Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

開花、そして種まき

梅は~咲いたか~桜はまだかいな、っと・・

 

今年は新記録ではないだろうか。我が家のさくらんぼの木が開花した。気づけば、うちの近所のソメイヨシノ系の桜も全身が薄ピンクに染まってきており、来週あたり開花が始まりそうである。

 

我が家のさくらは植えてから一度も実がついたことがない。今年は鶏糞・魚灰と肥料を入念にあげてみたのでもしかしたら!!

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そのとなりのプラムの木も花が咲いた。

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この木も、実がなったのはこれまでで数粒、しかも食べられないし・・樹勢が強すぎる割にいいところがそんなになく、根っこが伸びすぎで、切ってしまおうかとずーっと思案中。プラムの代わりにりんごをもう1本、あるいはアプリコットを植えるとか。

 

りんご、なしも芽が膨らんできた。花が咲いてから葉っぱが出るんだよね? 去年は実がならなかったりんご、今年はお手入れ十分で期待大。

 

アイスバーグの新芽。ぴっかぴか。こんなにきれいな色見たことがない。

去年ほぼ7か月花をつけつづけたから、さぞ疲れているだろうと強めの剪定をし、出てきた芽を選抜する芽欠き作業も行った。栄養もばっちり。今年は少なめ、大輪でいってほしい。

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それ以外のバラも元気。

唯一おとなしめなのがファンタン・ラトゥール。場所がいまひとつなのか、成長が遅いタイプなのか・・。

挿し木したアイスバーグのユキちゃんは葉っぱがどしどし増えてキラキラと光り輝くようだ。バラを1本だけ植えるなら、アイスバーグをお勧めしたい。丈夫、手入れいらずで花がたくさん咲いて、しかもどのような庭でもなじむ景色を作ってくれる。とげも少ない。

 

同じく挿し木のトーマス・A・ベケットは、成長もしないが死んでもいないという状態で、思い切って戸外に出してみた。あと1か月待っても根っこが伸びてこないようなら潔くあきらめ、やり直すつもり。

 

ビバーナムもゆっくりゆっくりとですが、芽が成長していてほっと一息。

この場所はこれで3代目、いわゆるドライシェードといわれる木々の影に当たる場所ゆえ、土に栄養がなくぱさぱさ、日照時間も短いので、植えても枯れたり、さっぱり育たなかったりと苦戦してきたが、今回はどうにか育つようです。

 

そもそも、苗が家に届いてから今の場所に最終的に植え付けるまでの間、ほったらかしにしていたため生き残れないかと思っていましたが・・がんばれ~。

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先日の母の日、母の日なんだからガーデニングを手伝えと夫に穴を掘ってもらった。

以前馬用のショップから小麦のぬかを大量に購入し、雨ざらしにしてしまったためカビが生えた。少しくらいなら問題ないのだが、コンポストの素と混ぜるときに取り出そうとすると粉塵がとびちるようになり、前回は肺が痛くなった。これはいかん。病気になる。

 

というわけで一気に大穴を掘って全部埋め込むことに。

さすが男手は違うな。私だったらこのサイズを掘るのに数日はかかってしまう。棺になりそうな穴がすぐにできた。

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うーむ、こういうふうにまとめて作業するほうが早くていいかも。

コンポストを埋め込む予定地の8割にシートもかけたので、以後はシートの作業をする必要もなくなった。50センチでなく30センチの穴を掘り、こまめに生ごみを埋めていけばよいのでは。

 

小麦のぬか、馬用ショップは確かに安いが場所もとるし、かなり重いので次回の購入はどうするか思案中。夫に根回しして穴を掘ってもらってから注文し、すぐに植えこむのがいいのかも。その場合は1年に1~2回の注文で用が足りそうだ。

 

球根類も死滅することなく植え付けには一応成功した模様。

ピオニーは植えた球根3つともすべて発芽した。やはり日当たりのよい場所にいるものの成長が早い。太陽ってすごいですね~。

 

アリウムもフロント・バックガーデンとも順調に発芽中。

新芽のうちはこんな3角形なんだな。花にしか目が行かないので気づきませんでした。

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ヒアシンスは室内で育てたものはまだまだ花がついており、戸外で育てたものは花がつかない状態。環境によってずいぶん違うものだなあ・・

スイセンのタリアは葉は伸びるのだがまだ1つも花が咲かない。気長に見守ろう。

 

ダメだったもの、あきらめたものは

アプリコットの種。冷蔵庫で冬越しさせたがうまくいかなかった。

ベルガモットの種。気長に待ち続けたがどうしても発芽しなかった。

 

ベルガモットは、お店に苗が再入荷はしたけれど、やっぱり値段が高いのと、去る2月のような大寒波が来たら我が家では枯らしてしまう可能性も高いから、今年の冬になってもやっぱりほしい! と思うようならその時に決めようと思う。

 

先週は種まきもせっせと行った。が! 強風のため外に植えたものは2つが吹き飛ばされて全滅 涙 たまごの紙ケースに入れていたから、重さが足りなかった。

 

こういうときのためにやっぱりコールドフレームがほしい。ただケースのような高さのあるものでないとまぬ犬に襲われてしまう。

 

室内まきにしたものは、早々に発芽した。

トマトのガーデナーズディライト。家庭菜園用のトマトとして大変有名。

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発芽ってわくわくしますね! 

テイクアウェイの容器を2重にし、底にカッターで軽く切り目をいれ、外側の容器に水を少し入れて底面から水を吸わせるようにする。

表面が乾きすぎていたら霧吹きか、コップの水をそっとかけて湿らせる。

 

アガスタ―シュ。発芽に30日はかかると書いてあったがあっというまに芽が出た。この窓辺の環境があっているのだろう。アガスタ―シュはオレンジと紫という珍しい品種で、花がとても楽しみ。

種が小さいので、発芽するまでトマトと同じく土を湿らせつつ、種が水で浮いてしまわないように気をつけるのが大事。

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このあと、アルミケラモリス、ラビットテイルという文字通りウサギのしっぽのような房ができるものと、ジャーマンカモミールをまいて、今月の種まきは無事終了。

4月に種まき予定のものは少なく、次のピークは5月。すべて外まきなので管理も簡単。

 

さて、そうこうしているうちにワクチンの接種がやってきた。

今話題のオックスフォード・アストラゼネカでした。ここから急に供給量が下がるとニュースで発表もあったし、2回目、無事に6月に受けられるのだろうか・・。

24時間以内にあったことといえば、

  • 口の中が苦い
  • 注射を打った左腕が軽くしびれる
  • 関節や筋肉が痛い
  • 頭痛、だるい
  • 寝苦しくなって起きた

パラセタモルを飲んで何とか乗り切り、24時間経ったら普通に戻りました。左腕にやや違和感が残っているくらい。

 

夫は頭痛と、顔にむくみ、関節痛などがありましたがこれも一晩経ったら回復。副作用問題がさかんにとりあげられており、EUでは使用中止になってますが、とりあえず我が家の場合は無事に終了。もちろんこれで防止できるわけではないが、少し耐性がついたことになるので一安心か・・。