Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

バラの枝抜き

今日が女王のお葬式。

上空を特別戦闘機が昨日から大量に飛んでいた。

芝刈りはさすがに国民が喪に服す日であるので遠慮して、バラの枝抜きと葉の整理を行った。

 

パープルスカイライナー

葉の整理。すごくよく茂るので、うっかりしていると葉ダニにやられてしまう。

 

スパニッシュビューティ

シュートの数がものすごい。主幹は3本くらいでいいのでシュートもそのくらいに整理してしまってもいいのだが・・最終決定は冬でもいいので、誘引できそうにない、細めの枝を根元から数本切った。

 

選定前。反対側がパープルスカイライナー。

バフビューティ

育つことに頭がいっぱいで花にまでエネルギーが回らないのが、いまいちな開花で終わっている理由。それにはやっぱり枝の整理・・というわけで、地面すれすれに生えている、まぬ犬にかじられたあとが残っている枝を思い切ってバッサリ落とした。

 

ファンタンラトゥール

あまりに成長がすごいので、旧枝を少し落として整理した。ついでに虫に食われている葉などもきれいにした。

 

グレイス

枝の整理。今年はこれで終わりかな。幹の老化が目立つ。最低鉢変え、出来れば地植えにしたい。

 

セレスティアル

周りに土をかけて深植えになるようにした。

セレスティアルは虫の大好物なようで、気づくとチュウレンジハバチにやられている。少し捕殺したけど、どうしたものか。いずれ私の身長を超えるわけで、そんなバラにいちいち手で捕殺などやっていられないのだから、見ないふりでもいいのかもしれない 笑

 

ちなみに今回使った土、ガーデンセンターの安売りでまとめ買いしてきたコンポスト。これは外れだった。やたらと湿って重い。やっぱりピートモスが入っている土のほうがよかったなあと思う。

 

しかし、数年後に英国では個人園芸家向けのピートモス入り土は販売されなくなることが決まっている。ピートモスがどのようにできるかを考えれば、もっともな決定だと思うものの、さて、ピートモスなしとなると、なかなか手ごろな価格で扱いやすい土が見つからない。試行錯誤中。

 

挿し木のトーマス・A・ベケットのほうがきれいに見える理由が判明した。

枝が細いのできれいにしだれ咲きになり、周りの花と自然になじむ。本家のほうは幹がごつくて猛々しさが目立ってしまう。

 

フロントガーデンの拡張したエリアは、今後はアリウムの回廊として確保し、アリウムが咲かない間は1年草で埋めていこうかなと。アリウムは品種違いを混ぜてもよし、単品で埋めてもよし、いろんな使い道がある。アリウムが終わったら整理して何も植えないのも、すっきりした空間としていいかもしれない。

 

9月ももうそんなに残っていない。バラも咲くのが早かった分終わりも早そうで、アイスバーグも今月末が秋のピークになりそう。冬もすぐそこだな。。