Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

バラの裸苗が届いた

土曜日の朝7時半。いきなりデリバリー。

10月もあと2日ほど残っているというのに・・ バラの裸苗到着。

去年はコロナでデリバリーにすごく時間がかかったので、油断していた。

 

今回初めてこちらのナーサリーから購入。

www.trevorwhiteroses.co.uk

 

トレバー・ホワイトは、オールドローズや、イギリスではあまり手に入らないデルバールなどのフレンチ、DAのカタログ落ち(本家から許可取っている)など珍しいバラが多く、しかも安い。

 

これまでオールドローズと言えばピーター・ビールスだったのだけど、去年から今年にかけて相当数カタログ落ちしていてビックリ。

 

ピータービールスは今年何度かセールもあったのだけど、品ぞろえが今一つ。

ご本人亡きあと、営業が苦しいのではないだろうか? 

ネットショップもやや見にくい。新品種も出しているがやっぱりDAには及ばない。

 

もっともイギリスのバラは全般的にここ数年低調。これぞ、という新品種が出ていない。ドイツ勢に負けている・・・と思う。

 

さてその苗。

思ったのは

「DA= デヴィッド・オースチンはやっぱりすごい」

別にこれらも悪くはないし健康な苗。

しかし、去年のグレイスの苗は、同じ新苗でも光り輝くようであった。なんであんなにきれいな苗ができるのか・・??

 

デヴィッド・オースチンのバラ園は、バラ好きのディズニーランドで、とにかく信じられないくらいきれいらしい。黒点病とか調子悪そうな株がひとつもないとか。来年はなんとかしてバラのシーズンに足を運ぶつもり。

 

さて、開封して大きなバケツに漬けこんでおき、雨が上がったところで急いで植え付けスタート。

 

まずセレスティアル。これは穴を掘ってあったので助かった。

もともとあった土と、50リットルのコンポストを足してもまだ足りない。元の土が半分粘土質だったので廃棄したせいもある。

まぬ犬に邪魔されながらもなんとか終了。

 

古い古い品種(発見されたのが18世紀、起源はもっと古いのかもしれない)なので、樹木扱い。植えてしまえばあとはあまりやることがなく、誘引も考えていない。ガード用に安いオベリスクを買って埋め込んでおくか。

 

次、スパニッシュビューティ。

これも思ったよりとげがある。

プランターに植えるつもりだったがちょっと苦しそう。去年買って寝かしておいた巨大プラスチックの鉢に植えることにした。

小屋に入れておいたmanureと、2袋目の50Lのコンポストで何とか埋まったが、これでも足りない。急遽コンポストを買わなければいけないことになった。

 

ここで時間切れ。

ヘリテージは片親がアイスバーグだけのことはあり、つるっつる。とげなし。見るからにユキちゃんに似ている。

予定通りアイスバーグの隣に植えるのなら、manureがあればいいので明日にでも植えこめる。

迷った末、バラは地植えが原則だと思うので予定通り植えることにした。

 

裸苗もいいのだが、挿し木もすごくメリットがある。

なぜなら、小さい鉢で育てることができるからだ。そのサイズのまま、剪定により維持することも可能である。

 

裸苗は、すでに大きい。これをあえて小さくするのは難しい。

鉢でも最小で40センチの深さは必要。

もう少し値段を安くして、鉢植え専用に小さな苗を売るっていうのはどうかなと思うんだが・・。

イギリス人には受けないかな。庭がある家が多いので、わざわざミニサイズのバラを育てようという人はいないのかも。

小さい鉢で形よく育てるの発想は日本の盆栽で、イギリス人には言わないとわからないわね。

 

続いて日曜日も悪天候、午後になって日がさしてきたから急いで穴を掘る。

途中で土砂降りにあったりしながらもなんとか植えつけた。

ここはもともとちゃんとしたボーダー(花壇)であったので、穴掘りをそんなに頑張らなくても良いはず。

泥まみれになって終了。

 

ふーっ。

肉体労働の後のあんこがうまい 笑

あんこ作成後、冷凍してから解凍するとあくがかなり抜けることがわかった。

 

あんこって抹茶はもちろん、コーヒーにも合う。

なぜか紅茶には合わない気がする・・。

ハンドドリップ用に買ったインドのコーヒーがとてもおいしい。ミルク入れると甘い香りが際立ってうっとり。

 

 

先週末から5Kのトレーニングもスタート。

最初の調子を見るランでは、1キロでキロ5切れなくてがっくり。

しばらくはドリルばかりでランニング自体がほとんどないから、自主的にジョグくらいしておいたほうがいいのかも。

 

 

まだこの後も冬に向け大仕事がいくつか残っている。