Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

8月下旬のガーデニング

 最近通りがかる人からフロントガーデンを褒められることが増えた。

ぼさぼさで汚いところがいっぱいあるのだが、褒められればうれしい。

 

うちのエリアのフロントガーデンは大体3つに分類できる。

1 シュラブ(低木)中心。生垣など。

緑のお庭。落ち着いた感じでよいが花が主体ではないことが多い。全く花のない庭も多い。

2 単品が中心

バラが3本セットとか、アジサイづくしとか、メインの植物が大量に植えられている。

インパクトがあってよいが、花が終わってしまうと寂しくなる。

3 混栽

我が家はこれに該当する。一応バラがメインのつもり。

 

意外と3番目の庭は少なく、このご時世で芝生をつぶしてコンクリートにしてしまっている家も多く、庭らしく見えない家も増えているからかな・・我が家は切り戻しや剪定、花がら摘み、定期的な肥料など細かくお世話しているので、まあまあきれいに見えるのかもしれない。それとカラースキームやフォルムも一応注意して植物を選んでいるので、取り合わせが良いというのもあるかも。

 

バラの挿し木、鉢上げを始めたら残りの苗も気になって、本当は底から根っこが出るまで待つべきなのですが、全部引き抜いてしまいました。すでに2か月たっていることだし・・

 

結果。ERは驚異の75%発根。室内の4本中3本が根が出ていた。お試しで外で管理していた1本はあともう少しというところで腐ってしまっていた。雨が多かったから途中で底面潅水を外したほうがよかったのかも。

ニュードーン、予想外のところから根がぐいぐい。アルベルティ―ヌは残念ながらダメ。これもあともう少しだったのだが・・  

 

外で適当に挿し木したラベンダーも、無事発根していたので鉢上げ。

 

ERは今月に入って作成した挿し木は処分。さすがにこれ以上は育てられない。室内に残るは今月作ったグレイスの挿し木のみ。3本あるうち1本は発芽しかかっているので、これまでの経験からいくとダメ。残り2本が9月末までに発根しなかったら今年の挿し木はおしまい。

 

鉢が増えすぎた。サルココッカとヒソップ、もう枯れてもいいやとバックガーデンのコーナーに地植えにした。ヒソップは形が整わず、きれいに育たないので困っていた。鉢から抜いてみたらすでに根が回っていて驚いた。これ、大型になる植物なんだな・・

サルココッカも、成長しないし香りも苦手なので、ひっそりと元の位置に戻した。

 

コーラの香りのゼラニウム、植えかえしたのにいまいち調子が悪いので、土を変えて鉢も大きくしてみた。これでもダメだったらあきらめる。そもそもイギリスでは冬越しができないのでいずれ亡くなる運命にある。

 

フロントガーデンに種まきしようと思い、場所を整備するついでに鉢植えのピオニーもフロントガーデンに移してしまうことに。本当は地上部が枯れる冬の初めまで待つつもりだったけど・・

 

根っこが回っていて鉢から抜き出すのに一苦労、汗だく。夫に手伝ってもらい、ついでに穴ももう少し掘ってもらい、すでにフロントで育っているピオニーの隣に置いてみたら、葉の色が全然違う。

バックガーデンのほうがサイズが大きいのだが、色が薄く、これって徒長だよねえ・・。北向きだから仕方ない。花はきれいだったけどね。

 

青と白のニゲラと、グレーがかった紫のポピーの種まき。

今月中にまいてしまいたかったので何とか間に合った。ニゲラは、ゼラニウムローザンヌのとなり、ポピーは、ルリタマアザミとルドベキアの隣にまいた。

 

このポピー、アメイジング・グレイはかなりの珍種であります。発芽率がかなり低いとか。

種まきのあと、こてで地表を平らにならして終了。これやると種が飛ばないでよいそうだ。

 

これでだいぶフロントガーデンのボーダーも埋まってきた。

カモミールとコットンテイルが枯れたら、挿し木で育てたラベンダーの苗を植えるのと、あとはケーブルが埋まっているため何もしないでいるエリアに何かを植えたら、もう場所がほとんど残っていない。

 

入り口の近くにもう一つあるボーダーを少し拡張する予定なので、そこに今鉢植えのアガスタ―シュや、キャノンウェントを植えて、これで大体フロントガーデンは完成のはず・・

キャノンウェントもすっかり大きくなったので鉢上げしておいた。冬になる前に地植えにしないとね。

 

今日1日でだいぶ片付いた。できるだけ鉢を減らす方向でいきたい。