Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

ヘメロカリス・ハイペリオン

バックガーデンのボーダー。あまりもの植え込み式 笑

 

やっとアーチ完成。手が豆だらけ。

 

右側のパープルスカイライナーは、穴に合わせて根を切りました。今の時期根切りは推奨できませんが、早いところ地面におろしたほうがいいとの判断。

 

左側、スパニッシュビューティ。

大株だったから穴も巨大にしなければならなかった。朝夕、量を決めて毎日掘り続けた。地面が固い場合の掘り方のコツも習得したので、次はもっと早くできる。

最初は頑張るしかない。固い地表の場合は、穴あけドリルよりフォークと大型シャベルのほうが良い。フォークで穴をあけて少しずつ柔らかくし、水をかけてしばらく置き、さらにフォークで土を緩めてからシャベルで掻きだす、という方法でうまく行った。

 

スパニッシュビューティは、鉢から取り出してみると白根がよく発達して、ほとんど地表面まで出てくる勢い。大型犬をケージに閉じ込めておくようなものであったと反省・・。

と、同時に、サークリング防止鉢の効果が大きかった。白根が多いのは健康な証拠。これなら植え替え後の大いなる成長が見込める。

 

これでまた鉢が減った・・! トマトやジャガイモも収穫が終わればさようならになる。まだまだ減らします。

春の球根は鉢植えですが、3月後半くらいまで水やりをほとんどしないのでこちらは楽。

 

ヘメロカリス・ハイペリオンが夕方に咲いた。

朝や夕方の淡い光線で見ると発光しているかのようで、とても美しい。次第に大株になるのでそれも楽しみ。とても良い香り。ヘメロカリスもいろいろな品種があるものの、原種に近いシンプルなお花がやっぱりいいなあ。

 

今年度最後の種まきを行いました。来年に向けてのお試し。種だとお安いのでダメでもあきらめがつく。

Agrostemma githago 'Light Rose'

Centranthus ruber 'Snowcloud'

Nicotiana alata'Lime Green'

 

アグロステンマはじかまき。これ、有毒で、羊やニワトリが流産する可能性が高いのだそうです。メドウなどに間違って植えてしまわないよう注意が必要。袋にも大きく注意書きされています。犬には問題ないので大丈夫。

 

セントランサスはじかまきと鉢まきの両方で、ニコチアナは鉢まき。

ニコチアナは種が芥子粒サイズで、ちょっとしか入っていなかった。失敗したら来年の春にまき直し。

 

今年の夏は気温が高めなので、今まいてもぎりぎり花を楽しめるのではないかと・・。タリクトラムもようやく本葉が出てきました。デラバイは1個しか発芽しなかった。

 

ジニア・ピーチアンドクリーム

 

あれだけ発芽率がよかったのに、地植え組はほぼ全滅し、この鉢植えしか残っていない。

来年は育て方を考え直そう。花はとてもかわいい。最初から鉢にまいて育てるのがよさそうである。

 

 

カレンデュラオフィシナリスを今年も育てている。カレンデュラオイルの効果は高いので、今年も作る予定でせっせと花集め中。

 

気温が高くて、フロントガーデンでは一部葉焼けなども出てきた。気合を入れて地植え組含め、海藻の液肥&キトサンをあげて、追肥として新しい土を根元に足し、マルチし直しておいた。いつものfishbone&bloodもいいけど、こちらのほうが、微量なミネラルなどもとれて、効果的なようだ。特に鉢植えには効く。

 

スイートピーブルジョアも見事に復活。

つるをとるほうが花つきがよくなると聞いて、せっせと切り落とし中。

スイートピーは簡単&香り良し&花期が長い&高さが出て庭のアクセントになる、といいことずくめ。来年も継続予定。

 

BBCのガーデナーズワールドでは、今までいろいろな知恵やコツ、成功や失敗など紹介してきましたが、夏の今、大事なのは、すべてをやめて庭を楽しむことですよ、と・・。

本当にそう。庭作業はきりがないのだけど、この美しい光線のなかで庭を楽しむ。

 

イギリスの夏の光線くらい美しいものはなくて、ちょうど今、今年のグラストンベリーのハイライトを観ているところ。20代のあのとき、グラストンベリーに行っていなかったら、きっと今の自分はなかったな。音楽と夏の光と自然。いつまでも夏だったらいいのに・・。

 

ミニアルミケラモリスと、ヒューケラ・ライムグリーン。

後ろのシロタエギクはこの場所が気に入ったようで、何度も折れたりしたにもかかわらずこの大株ぶり。シルバーがすごくいいアクセントに。

 

 

しかしちょっと暑すぎるかな。冷房をそろそろ使う時期かも。