英国の刺しゅう糸のスタンダードはDMC。手に入りやすく、色も美しく、いうことなし。およそ500色、さらにラメ入りや多色などの変種もある。
刺しゅう糸がどんどんたまっていくので、ちゃんと管理しないと同じ色を何度も買ったりしそうである。
最初はエクセルで、糸ナンバーを入れて管理していたが、自分がどのような色を持っているのかが把握しづらい。何系の色が不足しているかなどを直感的に理解したいなあと思って探したところ・・
なんと、番号に色の名称及び、色見本までついているファイルが公開されていたのであった。
色はRGBだから本物とはかなり異なるものもある。それでもこれで大体の見当がつく。
お義母さんにもらった糸もいれてみたところ、ピンク、緑が非常に多い割に赤がほとんどないという結果となり、次の図案に向けて糸を注文する際に赤系を追加した。
Libidan卿ことMr.XStitchのサイトはとっても面白い。本人が「刺しゅうの概念を変える」といっている通り、こんなことができてしまうのか!! と思う作品が見られる。
男性ももっと刺しゅう界にデビューしていただきたい。クロスステッチはコンピューターグラフィックスと原理が同じだし、アートはもちろん、オタクカルチャーとも親和性が高そう。
さて・・
糸はたくさんあるのに、図案ごとに指定通りの糸を買うのもなんだかなあ~。特に少量しかつかわないであろう色をすべて用意するのももったいない気がする。
そこでこれ
例えば612の代用を探したい。
番号を入れて検索すると、似た色および、オリジナルの色との比較まで出してくれる。
これもRGBなのであくまでも目安でしかないが、何もないよりは相当役に立つ。
お義母さんからもらった糸のうちアンカーと J&P Coatsのブランドもあった。
アンカーはそこそこ有名なので、DMCへのカラーコンバーターもあるが、Coatsは聞いたことがない・・
だが探したらちゃんとあったよ。
これで大体の色の見当がつけられる。
ちなみにCoatsはスコットランドで起業した歴史ある会社で、現在も存在するが、DMCのようなホビー用よりも産業用の刺繍糸に力を入れているように見受けられる。
ただし、たくさん使用予定=図案内の面積が大きい場合、仕上がりの印象がかなり変わってしまうので、その場合は置き換えないで指定の番号を買うほうがよさそう。
これから作ろうとしているバッグであるが、刺しゅう糸のお礼にお義母さんに贈ろうと思っており、図案もそれにあわせてイースターのテーマに変更することにした。約1か月で完成できるかな・・