Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

芝生の歴史

ちょっと忙しくてバタバタしております。

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仕事がなくやさぐれていたマネキンさんたちも、この月曜日から復職!

 

 

日曜日はお天気も良くガーデニング日和。

芝刈り、雑草取り、フロントガーデンに積み上げてあった土を片付け、ヒューケラの苗を植え付け・・これだけで3時間経過。急激に生えてきたタンポポを抜くのに時間を費やしてしまった。

 

たまたま先日のガーデナーズワールドで芝生の歴史をやっていたのですが・・

 

昔はすべて手で刈っていたので、メガリッチな人のみが、きれいな芝生を維持できていた。鎌で芝生を数センチの長さに切りそろえるのは重労働。安上がりな方法として、羊を飼って芝生を食べさせていたらしいが、羊が建物の中に入ってこないように、適当な位置に溝を掘っていた。これはうちの近所のウォールドガーデンにもある。その名をha ha という。

 

どうやって羊をこちらに来させないようにしているんだろう? と思って近づいてみると、そこに溝があり、ha ha と笑う・・ からだそうですよ。

1800年代半ばごろに芝刈り機が発明された。これはもともとは紡織機で布をカットするための部品から発想されたものらしい。産業革命や~。

 

初期の芝刈り機は馬に引かせており、馬の蹄が芝をダメにしないように、特注の革の靴をはかせていた。ロンドン動物園では、この仕事をラクダにやらせていた。というのもラクダは蹄が芝をダメにすることが無いからだそうで。

 

まあそんなこんなで・・ 週末になると芝刈り機の音がそこかしこから聞こえてくるのが英国。しかし、21世紀は芝刈りをやめてメドウにするほうが最先端の金持ちの象徴みたいになっているのであった。

 

月曜は朝から雪がちらついてびっくりしたが、そこまで寒いわけではなく植物も無事であった。

火曜日は再び氷点下となり、さくらんぼやアイスバーグの葉がしおれてビックリ。その後気温が上がって無事復活。鉢植えは覆いをしたり、ガレージに移動させておいたりしたので問題なく過ごせた。

 

このあとは、いよいよ次の種まきや、トマトとアガスタ―シュの植え替えを行う。

 

スミレ、イチゴは結局発芽せず・・。土をオリーブの鉢に空けておいた。

イチゴは無理だろうが、スミレはいったん休眠して来年発芽する可能性はある。

アルミケラ・モリスは1つだけ芽が出ているが、もしかしたら雑草の種がまぎれこんだだけかも。今月末まで置いてみて、変化がないようなら失敗だ。

ジャーマンカモミールと、ウサギのしっぽ的な草は外にまいて無事発芽した。もう少し大きくなったら最終地へ植え替え。

 

これからフロントガーデンをもう少し整備して、植物を植えるエリアを拡張したり、土をきれいにしてさらに植えこみするなどする予定。