思った。
しかし入ったカフェは外れ。パニーニは温め不足でぬるかったし特においしくもなかった。お店の雰囲気は素敵だったけど。コーヒーだけ飲めばよかったのかもしれない。
トイレに行ったら、「デートであった相手がおかしいとか、何か変だと思ったらすぐに店員に声をかけて。こっそりタクシーかUberを呼んで、裏口から出してあげるから安心して」という張り紙があった。なるほどね・・デートとか考えつきもしないけど、若い子だったらそういうこともあるよね。
上手く探せば面白くて長居したくなるカフェはありそうだけど・・と思いながら適当に歩いていくと、ストリートフードマーケットにたどり着いた。
よく見るとカウンシルフラットがあり、移民の町に最先端のオフィスが混じり、???なローカルのお店に混じって気の利いた感じのカフェがいくつもある。
こういうところのほうが断然面白い。今度また来てみよう・・。ただイーストロンドンは、本気で危ない場所もあるので、人通りの少ない道は避け、暗くなったら女性は一人では行動しないのが原則です。