たとえばこういうバラ園。
実際に足を運べばそのボリュームに圧倒されることは間違いないだろうけど・・
そしてデザイナーの方も、オーナーの意向があるだろうから制限はあるのだろうけど・・
私にとってはこういうのは趣味ではない。日本の里山に溶け込むようなデザイン?? どこが?
また基本バラしかないとは、いくら四季咲きとはいえ花がそれほどきれいでないときはどうするのか? 他の植物がサルビアしかないとは? 非常に単調な印象しかありません。
バラのナーサリーであればこういうお庭になるのもわかるのですが。
さて、たい肥作りを始めました。アマゾンから予定より早く品物が届いたおかげ。
イギリス流だと、芝刈りしたあとの芝や、家庭用のゴミを混ぜて、人によってはここにバクテリアやミミズなどを混ぜたりして作っていきます。
この方式だとしかし芝やゴミの保管所など場所をとるので、もう少し小さく始めるやり方はないかなとずっと思っていたところ、こういうのを見つけました。
わざわざ本を買わなくてもサーチすればやり方がちゃんとでてきます。
必要なのは土嚢袋、いらない土と米ぬかのみ。
土嚢袋はPolypropylene Sandbagsでサーチすればアマゾンなどで5リットルの袋が買える。
問題は米ぬか。どうしたものかと思いましたが、海外では糠漬けを小麦のぬか(wheat bran)で作れるそうなので、ならばそれで代用してみようと思いつきました。
これだけだとちょっと心もとないので、お米のとぎ汁も用意。
やり方は
2リットルの土
2リットルの米ぬか(今回は小麦のぬか使用。安い)
1リットルの水(今回はお米のとぎ汁を利用)
を混ぜる。
大体手でお団子がつくれるくらいに固まってきたら、土嚢袋に入れて口をひねり、下にレンガを置くなど、下からも通気できるようにして雨の当たらない場所に置く。
夏場なら2~3日で発熱して白または黄色いカビができたら出来上がり・・とありますが、イギリスは気温が低いのでさらに時間がかかるかも。
これが種になるそうで、あとは、新しい土嚢袋5リットルに1回あたり500グラム相当の生ごみ(野菜くずやお茶の葉)を入れ、それが隠れるくらいの種を入れる。発酵するまでは、土嚢袋を軽く床にたたきつけて混ぜるようにする(ぬか床に似ている)。発酵が終わったらまた種を足して・・とやっていって土嚢袋がいっぱいになったら(5リットル)できあがりで庭に30センチ程度の穴を掘って埋める。
これだと家庭のゴミも減るし、庭を掘り返して処分に困る古い土をよみがえらせることもできて、非常に良いではないか。
虫がひどくわいたり、匂いがひどくなってしまったらもうその段階で庭に埋めてしまって、数か月放置しておけばそれはそれで堆肥になるそうだ。時間はかかるが失敗はしにくい。
もし小麦のぬかでうまくいくなら、パンを食べる国ですからこれは非常に安いものだし、お金もかからず必要なのは時間だけ。
というわけで今日種をさっそく作りました。フロントへの通り口の日陰になっているところに段ボール箱に入れてしまっておきました。
これで少しずつ堆肥を作っていって、フロントガーデンやバックガーデンの土を再生していこうという気の長いお話。
また今日はフロントガーデンのツゲの木を1本抜きました(夫が)。
電気のこぎりでカットしたものをさらに切って、そこまではなんとか終わったが、根っこが巨大でなんとスペードが折れたwwアスダで買った安物の12年選手でしたがお亡くなりになりました・・。
あとまだ2本残っているので、まあ何とか夏が終わるまでにはすべて抜いてしまう予定。
追記。
もっと簡単な方法がありました。
腐葉土に野菜くずを混ぜてしまう方法。これなら種を作るといって待っている必要がない。
実はすでに野菜くずのコレクションができているため、月曜日あたりから混ぜ始めてみようかな・・。