Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

アルファベット完成と、刺繍でやりたいこと

完成しました。

実にいろいろなことを学んだ。このキットで13のステッチをマスター。

出来立てのためしわだらけですがww このあときれいにして額装の予定です。

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恥をしのんでお手本を下にあげておく。

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どう考えても2本どりでは無理では? という個所は1本どりに自主的に変更。

Q のデザインは、印字されている図案(Qの下の赤のカールの部分)が写真では刺されていない。迷ったのですが図案通りに刺しました。

 

大体できるようになったが、どうにもこうにもダメなのがバリオンノット・・専用の針まで買ったのにうまくいかず。もっともこれは中級程度の人でも苦戦するステッチだからやむなし。

 

よく見たら、バリオンノットなんて図案では6個ついているところが、完成写真では5個しかついてないww

証拠写真↓ H2と書いてあるあたりをご覧あれ。

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あとどうにも納得がいかなかったのが P

 

指示ではボタンホールステッチとなっているのだけど、こんな小さな文字を無理やりボタンホールステッチでかがるより、アウトラインステッチで輪郭を取って中を埋める方式のほうがはるかにきれいにできるではないか。むしろチェーンステッチで輪郭だけ取るとかのほうがかわいくてよかったのでは?

 

大体、完成写真で見ると細い線にしか見えないけど、こんなに細かくボタンホールステッチが人間に刺せるのか・・・? 無理。これでも相当細かい作業をやっているのです。Oなんて、レイジーデイジーステッチが一体何個ある? しかもその中に細い線を1本刺しているのですが見えないww

 

原則として

  • 図形の内側から刺す。外を先に刺して内側に進むと針がひっかかってやりにくい。
  • アウトラインステッチ等で輪郭線を取ってからサテンステッチにする。
  • 針は、まっすぐ、布に直角に刺す(そうしないと目が狂う)
  • 目の大きさをそろえる(これが、難しい・・)
  • 目を平行に刺す(これも、難しい・・)

 

 結局今週いっぱいかかってしまったなあ。次は、いらなくなったシーツでバッグを作ろうと思っているのですが、今週末までに裁断するところまでたどりつけるかな。

 

さて、刺繍作業の合間にいろいろな情報を集め、自分は何がやりたいのか考えてみました。

ただ刺すだけだと、家中がおかんアートの巣窟になってしまう。基本はバッグとか、手持ちの服に刺してみるとか、使えるものに刺す。

 

さらに、どのようなものを刺したいか。

今の刺繍って、すごくかわいい、きれいなデザインなんですが、なんだかどれもこれも似たような感じでちょっとつまらない

 

例えば、過去のアーカイブを見て自分なりに考え、デザインすること。例えば今から100年ほど前のヴィクトリアンから1920年くらいまでの意匠、日本の伝統工芸、もっと古い図案など、版権の切れた、パブリックドメインにあるものだけでも山のようにネットで見ることができる。

 

なんにせよ今は技術がなさすぎるので、練習を積みながらできることを増やしていく感じなのですが。下手でも失敗でもいいので、自分がこれがいいと思うものを作ってみたい。

いやあ夢がいっぱいあっていいなあ。次のデザインもこれを刺したいというのが1つあるので、とりあえず挑戦してみることにした。