いよいよ10月で、はたと気づくとヒマダムがアプリコットでえせ梅干し仕込んでから1か月以上経過しておりましたの。
1日1回ひっくり返すのすら忘れていた今日この頃(おい)
袋を開けてみますと、かすかに泡立っております。ん・・??
そして妙な匂い、腐ってはいないと思うがかずおくんとは似ても似つかないこの香り。
あまりサイズも変わっておらず、見た目あんず色のまま。本当に梅干しになるのかな。
雨だし、寒いし、これはもうふぉざりん家にならってワープさせるしかない。
オーブンを解凍マークにセットして・・何度かよくわからないけどまあいいでしょう・・天板に並べてオーブン干し開始。
あら1個入れるのを忘れていた。味見してみよう。
口に放り込む。
そしたらなんと・・
酒になっていた (๑°ㅁ°๑)!!
えー!?
しかもしょっぱい。塩辛すぎる。むむー。塩と酢だけで酒ができる??
いやこれけっこうきつい。ういーっとくらあ・・(酒飲めないので)
あとアプリコットの匂いが・・これはどう考えても梅干しにはならない・・
いや、ここで捨ててはならぬ。気を取り直してオーブンに入れること数時間。全然ワープしない。
アプリコットが巨大すぎるからなのか・・うちのヤマトはぽんこつなのか・・
いやいや、じっくり干すからうまみが生まれるのじゃ。そのまま一晩オーブン内に放置。翌日もオーブン干しすること半日。温度を上げてもいいけど焼き梅ができても困る。アルコールが抜けてくれなかったらどうしよう。早くしわがよってくれないかしら・・ お顔にしわを期待するなんて梅干しだけだわ。そのままオーブンに入れてまた一晩放置。
そして、見かけが50代後半くらい(表現には個人差があります)にはなってきたのでもういいだろ、ってことで食べてみた。
お・・
おおっ・・・
梅干し味になってる~!
私はふっくら梅干しが好みなのでこの食感はよいぞ。
だが反省点が色々。
まず酸っぱくない。アプリコットに酸味がないし、リンゴ酢もそもそんなにすっぱくないですからね。レモンを足したほうが良かったのかも。
そしてやっぱり塩辛い。超低血圧のヒマダムでも血圧が100を突破しそうな勢い、おにぎりなら2個は必要だろう。レシピ通りにしたんだけどな。
でもまあこれならば、おにぎりの中に控えめに入っていればだまされる程度の味であろう。酸味が欲しかったらレモンを足せばいいのかもしれない。
そしてアルコールは・・ なくなった、と言いたかったが、やっぱりじわじわくるww 冬山登山にはいいのかもねww これは仕事やランニングの合間には摂取できないね。
で、実はこのまま放置しておけばアプリコット酢をつくることができたらしい。
その前の段階としてアルコールが生成された・・ということになるみたいだ。また知らないでもいいことを知ってしまった・・笑
酢ってこういうプロセスを経て作るのが本式なんだね。mother入りとして販売されているアップルビネガーも多分この方式だろう。面白いなあ。
アプリコット自体は感触は悪くないので、次回は塩分の割合を見直すことと、酸味を足すこと、そして4週間以内で干しのプロセスに移行させるのを忘れなければ 爆 大粒のえせ梅干しができそうです。
かずおくんが変性したアプリコット酒のほうは 爆 塩辛すぎて飲めたものではないのですが、これはこれで酵母が入っているので、一応薄く切ったショウガをぶちこんで薄める予定でございます。
朝6時前から酔っぱらっております 爆 干されたからアルコール度がさらに増したみたい。あははは~。
そうねえ、上のほうの方は70代くらいかしら・・。
くだらなすぎて眠いとまぬ犬が申しております