Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

夏の終わりに

やっと気温が下がって過ごしやすくなり、待ちに待った雨も降った。これで庭も生き返るだろう。

夏の終わりは少し悲しい。8月はすでに秋のはじまりでもある。

 

ブルースターが咲いた。

 

クレアオースチン? 謎の挿し木バラは再び花が咲いた。すっきりしたとてもいい香り。

しかしベーサルシュートが1本も出ない・・。成長はしているが主幹が1本しかない。体力がつけば出てくるのだろうか。挿し木のグレイスもとてもいい花を咲かせている。グルスアンアーヘンは地植えにしたら化けた。つぼみが無数につき、新しい葉の量も半端ない。

 

我が家では今一つ調子が出ないバフビューティに、真夏の際に毎日大量に水をあげたら元気が良くなってきた。このバラは水飲みなのかも。あと1年様子を見よう。

 

ニコチアナを地植えにした。前に植えたのは全て枯れてしまったが、苗が大きくなったので、今度こそは・・いろいろな位置に植えてみた。

 

ディアレマ(エンジェルズロッド)も2本地植えに。どうも根が弱ってきている様子なので、ダメ元で植えつけた。アヤメの仲間だから乾燥しているほうが得意なはず。イタリアンパセリも植え替えた。タリクトラム・フラブムも鉢上げした。

 

無理かと思っていたジャパニーズアネモネから新しい葉が出てきた。このまま見守ろう。

 

それ以外の種まき組は、芽が出たと思ったら枯れたり、育たなかったり。これからだんだん気温が下がっていくのであと2週間くらいで勝敗が決まるであろう。

 

ホーニマンミュージアムのお庭は今年注目の的のようだ。プレーリーの植物を育てるために、10センチの厚みの砂利でマルチしているそうで、それで雑草がはえず、水はけも大変良い状態を維持できているらしい。

 

 

先日のガーデナーズワールドでも取り上げられていた。何しろこの過酷な天候でもあれだけきれいなのだからすごい。10月にもう一度行ってみる予定。その際は周囲を散歩して他の庭園にも立ち寄る計画を立てている。

 

我が家のフロントガーデンも枯れてないだけましかもしれない。今年の夏は過酷な爪痕を残していった。シュラブが丸ごと枯れたりと、相当痛んでいる家も多い。

 

この夏は、様子を見ながら朝に晩にじょうろで水をちゃんとあげていた。鉢に加えて地植えも、となると水やりだけで1時間以上かかるので大変だった。家で仕事していなかったらできないことなので、このような天候が年々続くならフロントガーデンの植栽を考え直す必要がある。

 

雨が降って、土が少し柔らかくなってきたところで、バックガーデンの整備をすすめるかな。