Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Op. 9 イースターウサギ 刺しゅう完成

ひたすら集中して刺すこと1週間。

 

これが図案。オリジナルはこちら。ダウンロードするには登録が必要。

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面積の大きい刺しやすいところからスタート。

バケツの外側から刺していく。

このバケツが一番時間がかかった。ブリックステッチ、縦の赤い部分・横の茶色い部分それぞれが平行でなければいけないので、一目ずつ確認しながらじっくり作業。

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手や首が重なるところは残して、先に外側の花から片付ける。

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手と、バケツとの間に隙間が空くのを避けるため、先に手を刺して、そのあと隙間を埋めるようにバケツの残り部分を刺す。うまくカバーできた。

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中央の花を刺す。茎が意外に難しい。葉っぱは、サテンステッチに変更した。

花と葉っぱを刺してから、残りの隙間を埋めるように茎を刺す。自然なカーブがなかなか出ない・・。

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顔がこの図案の命。先に、耳を刺す。

顔の輪郭線は、1本どりのアウトラインステッチ。

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そして完成。めっちゃかわいい。

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ちなみに、テストで刺した時のもの。ぷっ 笑

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こちらが本番。別人28号(古)

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今回もまたいろいろと学習した。

とにかくこの図案のカギはウサギにある。

 

顔の輪郭線が残らないように1本どり、かつ、少し隙間を開けてサテンステッチ等で埋める。同時にサテンステッチで刺しづらいところは輪郭線でカバーする。

 

刺す手順が重要。

まぬ犬の毛並みをじっくりと観察し、かつ、シルクシェーディングについても調べた結果、毛並みとは、手前にあるものが最後に、長くなるのが原則であることがわかった。

 

そこで、顔の下側から、最初は短いステッチで刺していき、頭部を最後に、上から長めに刺していった。

 

ロングアンドショートステッチは、これまで終わりのほうになると刺す場所がなくなって、重なりが増えて段ができてしまっていたのだが、根本的な間違いを発見した。

 

ロングアンドショートは下記のように、ジェイソンになるのが正しい。

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怖いww

一目とばしでこのように間が空いているのが正しい。この食い違い隙間があるから、初回に刺した時のような目立つ段ができなくなって、なめらかな表面になる。

 

そして目。

前回誤って目の外側にもアウトラインステッチを茶色で入れてしまっておかしくなった。

また顔を全部刺して最後に目を入れる設定だったが、顔を下から刺し、目を次に刺して、最後に残りの毛を頭から刺していく方法に切り替えた。このほうがきれいに埋まる。

さらに、図案にはなかった白い光も入れた。これがあるとやっぱり生き生きして見えるね。画竜点睛。1本どりで慎重に数回入れている。

 

次は恐怖の裁縫に取り掛かる。