我が家に関しては、去年植えつけたバラが運よくうまく育って、きれいなお花を楽しむことができたけれど、今年、バラは全般的に低調。
近所をバラパトロールしていますと、去年はあんなに見事だったのに今年は開花が少ない、とか、ぼさぼさ、とか。単純にお世話する時間がなかったのか、雨と低温でうまく育たなかったのか・・。
庭先で放置されているバラを見ると、ああ、お世話したい~と思ってしまう・・。
あと花柄を切っていない家! 基本イギリスでは花柄切りはしない。これが気になって気になって仕方ない。美観だけでなくバラの花つきにも影響するので、実を楽しむ品種以外はきれいにしてやってほしいところ。
大体どこに何が植えられていて、バラが見事なお宅がどこにあるのか頭に入ったので、定期的に様子を見て四季でその株がどう変化するのかを観察中。
我が家のアイスバーグは今年は夏の花は一切咲かせません。中途半端な花をそこそこ見るよりは、少数精鋭で整った美しい花を見るほうが精神的にも良いことがわかったので、春と秋の2回にピークが来るように調整することにした。
今週末にはすべての花を切って剪定し、8月1週目まではつぼみはすべてピンチ。開花までに約40日必要なので、こうしておけば9月過ぎ頃から秋の花を見ることができるはず。
ウォールドガーデンも今年は全般的に低調。
雨で植物が徒長し開花が遅れたのと、去年に比べるとどうも人手が足りていないようだ。
インスタ見ていたら、ピーター・ビールスのお庭でも今年は開花が全般的に2週間遅れなのだそうだ。
ジェネラスガーデナーとブルーランブラー、そして紫のソラナムのコーナー。
そういえばここにはトケイソウも植えてあったのになんと枯れた。大株だったのに・・!
写真で見るとジェネラスガーデナーの紫がかった桜色と動きのある枝ぶり、そして香りも本当に魅力的なのだが、実際は暴れまくりで、自分の庭にあったら苦労するだろうなあ。やっぱりここの庭で見るだけにとどめておくほうがいいのだろうなあ~。
それはジャクリーヌ・デュ・プレも同じ。実に魅力的だが花が1日も持たない。
今日見たら葉っぱがぼろぼろになってしまっていた。でもこのバラはそこまで大きくならないので鉢植えにすればまだなんとかなるかな。この写真は2週間前で美しかったときのもの。
ウォールドガーデンの外のロサ・ガリカ・オフィシナリスもようやく咲き始めた。ダマスクの良い匂い。
徒長した植物とバランスがとれず、今ひとつな今年のお庭だが、それでもやっぱり見事。
そういえばあれだけあったアリウムも、ここでは片付けてしまうんだね。造形のポイントとして実を残しておくことが多い。うちの庭も残しておいたところ、小学生が面白がっていたずらしているので来年は植える位置を移動させる。
リージェンツパークで見て気になっていたバラは、セントセシリアか、ジェントルハーマイオニーのどちらかではないか・・。
前者だとしたら廃盤で手に入らない。7月にまた見に行ってもう少し調べてきたいな。
さて、先日、義理の妹宅に行ったらバラが咲いていたので、切らせてもらって挿し木にした。それぞれ、ニュードーンとアルベルティーヌじゃないかと思うのだが・・
他にもデヴィッド・オースチンのオリビアオースチンっぽい花と、蛍光オレンジの大型HT、アイスバーグっぽいのがあった。
まわりをすべて打ち消すような蛍光オレンジを除けば、上品な淡いピンクのバラのコレクションで、前の家の持ち主の趣味がうかがわれる。義理妹夫妻は庭はガーデナーにお任せで自分では何も植えたりしていない。
バックガーデンのほうも、サラ・ベルナールやジャーマンアイリス、ピンクのゼラニウム(フウロソウ)など趣味のよいセレクト。しかし、ガーデナーが最低限のお世話しかしてないらしく、そこにいるだけ、になってしまっている・・。もったいない。
このニュードーンとアルベルティ―ヌ(仮)が我が家にも咲けば、いい感じである。香りも良い。
しかし・・でかくなるんだなこれが・・ 手に負えるだろうか・・ブルブル・・
ほぼ放置されていた義妹の庭でも、それなりに大きかったからなあ・・。我が家でややお荷物気味の大きなコニファーに絡ませてしまおうかな。
しかも両方ともとげがかなりある。特に葉の裏に細かいとげがあり、素手でのお世話は危険。
まっ、挿し木なので成功するかどうかわからないし、根付いた後も、本性を現すまでに2年は最低でもかかるからまだまだ時間はあるww
そんなことをいいつつ、秋に向けて裸苗の注文もしてしまった。
希少品種が出ていて、買おうかどうか迷っているうちに1つ売り切れてしまったので、ええい、今だ、と買ってしまったじゃないか・・。
そして送料払うついでにと買いたかったバラを追加してしまった。
買ったのは、スパニッシュビューティ、ヘリテージ、そしてセレスティアル。
ヘリテージって大人の事情で廃盤になったはずなのだが、デヴィッド・オースチンの許可を受けて英国ではここだけ独占で販売しているらしい。なんとエブリンやパットオースチンも扱っていた。今は国外への販売はやってないようですが・・
エブリンを買おうかどうか迷っていたら売り切れたww
ただ、グルスアンアーヘンと印象が似ている・・というかグルスアンアーヘンのほうが美人なので今後も買わないかな。
セレスティアルはアルバで、樹木と同じ扱いとして隣のおじいさん宅との境界に植えるので問題なし。残る2つは・・ ヘリテージはアイスバーグのお隣へ、スパニッシュビューティはまずは鉢でスタート。
11月にならないと来ないとはいえ、植え付け先を夏の間に確保し準備しておかないとあっという間に冬が来る。そろそろコンポストのほうも追加で準備を始めなければ。