Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

フェンスを新しくする

今日は朝からフェンスの修理。

裏庭の左手部分は隣のおじいさんの所有、右手側は我が家の所有で、こちらのほうも1枚パネルが壊れてしまっていた。

 

お隣さんに一応許可を取って、パネルを外し、新しいものに取り換えるのだ。木でできている土台それもついでに交換し、これまでよりも大きなサイズのパネルに変えるので、間に入っている支柱を引っこ抜いてこれも古いので新しい支柱に変えて埋め直す。

 

本当は全部フェンスを新しくしようと考えていたが、今のところまだ使用できるのと、買おうとしていたパネルが品切れでなかなか入荷しないので、取り急ぎ1枚交換することにした。

 

そしてパネルサイズが変わってしまったので、中途半端なサイズができてしまうので、古いパネルを切ってサイズを小さくし、これまでのフェンス部分と新しいパネルとの間をつなぐ、とこういう計画である。

 

まずは、古くなった土台をとりはずし、周囲の芝を芝刈り機で刈って、支柱を引っこ抜いて深さを測ってみたところ、60センチほどであった。

 

ほほう、私がいつもバラ用に掘っている深さと同じだわ。新しいフェンスのサイズを計って、そこから新しい支柱の位置を割り出して、そこに60センチの深さの四角い穴を掘る。

 

これが結構大変だった。バラならば、深さ60センチ、縦横も最低でそのくらいかもっと大きなサイズなので考えたことが無かったが、フェンス用の穴は、縦横それぞれ30~40センチくらいと小さい。細くて深い穴というのは、土を掘りだすのがかなり難しく、最終的には腕を伸ばして土塊を取り除くことになった。

 

今日は穴掘り1つだけだからいいけど、支柱交換なら1日に何本も掘らねばならないわけで、よってこういう支柱用の穴掘りツールというのがあるのだ。20ポンドくらいで買えるので、バラの植え付けの時などにも使えるし、買ってもいいのでは? という話になったが、でもまたこれで道具が増えるとなると・・ バラやシュラブを植えこむのもせいぜい今年か来年くらいまでだろうし・・ということで、とりあえず今日は結論出さず。

 

そして、角材を入れて穴の底をできるだけ均等にならし、そこへ砂利を底から5~10センチくらい入れる。フロントガーデンをきれいにしたときに取り除いた砂利を使用。

 

反対側の支柱の金具を新しいものに変えて、その下の土台の板を地中に埋め込み、支柱が水平になっているかどうかを見ながらパネルをはめ、支柱の穴にコンクリートを入れて固め、最後に調整をして・・ とここまでで1日が終わった。

 

本当は今日1日で、残りの古いパネルを切ってつなぐ作業も終わるつもりだったのだが、時間切れ。

 

夫は周りが驚くくらいDIYが得意というか、仕上がりが非常にきれい。その分、工程数も多いし確認作業も多い。支柱が水平になっているかどうかだけでも、何度も何度もチェックをかけて、微調整し、土台やパネルのはめ込みもきっちりはまるまで細かく調整。

 

やはり、こういう調整作業、やり直したり、テストしたり、仮のモデルを作ってみたりというのをやらずしてきれいな作品はできないよな~。また、切る、とか、つなぐ、とか、とめる、といった作業そのものの正確さも必要。何度もやれば学習して、完成形までの工程数が減っていくのだろうけど。

 

そういうことか・・。

子供の時の私は、手芸にしろ、工作にしろ、頭がこんがらがってしまってどうすればいいかわからず、不器用、の一言で片づけられてきたが、単にゴールにたどり着くための方法論をまともに教えてくれる人がいなかったからだな。

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明日こそは残りのパネルを片付ける。

刺しゅうのほうは、新しい図案、今回はとてもやさしい内容だったのですぐにできた。巾着を作ることのほうが今回の目的。これも明日、ミシンを出して仕上げてしまう予定。