Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

庭のポケット

庭の中にはポケットと呼ばれる場所があり、そこだけ霜が降りる、夏は乾燥冬はドロドロなど、植物を非常に育てにくいスポットがある。

 

我が家のポケットは、フロントガーデンの、ガウラの裏、ラベンダーとアイリスに挟まれたエリア。

去年のアイリスに続き、今年もユーフォルビア・ファイヤーグローが瀕死・・ 泣

 

バックガーデンに植え替えてみたがもはや手遅れ、というかこの猛暑、タイミングも悪かったかもしれない。

 

唯一何とかなったのはポピー・アメイジンググレイ。苗を移植したら活着した。やっぱりポピーは強いわ。

 

このポピー2本に挟まれたせいで日が当たらなかったのと、ポピーは他の植物の生育を抑制する作用を持っているので、それもきつかったかな。でもまさかあの丈夫なユーフォルビアがダメになるとは思わなかった・・。

 

表からは見えない場所なので、来年もポピーの苗を植えこむ予定。丈夫で花数も多く、1か月以上楽しめるので、当面はこれで行こう。

 

気温が38度まで上がり! フロントガーデンの鉢植え、グレイスは花がドライフラワーになってしまった・・。バックガーデンに急いで移動させた。それ以外の鉢は早々に避難させていたので無事。

 

現在またまた絶賛穴掘り中。まず、アーチのバラの隣に穴を掘って、育て方が把握できないクレマチス・ヴィエネッタを地植えに変更することにした。これで来年も納得がいかなかったらあきらめる。

 

飛び道具を手に入れた。

 

我が家にあるのはSpadeといわれる四角いスコップで、柄も入れると長さが1メートル以上はあるもの。Diggerのこちらは先がとがっていて、柄も短く取り回しがしやすい。

 

それよりなにより便利なのがピッケル。これが欲しかったんだよ~。固い土をちょっと柔らかくしてから掘っていくのに最適。球根の穴掘りもこれがあればできるので、球根用の穴あけツールも不要になる。

 

これが終わったら、次はオリーブの木を地植えに変更予定。

2020年の復活を経て、今年はいったん瀕死の状態となったが持ち直し、花まで咲かせている。私が買った植物の中で最古の14歳。10年近く鉢で放置して水すらやっていなかったのに生き延びた。だからこれだけは処分できないのであります。

 

猛暑に負けず満開になったアイスバーグ。夏なのでさらに蕾を減らして咲かせています。このくらいが無理がなくてきれい。この次の剪定で少し深めに切って、10月の中旬までに咲くように持っていく。

 

その隣のヘリテージもまたつぼみがたくさんついてきました。

 

バフ・ビューティと、グルスアンアーヘンは暑すぎて花がきれいに咲けていない。

 

バフ・ビューティは・・ちょっと困っていますね。この株がハズレだった可能性もあるかも。他の場所で見たバフ・ビューティと比べるとなんだか美しくない。

 

来年もう一度花を見て、移植&育て直す&処分のいずれかを決める。オールドローズは3年目以降から良くなることもあるので、あと1年。この冬で少し深めに剪定してみよう。

 

 期待の星、ツルバキア・シルバーレース。見るからに乾燥環境が好きで元気そう。もう1本のピンクビューティもフロントガーデンのカラカラに乾燥した場所で生き生きしている。

 

やっぱり乾燥に強い植物がお互いにストレスがなくてよい。ユーフォルビアは乾燥に強いはずだったのだけどねえ・・。これでまたベス・チャトーガーデンから来た植物がお亡くなりになった 涙

 

ああ、早く涼しくならないかな。明日から気温が下がるので、次の作業開始。