Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

夢が広がる種

今年は異常気象・・

我が家のルドベキアもゆーっくりゆーっくりながら本当に花が咲き始めた。12月にルドベキアが咲くなんてありえない。と、思ったらいつものルートを外れた散歩先で咲いているのを見かけた。

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我が家のルドベキア。つぼみがついてからここまで来るのに2か月以上

 

ぎょっとするほど巨大な緑の芋虫を庭で発見。冬に? こんな? ちょっとつついたらすごい勢いで飛び跳ねた。意外と動きが素早い。暖かすぎて間違えて孵化してしまったのではないか。正体はわからず。モンシロチョウの幼虫かな?

 

そしてしつこいくらいに雨が降るから、ランニングはおろかガーデニングも停滞中。

 

雨上がりにあわてて堆肥の種を作った。カビが出てきたら終了なんだけど、冬場だし、もうスタートしちゃってもいいかな。この方式だと量がたまってきたら穴掘って埋めてしまうので、極端な話種がなくてもいいのだ。分解にはその分時間がかかるかもしれないので出来上がりまでに3か月以上は見ておいたほうがいいかもしれない。

 

種専門のナーサリーから来年のカタログが届いた。これがね~夢が広がるんだよねえ・・。苗で買うよりはるかに安いこともあってついつい買ってしまう。

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今回は野菜とハーブを中心に購入。できるだけじかまきができて簡単に育てられるものを選んだ。食べられるものなら夫も文句を言うまい。しかしこうなるとコールドフレーム欲しいですねえ。今あるShedの屋根を伸ばしてもらうだけでもかなり違うのではなかろうか。

 

たくさん買った中でも特に楽しみなのがイチゴ、トマト、小松菜。赤しそは梅干しとかジュースとか作るのに役立ちそう。

私の大好きなアップルミントや、ニオイスミレも。これで憧れのスミレの花の砂糖漬けを作るのだ。そしてそれをケーキの上に載せて・・って、アイシングがめちゃくちゃ下手なんで・・はは。

 

今回は買わなかったが壬生菜、三つ葉、日本のと同じかどうかわからないがごぼうらしきものもあった。壬生菜はコールドフレームがないと無理そう。三つ葉はそれほど好きではないので利用する機会がないかも。ごぼうは、発芽率が非常に低いのと植える場所を思いつかなかったからあきらめた。コンポストで土壌改良エリアが増えてきたらそのうち植えてみたい。

 

本格的に野菜を育てられるようなエリアがうちの庭にはなく、アロットメント(貸し農地)はロックダウンで人気急上昇となり空きがまったくない。とはいえいつの日にか通常生活に戻ったならば、畑で野菜など作る時間はない。この国では貴重な大根やはくさい、ごぼうなど畑で育てたらさぞ楽しいと思うが・・。

 

植物の名前はかなり知っているほうだと思うが、このカタログ、英語・ラテン語で、しかも写真がゼロ(下のカラー写真は口絵程度に入っているだけ)だから読み応えあるわ~。暇つぶしになる。ネットと首っ引きで写真見ながら覚えていく感じ。

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あと、ミョウガを育ててみようと思っている。これはタネではなく、苗を買うことになる。

ナーサリーで売っているところをいくつか見つけた。日本・韓国原産のものは耐寒性もあるし、普通に育てられそうだ。オーナメンタルプラントとしてこちらでは扱っているらしい。今はクリスマスやブレクジットで物流が大混乱しているからもう少し落ち着いたら注文しよう。

 

いやー楽しみだ。実用的っていうのはいい。少し難易度の高そうなものも買っちゃったけど、それはチャレンジということで。発芽しなくても値段が安いのと、種がたくさんあればまた挑戦できるからあきらめもつく。

 

2021年への希望を胸に植物を夢見るのであった・・