Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

シュークリームが食べたいから作ってみた

ここの所ずっと食べたいと考えていたのでやっと作ってみた。

実は作るのは初めて。

過去にも何度か検討したが、シューを作るのが面倒なんだ・・ シュー生地を絞る? 絞りはクッキーでも、クリームでも惨敗の過去しかない。もうこの時点で挫折。あと霧吹きしろとか・・

 

だが、そんなものはいらないらしい。絞らなくてもスプーンで生地を成形すればOK、霧吹きなんて一言も書いてない、某国(英国ではない)在住の方のレシピを見て作ってみた。

 

210度で30分も焼くという点で嫌な予感がしたのだが・・生焼けのようなクッキーのようなものが生成された

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うちのオーブンは性能が良いので、それゆえに200度を超える高温で焼くというのはダイヤモンドをあえて炭にするようなものでして・・せいぜい10分が限界だろう。

というわけで没。

 

第2弾。

レシピを変えました。こちらは190度で20分、シューの生地は卵2個使用だが、全部使い切らず生地の様子を見て決めるように、とのこと。

シューで何が難しいかというと、生地の状態を決めること。やったことがないので何が正しいかがわからない。どうやら、「三角に伸ばせるようになったらやめる」 というのが正解。

 

クリームや白身の泡立てでつのがぴんと立った状態、というのがあるが、へらで生地を上に上げると軽くつのが建つような状態が正解のようだ。

 

ただこの状態に持っていくのに卵2個では足りなかったww 乾燥している我が国にありがち。しかも我が家はけちって不ぞろいの卵を使用しているので、卵2個といっても大きさがMサイズじゃなかった。カスタードクリームを作ったときにあまった白身2個を1.5個分くらい足したら、三角になったのでそこで停止。

 

結果。

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よっしゃ膨らんだ!! ・・・のはいいのですが、サイズがミニミニ一口サイズww

1個当たりの生地量を増すべきであったか・・ しかもちょっと固いような・・

 

犬の散歩から帰ってきて冷やしておいたカスタードクリームを、シューに挟んで食べたら、ちゃんとシュークリームだった。店で売っているまずいエクレアなんぞより断然おいしい。シュークリーム食べたのは何年ぶりかな。

 

もう少し大きくてふんわりしていたらなあ・・ というわけでこれから理想のシュー目指して毎日焼くこと決定。生地作成までに10分、焼くのに20分で30分あればできる。クリームを使わなければ大したカロリーでもない。甘くしないでホワイトソースをはさんだりしてもおいしそう。

 

多分カギは、生地の水分と温度、焼き時間なんだろうな。今回使用したレシピはこちら。

klpiyoko.com

ただし、カスタードクリームは別のレシピを使用。コーンスターチがなくても小麦粉でできます。

卵サイズが小さかったので黄身風味が薄かったのと、もう少し柔らかい状態で火からおろせばよかった(冷やすとさらに固くなる)ことを除くと、ちゃんとできました。

 

こつは最終的に火にかけながら混ぜるときに比較的低温から始め、液体から固まる瞬間を見逃さないようにひたすら混ぜ続ける。ホワイトソースを作るのと同じ要領。こちらはそんなに難しくないのでどんなレシピを使っても大差はないと思われる。

 

シューがきっちり作れるようになったらカスタードと生クリームでダブルクリーム・・あと栗のクリームを入れるとか、抹茶クリームとか・・ 楽しみですねえ・・