Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

開花、そして種まき

梅は~咲いたか~桜はまだかいな、っと・・

 

今年は新記録ではないだろうか。我が家のさくらんぼの木が開花した。気づけば、うちの近所のソメイヨシノ系の桜も全身が薄ピンクに染まってきており、来週あたり開花が始まりそうである。

 

我が家のさくらは植えてから一度も実がついたことがない。今年は鶏糞・魚灰と肥料を入念にあげてみたのでもしかしたら!!

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そのとなりのプラムの木も花が咲いた。

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この木も、実がなったのはこれまでで数粒、しかも食べられないし・・樹勢が強すぎる割にいいところがそんなになく、根っこが伸びすぎで、切ってしまおうかとずーっと思案中。プラムの代わりにりんごをもう1本、あるいはアプリコットを植えるとか。

 

りんご、なしも芽が膨らんできた。花が咲いてから葉っぱが出るんだよね? 去年は実がならなかったりんご、今年はお手入れ十分で期待大。

 

アイスバーグの新芽。ぴっかぴか。こんなにきれいな色見たことがない。

去年ほぼ7か月花をつけつづけたから、さぞ疲れているだろうと強めの剪定をし、出てきた芽を選抜する芽欠き作業も行った。栄養もばっちり。今年は少なめ、大輪でいってほしい。

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それ以外のバラも元気。

唯一おとなしめなのがファンタン・ラトゥール。場所がいまひとつなのか、成長が遅いタイプなのか・・。

挿し木したアイスバーグのユキちゃんは葉っぱがどしどし増えてキラキラと光り輝くようだ。バラを1本だけ植えるなら、アイスバーグをお勧めしたい。丈夫、手入れいらずで花がたくさん咲いて、しかもどのような庭でもなじむ景色を作ってくれる。とげも少ない。

 

同じく挿し木のトーマス・A・ベケットは、成長もしないが死んでもいないという状態で、思い切って戸外に出してみた。あと1か月待っても根っこが伸びてこないようなら潔くあきらめ、やり直すつもり。

 

ビバーナムもゆっくりゆっくりとですが、芽が成長していてほっと一息。

この場所はこれで3代目、いわゆるドライシェードといわれる木々の影に当たる場所ゆえ、土に栄養がなくぱさぱさ、日照時間も短いので、植えても枯れたり、さっぱり育たなかったりと苦戦してきたが、今回はどうにか育つようです。

 

そもそも、苗が家に届いてから今の場所に最終的に植え付けるまでの間、ほったらかしにしていたため生き残れないかと思っていましたが・・がんばれ~。

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先日の母の日、母の日なんだからガーデニングを手伝えと夫に穴を掘ってもらった。

以前馬用のショップから小麦のぬかを大量に購入し、雨ざらしにしてしまったためカビが生えた。少しくらいなら問題ないのだが、コンポストの素と混ぜるときに取り出そうとすると粉塵がとびちるようになり、前回は肺が痛くなった。これはいかん。病気になる。

 

というわけで一気に大穴を掘って全部埋め込むことに。

さすが男手は違うな。私だったらこのサイズを掘るのに数日はかかってしまう。棺になりそうな穴がすぐにできた。

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うーむ、こういうふうにまとめて作業するほうが早くていいかも。

コンポストを埋め込む予定地の8割にシートもかけたので、以後はシートの作業をする必要もなくなった。50センチでなく30センチの穴を掘り、こまめに生ごみを埋めていけばよいのでは。

 

小麦のぬか、馬用ショップは確かに安いが場所もとるし、かなり重いので次回の購入はどうするか思案中。夫に根回しして穴を掘ってもらってから注文し、すぐに植えこむのがいいのかも。その場合は1年に1~2回の注文で用が足りそうだ。

 

球根類も死滅することなく植え付けには一応成功した模様。

ピオニーは植えた球根3つともすべて発芽した。やはり日当たりのよい場所にいるものの成長が早い。太陽ってすごいですね~。

 

アリウムもフロント・バックガーデンとも順調に発芽中。

新芽のうちはこんな3角形なんだな。花にしか目が行かないので気づきませんでした。

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ヒアシンスは室内で育てたものはまだまだ花がついており、戸外で育てたものは花がつかない状態。環境によってずいぶん違うものだなあ・・

スイセンのタリアは葉は伸びるのだがまだ1つも花が咲かない。気長に見守ろう。

 

ダメだったもの、あきらめたものは

アプリコットの種。冷蔵庫で冬越しさせたがうまくいかなかった。

ベルガモットの種。気長に待ち続けたがどうしても発芽しなかった。

 

ベルガモットは、お店に苗が再入荷はしたけれど、やっぱり値段が高いのと、去る2月のような大寒波が来たら我が家では枯らしてしまう可能性も高いから、今年の冬になってもやっぱりほしい! と思うようならその時に決めようと思う。

 

先週は種まきもせっせと行った。が! 強風のため外に植えたものは2つが吹き飛ばされて全滅 涙 たまごの紙ケースに入れていたから、重さが足りなかった。

 

こういうときのためにやっぱりコールドフレームがほしい。ただケースのような高さのあるものでないとまぬ犬に襲われてしまう。

 

室内まきにしたものは、早々に発芽した。

トマトのガーデナーズディライト。家庭菜園用のトマトとして大変有名。

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発芽ってわくわくしますね! 

