Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

またあの方に遭遇

いよいよ開花・・・? 4月中にバラが開花など前代未聞。トーマス・A・ベケットと、ハーロウカーのつぼみのがくが下がってきた。他の家ではもう思いっきり開花しているのもある。早い、早すぎる。

 

摘蕾や、余計な葉や枝を透かしたりしてコンディションを整える。私は結構摘蕾するほうで、アイスバーグも側蕾は全部取ってしまうくらいなのだ。そのほうが、大きなきれいな花になるので・・。

 

ただし今年は実験として、パープルスカイライナーだけ摘蕾しないで全部咲かせてみるつもり。その前にさすがに鉢が小さいようで、葉先がしおれるようになってきたから植え替えることに。

 

水やりをやめ土を乾かしたら簡単に抜けた。根もきれいで良い。

・・と思ったら・・ またあいつがいた・・ はいミミズ。

ミミズは鉢の中にいたらコガネムシの幼虫と同じだよなあ。1匹ではなく何匹も。

 

バケツで土ごと水漬けにすること数時間、またしても白い卵胞があがってくる。最後の30分は薄めの洗剤液につけ、仕上げに50度洗いをしてから、新しい鉢&土に植え替えた。今回はゼオライトを根にまぶし、土にも混ぜておいたから、これでも殺菌・殺虫効果はあるはずだ。

 

しばらくは日陰で養生させる。葉も相当茂っていたので透かしました。本当はつぼみも切ったほうが安全なのだが・・根っこそのものは状態がとても良く、今気づいてよかった。

 

鉢植えは、ちょっとおかしいな・・?と思ったら即抜いて根を確かめることだな。早期発見で被害を食い止めることができる。

 

しかし土が無駄になるのが痛い。一応、できるだけ集めておいて熱湯かけたり日干しにしたりして、再利用はするのだけど、それでもバラの植え替え用に新しい土が必要。

 

できるだけミミズを呼び込まない工夫として、鉢植えバラの土には有機物を混ぜ込まない、鉢を高い位置に置く、も大事かと。堆肥や有機肥料は地表に乗せ、土には化学肥料を混ぜ込むのがいいのではなかろうか。

 

去年、バックガーデンの改良用に家庭用の生ごみを庭に入れたので、ミミズが必要以上に大発生したというのもあると思うんだな。やはりやりすぎは禁物というか、土を必要以上にいじくりまわすのはやめたほうが良い気がしてきた。

 

あともう一つおかしいな・・ と思っているのがバフ・ビューティ。

フロントガーデンにいたときも、それから今のバックガーデンに来てからも、どうも葉先がしおれやすい。バラゾウムシにやられているとかではなく、午後になると葉先が下がり、朝になると戻っていることが多い。全体に元気はあるので、引っこ抜いてみる必要はなさそう。

 

去年の植え替え時に見てみたら、予想よりも根が少ない印象だった。とにかく成長力旺盛で横に伸びる割に、地下の根の発達が追いつかないからではないかと考えており、枝を切っていったん株を小さくしなおすか、地植えだけど水やりを3日に1回くらいやってみるか、どちらかだろう。

 

そこで花が終わったら少し深めに剪定することにして、それまでは水やりの頻度を増やしてみることにした。地植え=水やりゼロのところ、週1から2 回あげてみる感じ。

 

クレマチス・プレジデントも1番花が咲いた。

 

そしてここへ来て我が家のムスカリもようやく咲き始めたという・・ 爆  もうスイセンはみんな終わってますよ?

 

こちら花より器目当てでマークスで買ったもの。1月~2月に室内に入れて花を楽しむためのものだったのを、ずっと外で育ててきた。

 

おそらくですが、球根の数に対して土が少なすぎ、かつ栄養も足りなくて、またこの花瓶が全然温まらない素材なので、地温が低いと勘違いして気温が上がり切るまでスイッチが入らなかったのだと思う。

 

フロントガーデンはほぼすべての植物につぼみがついて、スタンバイ中。これが一気に咲いたら本当にすごいことになるなあ。こんなに早くピークが来るとは思わなかったなあ。もっとも急いで咲くとあまりいい花にならなかったりするのが難しいところです。

 

明日は週末、なんとかしてじゃがいもとヒマワリを片付けねば~。もう間に合わないかも・・。