もう本当に不器用なのですよ私は・・。
刺繍糸だって放置していたらめっちゃくちゃ絡むに決まっているので、最初が肝心。
あんなす先生ほか多くの人がやっている、みつあみにして保存処理をすべての糸に対して行うことにした。
刺繍糸とは全部ほどくと8メートルあります。いったんすべての糸をほどいてから両端を合わせて半分に折る→また半分に折る→三つ折りにする という工程を取る。
だが・・
8メートルをほどいているあいだに糸がからまってどうしようもない 爆
そんなど基礎でつまづいているのは自分だけなのか、何を見ても、ハイ、3つ折りにしました!
という結果しかなく、
「売られている束をからませずに8メートルにほどきなおすにはどうしたらいいか」
に対する回答がない・・・
自分はどれだけ不器用なのだろうか・・??
やむを得ず、60センチずつ糸を引き出して、1本1本切っていって束ねる方式をとっていたのだが、これでも糸が途中でからむ 爆
しかも、60センチに完璧に伸ばして切っているわけじゃないから終わりのほうが微妙に長くなるのが嫌だ。
やっぱり折ったところで鋏を入れるほうが自然に分割できるし作業としても速いはず。
なんかもう書いていて自分でも情けなくなってきたが、わからないものはわからない。だがユークリッド幾何学やサンスクリットの学習じゃないんだぞ。そんなはずないだろー!!
それに対する答えはこれだ。
私みたいなバカもなかなかいないと思うがポイントを解説しておく。
- 糸をばらすさいに、2つあるラベルを外さない。
はずしたらあっという間にもつれてしまいます。右手ですーっと引っ張って、ある程度長さが出てきたら糸の先端を重しでおさえる。
- DMCの糸は最後までひっぱるだけで外せます。
ただし! 糸が少なくなってきたらラベルが落っこちるので、その時に糸がばらばらにならないよう、左手でちゃんと糸全体を保持しておき、糸の輪を手首に通してほどいていくとやりやすい。
- 全部抜けたら、糸の両端をあわせて、右手で両端をもち、両手で糸をしごくというか引き抜くようにして輪になっているところまで移動する(よってはいけない)。
しごいて糸をまっすぐにしテンションをかけることで糸が絡まず輪になっているところに到達できる。そこからまた半分に折って同じ動作の繰り返し。
- ラベルを通す際は、半分に折ってその折り目から通すと入れやすい。
なんと! これであっという間にきれいに糸の処理ができる。みんな器用なんだね。私にはわかりませんでしたよ。昨日からずっと悩んで夜も眠れませんでした 爆
2つのラベルを通して真ん中で糸をおり、ゆるいみつあみにしたらできあがり。
【字幕付き】刺繍糸の整理の仕方【基本のステッチシリーズ】アンナスの動画でわかる刺繍教室〜annasのQ&A
さて刺繍糸というのは、メーカーとそのタイプにもよるが、例えばもっともポピュラーなDMCの25番の基本ものだけで、まず300色くらいある。
ある程度買い集まれば、手持ちの糸を使って適当に刺すということもできるだろうが、本を見ながらその通りに刺したいということだと、番号指定で糸を買っていくことになる。
これがめんどくさい。
まず、絵具みたいによく使う色、48色セットとか売ってくれればいいのだが、そんなものはない 爆
まとめて買ったほうが送料も安くつくので、作りたい作品の糸番号をメモして大量に買う・・のだが、はて、この色は他の作品にもあったかな? それとももう持っていたかな? なんていうのがだんだんわからなくなってくる。
そこで面倒でもエクセルに全部番号を入れていき、購入予定のもののなかでだぶりがないか、次にすでに持っているものでだぶりがないかのデータチェックをかけることにした。これなら無駄がない。
さらに・・・
刺繍糸には種類もある。英国だとDMCかアンカー、日本だとこれにオリンパス、コスモが入る(もちろん他にもメーカーはある)。そしてそれぞれの色番号が違う。
だがなんとこれを解決するためのツールがある。
これ100円でいいから有料にすれば結構な金額になっていたと思うよ・・無料で公開されているanimoさんえらい。
それにしても刺繍糸ってきれい~。
眺めているだけで楽しいし、たくさんほしくなる。糸があまったら編み込みのブレスレットでも作ろうかな。