Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

(ほぼ)プラントベースチャレンジ

さて・・翌日の今日。

外は恐ろしい風でごうごうと鳴る音が。風の又三郎もびっくりだな・・。

犬たちも音に反応してときどき吠える。

 

左足のすねは何ともない! シンスプリントは完治。

しかし、左足の甲に違和感がある。今まで何もなかったのに突如復活という感じ。

昨日シューズにインソール入れていなかったのでそのせいかな。

インソール入れて走ってみて様子を見ます。それとアーチの強化をちゃんとやろう。

こういうのはこつこつやるしかない。

火曜日にまた治療に行くのでその時相談してみよう。

 

というわけで今週から再びトレーニング開始。

ひさびさにNYCの今週のメニューはというと、実はゆるめでEペースメインで、おかしいなと思ったら日曜日に29キロ走る設定になっていた 爆

しかし距離を踏まないとどうしようもないので設定ペースは無視していいから一応やる予定。

今週の注意点は休み明けなので週3回のみしか走らないということ。Eペース1回、いつものレギュラーラン1回と、週末のロングだけにしてあとはジムで埋める。

これで問題なければ来週から週4回のトレーニングとして続けていきます。週5回でやったらまた故障してしまいますから・・。

 

ところで表題の通り、1週間ほぼプラントベースの食事で過ごしてみました。

ほぼ、というのは、肉と一緒に調理した野菜を食べたり、高級プロテインパウダー(オーガニックなホエイのみ、これでスムージーを作るとすごくおいしい)がまだ残っているからそれを使っていたりはしている。

でも基本は、肉、魚、乳製品なしのヴィーガン食。

 

きっかけはネットフリックスでたまたま観たこれ

gamechangersmovie.com

ローフードとかマクロビオティックとか過去にも試したことがあるのです。

そのころはスポーツには興味なし。

ただ動物性たんぱく質を長期的に取らないとやっぱり元気が出ない・・となっていつのまにかやめてしまった。

糖質制限もやったことあるし、体重も落ちていいのですが、ロングランのステージに入るとどうにもこうにも持たない。

もともと乳製品はほとんどとらないし、お菓子もパンもあまり食べない。高グルテンなものは苦手。食べられないことはないけど・・逆にお米なしでは生きられない 笑

ブログタイトル通りお酒は飲めないのでアルコールで糖分を取ることもありません。

たんぱく質の補給のため、肉や魚を食べるのですが、魚はいいとして肉をたくさんとるのが年々しんどいなと思うようになってきました。白身のチキンであってもです。

 

で、この映画ですがあらためて、こんなにヴェジタリアン・ヴィーガンのアスリートっているんだな! ってことです。

もちろんスコット・ジュレクも出てくるし、あの「North」を走っているところも出てくるのだ! それだけでも一見の価値あり。

エンデュランス系のアスリートが多いのはわかる気がするが、アメフトやボクシング、パワーリフトなどでもちゃんと活躍しているのです。

 

それで、アメフト選手たちがご飯を食べているところがでてくるのですがそれがとてもおいしそうでした。まずいものを食べるのはいやなので 笑 おいしいのだったらやってみてもいいかな・・と思っていたところ、この映画のサイトに、映画で出てきたものも含めてレシピがたくさん出ている。

 

gamechangersmovie.com

 

実は1回プラントベースに切り替えようとしたことがあって、その草分けの本であるこれ

www.amazon.co.uk

ブレンダンはプロトライアスリートヴィーガンに転向、今はビジネスマンとして自分のプラントベース食品の会社を経営しています。彼のブランドVegaはオーガニックショップによく置いてありますね。

 

が・・このレシピは・・自分には合わなかった 笑 基本おいしくない。

組み合わせ通り作ると??になってしまう。数年前にチャレンジしてみましたがあきらめました。

おいしくないのは、このメニューが厳格であり、「体の負債を招くものは食べない」としているからで、小麦、カフェイン、砂糖、揚げ物、炭水化物もジャガイモはダメなど、刺激物を一切カットしているのが大きい。

上記に上げたものはもちろんとらないほうがいいのです。特に白砂糖はとる必要がないと思います。しかし揚げ物がダメとなるとメニューはかなり限定される。

ジャガイモも・・ポテトチップス食べるのはダメとしても、ある程度料理に使うのはそれほど問題ない気がしますが・・。

 

その一方でこのゲームチェンジャーのメニューは結構おいしいです。

プラントベースですがComfort Foodの置き換えがたくさんあります。カロリーや栄養内容の内訳もちゃんと書いてあるので、食べる量などは自分で決めればよい。

 

まあ、はずれなものもいくつかはありましたが食べられないことはなかった。

しかも、上記の本のメニューは下準備がめんどくさいものがあったのですが、こちらのほうは思いついたらすぐにできるタイプのものが多く、楽ですね。

 

それで・・

プラントベースにすることの最も大きなメリットとは、「疲れにくい」

これはすぐに実感できる。

動物性たんぱく質は消化に時間がかかる。年を取るにつれて消化機能が落ちてますます時間がかかり、消化にエネルギーを使ってしまい体の回復に手が回らなくなる。

植物性たんぱく質はすぐに消化されるので、エネルギーが体の回復に回りやすくなる。

というのが理屈らしいですが、どうやらそれは正しいようで、疲れにくく、睡眠もとりやすくなる。

 

この疲れにくさを実感できているので、続けようという気持ちになっています。

まああまり堅苦しく考えず、ごちそうを食べる機会などがあれば、肉や魚を食べてもいいと思ってます。

 

あと、お金がかからないのも魅力。

プラントベースの食事は自分で作ればすごく安い 笑

この国はもともとベジタリアン先進国で、ヴィーガンに関してもここ数年でさらに普及が進み、時々ベジタリアン/ヴィーガンといったカジュアルな取り入れ方をする人も増えたし、そのへんのスーパーでもこうした食品を普通に手に入れることができる。

また多国籍環境だからインドなどもともとヴェジタリアンの人たちもいたりして、メニューも多彩。

 

以前は、動物愛護や宗教と結びついたヘンな人たち、というイメージだったけど今は健康のため、が1番の目的にくるようになったしなあ。

 

しかし、メニューの組み立てをちゃんとしないとカロリー不足に陥りやすいのでそこは注意。

カロリー不足から過食に走って太っているヴェジタリアンの人も結構いるのだ。

 

というわけで今シーズンはできるだけヴィーガンでやってみようと思ってます。