あんこに抹茶をティースプーン1杯かけて食べる。
まずい小豆をやっと消費し、おいしい小豆に切り替わった。まとめて作ろうと思い1キロゆでたら、鍋の中で膨張してしまいあふれそうになった。ル・クルーゼの27センチ鍋では700グラムが限界かな。
そして小豆はたっぷりの水でゆでないとあくがのこることを知った・・ 苦いww
だが不思議や不思議、時間がたつとともにその苦さも消えてなくなったのであった。
あんこと抹茶の組み合わせ、本当に幸せ。
小豆は甘くしないでただ煮たものを、玄米にかけて食べてもとてもおいしい。栄養的にはこの組み合わせ、お互いに足りないものを補完しあって完全栄養食品といっていいのだそうだ。人間の食生活の歴史を見ても、豆+穀物のレシピは多い。
もうすぐ春。あと一息。そういえばまだストロベリーとパープルバジルの種まきをやっていないや。
腐りかけてダメかも? のヒアシンスも、水栽培に切り替えて無事に芽が出てきた。
ヒアシンスの香りといえばヘッセの「デミアン」。
名無しの主人公がデミアンのお母さんに心を惹かれる。その家はいつもヒアシンスの香りでいっぱい。ヒアシンスの花が咲く、透明な空気の季節だけの短い出会いでもあったわけですが・・
ヘッセは「アイリス」という大人のおとぎ話も書いている。21世紀ではちょっと痛いタイプの女性の話ではあるのだが・・今ならこういう人も世界に居場所を見つけやすいのではないかな。世界は進歩している。アヤメもそのうち気に入ったのを何か植えてみたい。原種系なら小さくて邪魔にならないからいいかな。
冬の終わりの園芸家はみな夢で胸がふくらんでいることだろう。