Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Prufrock Coffeeに行ってきた

英国でも屈指のコーヒー店、Prufrock Coffeeに行ってきた。

ジェームス・ホフマンが出資していることでも有名。

シティからもちょっと離れているし、行きにくい。近所で用があったので絶好のチャンス。

 

フィルターコーヒーは3つ。

一番安いので3.5ポンドから。高いのは・・なんと6ポンド越え。

ここのバリスタは、有名な大会で入賞するようなレベル。思い切って一番高いのを頼みました。

豆はManhattan RoasteryのElias Concalves(ブラジル、anaerobic natural)。 オランダのロースタリーです。

 

器は確か特注で作ってもらったという、ちょっととっくりに似た感じの陶器のサーバーとおちょこのようなカップで出てきます。前は販売していたと思うのですが売り切れの模様。

 

当たり前のようにストレートで出てきます。ミルクとか砂糖とか聞かれませんでした。

 

こっ、これは・・。ここまでいくともうワインとか、日本酒の世界。

いろんな音色が鳴っているような、きれいなバブルがぽんぽんと弾けるような、カラフルな味わい。すごかった。後口も良くて、いつまでも味わっていたくなる。

 

自分だったらもう少し濃いめに入れてしまうところですが・・このくらいのほうが風味がわかっていいのかも。

 

あまりに驚いたので豆も買ってしまいました。250グラムで18.5ポンド・・ 次にいつ来れるかわからないので記念に。ちょっと贅沢しすぎたなあ・・。

 

この豆ですが、

In the cup, we're tasting green melon, grape, and kaki fruit.
This coffee is going to surprise
anyone with traditional expectations of 'low-altitude Brazilian coffee'.

 

とある通り、高地ではなく海抜750メートルとわりと普通の高度の農園で作られているんですね。メロン、ぶどう、柿・・ と色彩が豊か、と感じたのも納得。

しかしフィルターを飲んでいる人はおらず、ラテやエスプレッソが多かったかな。器が違うので見てわかる。

 

そんなに頻繁には来れないし、こんな高価なコーヒーめったに飲めないけど、次に来るときは普通のお値段のフィルターを頼んでみようと思います。

 

ところで、前回購入したPLOTですが、魅力がわからないなどといってすまなかった・・。

挽き方が細かすぎた。粗めに設定しなおしたらめちゃくちゃおいしくなってこれも驚き。

エスプレッソのほうは、今までで飲んだもののうちでベスト。こちらはConnectというブレンドでお値段も8.5ポンドとお手頃。

Workshopがスーパークリーンなら、こちらはもう少し深みがある感じ。開封後3か月で飲みきりましょう、というのもありがたい。とはいえ大体1か月で飲み終わってしまうのだけど。

 

それにしても贅沢な経験でした。また頑張って働こう。