Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

庭仕事の一日

今日は一日庭仕事。それだけで1万6千歩・・。疲れた。

 

まずフロントガーデンの西洋ツゲを刈りこむ。

電動のヘッジ用のこぎり使用。これとてもじゃないが低身長の女性一人では扱えませんWW

後ろを夫に持ってもらって何とか1本。ツゲは3本あるのであと残り2回。

ツゲは長年放置されていたせいか病気にかかっておりまして、とにかくいったん刈り込んで風通しを良くして来年から元気になってもらいたい。

と思ったのですが何だか変な形になってしまった・・刈り込みっていうのも結構難しい・・

 

このツゲを切ったことでやっと例のスゲ科の植物にアクセスできるようになったので、ごりごりと引っこ抜く。フォークでぐさぐさに刺して根っこを分けてから引き抜く。小さな株も見落とさず抜いて、やっときれいになくなった。

 

隣の家の庭にはこのスゲが花盛り・・・ううっ・・

以前の住人は丹精込めて庭を手入れしていたが、新しい住人は庭になどまるで興味がなく、もはや見る影もない。数年以内にこのスゲが隣人宅のすべての植物に入り込んで悲惨な状況になるのは見えているが、どうするのやら・・。

 

イギリスの家は、フロントとバックと2か所庭があって、フロントガーデンは人に見せるもの、バックガーデンはプライベート。フロントガーデンは自分の好きな植物を植えこむというより、外から見てきれいに見えるかどうかを優先したほうが良い。

 

予定としては、ツゲの木の間にバラとラベンダーを植える予定で、バラはすでに発注している。

だがその前に、土壌をつくらなければならぬのだ。これがまた大変なのですが、フロントガーデンは南向きで昼には暑くなってくるのでここでいったん退散。

 

午後は芝刈り、雑草抜き、そしてエッジング

夏場は最低でも2週間に一度は芝刈りが必要。現在は毎週行っているが、理想は数日おき。

芝もすっかりぼろぼろになっており、カバーするべく植えた芝が品種が違っていたらしく何だか庭がまだらに・・笑 これもきれいな状態に戻したいのだが、手っ取り早いのは芝ロールを買ってきて庭に埋め込む。ただお金がかかる。もう少し調べてどういう手を打つか決めたい。

 

芝刈り機の音が犬たちは大嫌い。とくにチビは吠えまくって芝刈り機にかみつこうとするので危ないから家に閉じ込めると、リビングルームのフレンチドアから悲しそうな顔でじっと見つめている。

ぷぐ子は、芝刈り機を押している私のシューズの靴紐をひっぱってやめさせようとする。やっぱりぷぐ子のほうが知恵がありますね。

 

芝は放っておくと通路にはみ出てきて道との境が見えなくなってくるので、専用ツールで切り戻し伸びすぎた芝をカットしなければいけない(エッジするという)。これも前にやったのはいつか覚えていないくらいなのでもうぼさぼさ。

これもほんの一部しかできなかった。ここまでやって後片付けしたら夕方であった。

ガーデニングとは肉体労働なり。

気候が良いので庭にいるととても気持ちが良い。そして夕方の光線の美しさは何物にも代えがたい。「庭があるということは天国の一片を所有しているに等しい」というそうだ。

 

明日もヘッジの続きと、前庭の土の改良作業を進める。