Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

端境期のウォールドガーデン

数日ぶりのウォールドガーデン。

土曜日だったので、カギがあいたのが7時少し前だった。

6月までの輝きは失われ、バラはマダムイサークぺレールとジャクリーヌ・デュ・プレが数輪咲いているだけ。花柄をバッサリ切ったあともあった。

それ以外のボーダーのお花も徒長ぎみで疲れが見える。今年は、1か月早く暦が進んでいる感じなので本来なら8月のお庭がこれなのかもしれない。

 

あれだけしっかり手入れをしているはずのこの庭園だが、北向き(白のゾーン)はバラの黒点病がひどいことになっていた。

ウォールドガーデンの外側のオールドローズ黒点病はもちろん、うどんこ病まで・・。

我が家のアイスバーグは、黒点病には少々悩まされるものの、うどん粉病には一度もり患したことが無い。

やはり日が当たりにくいというのはバラにとっては致命的なのだろう。

だが、同じく日が当たりづらい西向き(紫のゾーン)は、ジェネラスガーデナーも紫のランブラーもどこ吹く風で元気。この2つは相当丈夫なのだろう。もっともジェネラスガーデナーも花はなく、剪定ができなかったと思われる塀の上には巨大なローズヒップができていた。

 

同じ庭園の移り変わりを見るのは本当に参考になる。

盛りの時だけでなく、終わりかけの時を見て、それでも我が家の庭に植えたいかどうかを判断できる。

やはり優秀なのはラベンダー、キャットミント(シックスヒルジャイアント)、ゼラニウムフウロソウ)、銅葉のヒューケラ、レディースマントル、そしてクナウティア。これらは欠かすことはできない。庭の整備が終わり次第・・といっても植え付けは来年になるだろうが・・これらを入手したい。

 

袋が余っているので堆肥をもう1セット作ることにした。夏場にまとめて作成しておき、少しでも埋め込みエリアを増やせればいいなと思う。