残りのイースターホリデーは、巾着作りに挑戦。
まず、使用したのはこちら
エコバッグが作れたから、巾着もそれなりに作れるだろうと思ったら甘かった。
特にぐっちゃぐちゃになったのがひも通し口をコの字型に縫うところ。
そして全体的にサイズがまた合わない。冷や汗かきながら折り目を変えたりしてなんとかごまかしたものの・・かわいいパグの刺しゅうが台無し 涙
娘は喜んでくれたし、ポーチとして使えるには使えるが人前に出すのはいまいちなレベル。そこで巾着だけいくつか作ってみることに。
2個目は、あき口のサイズを小さくすればいいのではないかと7センチから6センチにしてみたら、余計に縫いにくくなってこちらは途中で放棄。
3個目。このあたりで、この作り方ではうまくいかないのではということに気づいてさらに調べる。
ソーイングに慣れている人ならこれでも形にはなるのだろう。でも自分には技術がなさすぎるので、この簡易版では逆に難しくなってしまう。
そこでわかったのが、
ほつれ処理をジグザグミシンでやるのはお勧めしない
布がつれてゆがみ、サイズにずれが生じる(我が家のミシンと今回の布の場合です)
縫いにくいところはしつけや待ち針が必要
ソーイングの基本ですよねえ・・バッグの時も必要なかったし、折るだけでできるとしている作り方も山のようにあるので油断していたが、やっぱり、ずれを防ぐには必要。
ひも通し口・あきどまりの処理が難しすぎる
下記の個所です。これはこれまでで一番ましにできたもの。
これが最大の難関。ここは縫い目が外側に出てしまうこともあり、できるだけきれいに仕上げたいのだが、アイロンで割ってコの字の形に縫う、そもそもここが開かない・・下を切ったほうがいいのではと思い始める。
4個目はこちらの動画を見ながらやってみた。
- ジグザグミシンの代わりに袋縫いでひっくり返す。
- 縫い代に切れ目を入れて、あきどまりの部分を開けるようにする。
- 待ち針を打つ
この3点の違いが大きい。
この方式で作ったらかなりきれいになってきた。やっぱり、ソーイングの基本中の基本にしたがってやるのが早道なのである。
それでもやはり、あきどまりの処理が難しい。
コの字の縦の線の部分に当たるところがぐしゃぐしゃになる。
強度をつけるために数回往復して縫わないのといけないのだが、ぎりぎりのところを縫っているせいでこのたてのライン自体の縫い目がほとんどないため、返し縫いが非常に困難。
コの字の縦の長さが均等にならないので出来上がりも左右対称にならない。
左側は布の端ぎりぎりでスタートするも、右側は縦のラインが長くなってしまったことで布の端ぎりぎりではなくなってしまい、非対称のできあがりになる。
そこで、今度は、このコの字の部分だけを作って練習してみた。
左から右に向かって次第に上達していっているのがわかるだろうかww
ここで抽出された課題はずばり
狙った位置で縫う・止めることができない。
これが最大の原因であった 汗 さらに分解すると、
押さえがあるから縫い目が見えない
どこまでぎりぎりで縫えるのかがわからないから多すぎたり足りなかったりする
ペダルコントロールができておらず、速くなりすぎる
このように重要な部分は、縫い始めのところから細心の注意をはらうべきなのである。
で、縫い始めの位置を決定するのは、今回は、布端からxミリ、ではなくて、コの字の縦線が横線と交わる起点です。ここはあらかじめしるしをつけておく必要がある。
そこに向かって縫っていくので、定規をあてて軽く線を確認してから、針をあげて横から見ながら正しい起点の位置におろす。
返し縫いは、ボタンを使ってやるのではなく、抑えを上げて布をひっくり返して元に戻って縫う・・という手動型のほうがやりやすい。
布端ぎりぎりで縫っておくと縫い目が目立たないので仕上がりがきれいにはなるが、その分、コの字縦線の縫い目が2-3個しかなく、ひきつれやすいので注意。重いものを入れないのなら1往復で十分。
そして最後はペダルコントロール、これは慣れるしかありません。どうも縫い始め速度が早すぎて返し縫いできなかったり、終点は行き過ぎを恐れて逆に縫い切れていなかったり、ということが多い。ゆっくり踏むときの力加減がまだよくわかっていません。
これはジグザグミシンの練習で作ったもの。縫い目の大きさなどを変えて練習。端からはずれまくりですが・・ 汗 こうやってほつれ処理がしてあると刺しゅうもやりやすい。これはステッチの練習用に使う。こういうのがちょっと作ってあるとすごく便利。
最初に比べるとだいぶましになってきたので、やっぱりこのシーツの布に新たにパグの刺しゅうをして、巾着に仕立てる予定である。今度こそ・・!!