Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

グレイス

週末は寝込んでいた・・天気も良くなかったし。DIYも休み。

どうもですね、コロナ以降外出して公共機関の乗り物に乗ると体調を崩すようになってしまった。

Tubeやバスが消毒のため特殊な物質を使っているとか??

あるいは無菌・・ではないが減菌されている環境に慣れてしまって体の抵抗力が落ちているとか?? 

 

少しずつまともに走れるようになってきた。

今日は5K、キロ6分見ることなくちゃんと走れた。今のところこれで十分。

 

ついにアイスバーグをいまだかつてなかったくらい丸坊主にしました。もう少し切る予定ですが、枝が太いから特殊ツールが必要。木が完全に休眠に入ってからでも遅くはない。

ベケット氏も最後の花がついている枝のみを残して剪定。

奥様は花が2つ残っているので、ひどい黒点病の葉と細めの枝をカットしたのみ。

それ以外のバラもお休みに入っているのにバフ・ビューティだけがどこ吹く風、植え替えもしていないのに葉がどんどん伸びて花を咲かせそうな勢い。

そこで、12月になったらバフ・ビューティと奥様の位置を交換し、奥様はバックガーデンで、バフさんは表で咲いてもらうことにする。奥様はフロントにいると虫やうどん粉、黒点病にやられてしまうので、保護環境のバックガーデンで身綺麗に過ごしていただきたい。

 

ベケット氏の挿し木は成績が良くない。3本のうち1本は、下から黒くなって亡くなった。

もう1本は、謎の黄色いカビにやられている。葉を切り落とし、1階の玄関に位置を変えてみた。残る1本も葉が弱ってきている。冬の室内だと乾燥がきつすぎるのかもしれない。

 

さて我が家の隣家は80過ぎたおじいさんの一人暮らしで、いつも庭仕事に精を出している。フロントガーデンには名前のわからないバラが何本かある。日曜日に犬を連れて外に出たところ、なんと! 私が買おうかどうしようかずーっと迷っているデヴィッド・オースチンのグレイスがそこに植えられていたのだった。

 

何年も前からそこにあったはずなのに、全く気づかなかった・・。他のバラが全て2メートル近い「木」になってしまっているので、背の低いグレイスはその陰に隠れ、冬になって葉が落ちて、それでもなお咲いているグレイスに今やっと目が行った、ということになる。

 

やっぱりグレイスはきれいだ。デヴィッド・オースチンのバラは我が家には必要ではないと思うけれど、このバラだけは手元で見たい。四季を通じて花季が長く、それでいて乱れることもなく、アイスバーグ級に優秀な1本。香りがほとんどないのが残念だが・・前にも書いたが整った花で長く咲くタイプは香りが犠牲になることが多いようだ。

 

というわけで買っちまいました 爆 ベアルート(裸苗)だと今日まで15%オフだったし・・

ベアルートでの購入は初めてなのでちょっとどきどき。だが、土付きのコンテナ苗よりもこちらのほうが安いから、植える場所があらかじめ確保できていればこちらのほうがお得。

 

Gracewww.davidaustinroses.co.uk

 

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写真はデヴィッド・オースチンのサイトから引用しています

デヴィッド・オースチンはバラの登録商標が切れる15年あたりで、人気があってもバンバン廃盤にしてしまう。90年代ごろにかけて大変人気があった名花も今は手に入らない。グレイスも世に出てからそれなりに時間がたっており、そろそろカタログ落ちする可能性がありそう。

※2001年作出とのこと。登録商標切れてますね。今買って正解かも。

 

おじいさんに頼んで挿し木を分けてもらうことも考えたのだが、夫に相談したところ、その値段なら自分で買いなさいと言われた。実はここの家からの木がうちの庭に大きくはみ出してきており、秋の落ち葉に悩まされている。それで毎年こちらで枝を切らざるを得ない。これが気に入らないらしく・・ただ法律上はみ出してきているものは切られても文句は言えないそうだ。むしろ放置していることについては相手側が処置する義務がある。

 

ただおじいさんは高齢で木を切ったりなぞはもうできない。それでうちが切っているという微妙な関係で・・会ったら話はするし険悪なわけではないのだが、まあそんな流れもあり、もらうのはやめることにした。

 

やはりウォールドガーデンで実物を通年で見て決めたのがよかった。

来年はリージェンツパークに通ってバラの四季の移り変わりを見たい。もともとここで週末のランニングをやっていたし、来年の春は出かけられるといいなあ。