Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

ベルガモットがやってきた×2

さて、遅くなった2020年のクリスマスプレゼントとして夫がベルガモットの木を買ってくれたのですが・・・

 

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何で2本あるの?

 

「どうだ~サプライズ~けちけちしないでドーンと2本買っておいたから!」

 

そのもう1本分のお金でバラが何本買えるか、バラじゃなくても欲しいシュラブがあったんだが・・ガーミンの買い替えも計画してたし・・事前に相談してほしかったな~などと思ってしまいました・・いやいや、ありがたいことですがww

 

 

しかもでかいww 本当に45センチ?

オリーブと違いベルガモットは自家受粉します。結実のために2本は必要ない。

 

もちろん、ベルガモットのお世話は心してやるつもりなのですが、1本が枯れたら多分もう1本もダメになるであろう。何しろバラ以上に気を遣う。バラは地植えにしてほっとけば死ぬことはないが、この方は、夏はともかく11月~4月まではコンサバトリーなどで管理しなければならない・・ って、そんな設備は我が家にはない。

 

そこで夏の間に、ベルガモットを保護できる環境を作る予定。シェッド(小屋)か、庭の壁を利用したミニ温室のようなものを作り、そこに入れられるようにする。ついでにそこで苗の管理もできるようにすれば、種まきも少しは楽になるというもの。

 

虫もつくし、水やりも難しそうだし、専用の肥料に土、うう・・結構めんどくさい。園芸初心者にはお勧めしない。

 

しかも葉っぱが何だか白いな~と思って、よくよく見たら、見事なくらいのうどん粉病じゃありませんか。これだけ新芽が出ているから大丈夫だと思うけど。いやー前途多難だわ。

 

 

葉っぱをちぎってみるとあのベルガモットの香りが立ち上る。

これから花がどんどん咲いていく予定で、柑橘系の花の香りの素晴らしいことといったら・・しかも木が2本で2倍! 花が咲いている間は庭にくぎ付けになること間違いなし。

 

まあとにかく我が家で1本あたり最も高価な植物ですので、大事にせねば。

丸いほうが伯爵、ハート型が伯爵夫人ですよ。その名も「グレイ夫妻」

 

さっそく、米のとぎ汁にモラセスを溶かしたものを散布。モラセスは溶けにくいのでとぎ汁を温めてから溶かすべし。

 

我が家は風通しがよく、これまでほとんどうどん粉病は発生したことが無いのですが、無農薬の治療法としてはこれが最も効果的らしい。この溶液をエサに善玉菌が増えて、うどん粉菌を退治してくれるからだそうです。さて、実際はいかに。

 

アイスバーグ、冬に強剪定したのにあっという間にシュートが伸びて元通り。バラってやっぱり生命力が半端ない。今年はとりわけ葉が美しい。丹精のおかげ。

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小松菜の芽。スプリングオニオンはどこに行ってしまったのだろうか・・。

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トマト。5本植えて1本はヨトウムシらしきものにやられたが、まあまあ生育中。

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自己満足のハーブガーデンの一部。

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そしてリナリアも大量に発芽。やはりこぼれ種で増えるものは発芽率が良い。

発芽すると思わずガッツポーズしたくなるよね。

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すっかり暖かくなった。芝生でうたたね中のまぬ犬ども。チビは現在ヒートまっさかりのため公園行きを自粛中。

 

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