Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

コーヒーとお湯の温度

エアロプレスの世界大会優勝レシピを眺めていたら、お湯の温度が低かった。しかもかき混ぜもやっている。

 

うちで使っているのはV60。ジェームス・ホフマンが推奨するやり方で、淹れている。めんどうなのでお湯の重さは計測してません。

お湯は湧かしたてで、器具類は温める、ドリッパーをゆすって回すことでかき混ぜる、が原則。

 

しかし湯の温度が低めになることで甘みや香りがより感じられるようになる、とのことだったので、温度計を使い、割りばしでかき混ぜていれてみることにした。

 

V60ではかき混ぜ、というのが原則のようで、使い捨ての竹の棒、あのアイスキャンデーの棒の部分みたいなやつね。そのバーをバリスタ向けに売っていたりするのですが、家庭ではあまっている割りばしでOK。

 

ペーパーはあらかじめ水で湿らせておいて、ポットで沸かしたお湯をコーヒー用抽出用のポットに移し替えると大体85度くらいに下がる。

それで蒸らしたあとにお湯を注いで割りばしで30回。あっ、確かに泡立ちが違うかも。

 

・・・なにこれおいしい。味が全然違うのですが。

コーヒーは相変わらずいまひとつのUNION使用中。全然なくならない 泣

そのいまひとつのUNIONですら香りがよく、ふっくらした味に。届いてから1か月近くたっているのにそれなりに飲める。かき混ぜも重要だけど100度のお湯で淹れるより、80度くらいで抽出したほうがうまい~。びっくりするくらい味が違う。しかも温めもいらないので手間も省けて便利ではないか。

 

ついでにと、紅茶も80度で出してみたらこれはおいしくなかった 爆

抹茶は、80度のほうがおいしいという結果になった。

確か発酵がすすんでいるものほど高温で抽出するべき、という原則があったような。

 

ということは、飲んだことはありませんが発酵のプロセスを入れているコーヒー豆は高温で処理したほうがおいしいのかな・・?? 興味は尽きない。

あとエアロプレスで粉を微量足してコクを出す、というテクニックも見かけたので、次はそれを試してみるかな。