テイクアウェイの容器を2重にし、底にカッターで軽く切り目をいれ、外側の容器に水を少し入れて底面から水を吸わせるようにする。

表面が乾きすぎていたら霧吹きか、コップの水をそっとかけて湿らせる。

 

アガスタ―シュ。発芽に30日はかかると書いてあったがあっというまに芽が出た。この窓辺の環境があっているのだろう。アガスタ―シュはオレンジと紫という珍しい品種で、花がとても楽しみ。

種が小さいので、発芽するまでトマトと同じく土を湿らせつつ、種が水で浮いてしまわないように気をつけるのが大事。

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このあと、アルミケラモリス、ラビットテイルという文字通りウサギのしっぽのような房ができるものと、ジャーマンカモミールをまいて、今月の種まきは無事終了。

4月に種まき予定のものは少なく、次のピークは5月。すべて外まきなので管理も簡単。

 

さて、そうこうしているうちにワクチンの接種がやってきた。

今話題のオックスフォード・アストラゼネカでした。ここから急に供給量が下がるとニュースで発表もあったし、2回目、無事に6月に受けられるのだろうか・・。

24時間以内にあったことといえば、

  • 口の中が苦い
  • 注射を打った左腕が軽くしびれる
  • 関節や筋肉が痛い
  • 頭痛、だるい
  • 寝苦しくなって起きた

パラセタモルを飲んで何とか乗り切り、24時間経ったら普通に戻りました。左腕にやや違和感が残っているくらい。

 

夫は頭痛と、顔にむくみ、関節痛などがありましたがこれも一晩経ったら回復。副作用問題がさかんにとりあげられており、EUでは使用中止になってますが、とりあえず我が家の場合は無事に終了。もちろんこれで防止できるわけではないが、少し耐性がついたことになるので一安心か・・。

 

 

 

 

 

 

Op. 9 イースターウサギ 刺しゅう完成

ひたすら集中して刺すこと1週間。

 

これが図案。オリジナルはこちら。ダウンロードするには登録が必要。

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面積の大きい刺しやすいところからスタート。

バケツの外側から刺していく。

このバケツが一番時間がかかった。ブリックステッチ、縦の赤い部分・横の茶色い部分それぞれが平行でなければいけないので、一目ずつ確認しながらじっくり作業。

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手や首が重なるところは残して、先に外側の花から片付ける。

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手と、バケツとの間に隙間が空くのを避けるため、先に手を刺して、そのあと隙間を埋めるようにバケツの残り部分を刺す。うまくカバーできた。

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中央の花を刺す。茎が意外に難しい。葉っぱは、サテンステッチに変更した。

花と葉っぱを刺してから、残りの隙間を埋めるように茎を刺す。自然なカーブがなかなか出ない・・。

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顔がこの図案の命。先に、耳を刺す。

顔の輪郭線は、1本どりのアウトラインステッチ。

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そして完成。めっちゃかわいい。

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ちなみに、テストで刺した時のもの。ぷっ 笑

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こちらが本番。別人28号(古)

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今回もまたいろいろと学習した。

とにかくこの図案のカギはウサギにある。

 

顔の輪郭線が残らないように1本どり、かつ、少し隙間を開けてサテンステッチ等で埋める。同時にサテンステッチで刺しづらいところは輪郭線でカバーする。

 

刺す手順が重要。

まぬ犬の毛並みをじっくりと観察し、かつ、シルクシェーディングについても調べた結果、毛並みとは、手前にあるものが最後に、長くなるのが原則であることがわかった。

 

そこで、顔の下側から、最初は短いステッチで刺していき、頭部を最後に、上から長めに刺していった。

 

ロングアンドショートステッチは、これまで終わりのほうになると刺す場所がなくなって、重なりが増えて段ができてしまっていたのだが、根本的な間違いを発見した。

 

ロングアンドショートは下記のように、ジェイソンになるのが正しい。

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怖いww

一目とばしでこのように間が空いているのが正しい。この食い違い隙間があるから、初回に刺した時のような目立つ段ができなくなって、なめらかな表面になる。

 

そして目。

前回誤って目の外側にもアウトラインステッチを茶色で入れてしまっておかしくなった。

また顔を全部刺して最後に目を入れる設定だったが、顔を下から刺し、目を次に刺して、最後に残りの毛を頭から刺していく方法に切り替えた。このほうがきれいに埋まる。

さらに、図案にはなかった白い光も入れた。これがあるとやっぱり生き生きして見えるね。画竜点睛。1本どりで慎重に数回入れている。

 

次は恐怖の裁縫に取り掛かる。

 

 

ぺんてるの水筆

さて昨日の水で消えるチャコペン

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間違ってしまって消したいときはどうするか。

後ろに消せるパーツがついているペンもあるのですが、それよりもこちらのほうが便利。

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ぺんてるの水筆。こんなものがあるんだね~。

もともとはアート用の製品で、UKでも売ってます。水彩画を移動中でもどこでも描けるというのがセールスポイント。

 

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下のカートリッジに水を入れて使う。

このイラストを消してみる。

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このようになぞる

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消えました。

 

本当にいろんな便利な道具があるものですね~。

詳しくはこの本

 

刺しゅうの基礎

刺しゅうの基礎

  • 作者:安田 由美子
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 またはこちらの連載にもいろんな便利な道具やコツがのっています。

www.tsukurira.com

もったいないかあさんのお針仕事

mottainaimama.blog96.fc2.com

このブログ、最初から現在まで、クロスステッチや着物以外はほぼすべて目を通しました。

ソーイングの知識が全くない自分にはとても役に立った。感謝。

 

刺しゅうがまずいのは「味がある」ってことで許されるかもしれないが、仕上がりがよれよれだったり、縫いものがいまいちなのはやっぱりダメだなあ。がんばります。

 

Op.9 イースターウサギのエコバッグ その1 図案を写すまで

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イギリスの「梅」

この花に関してはどこの木も今年は開花が遅め。いつもなら娘の誕生日の頃、2月の中旬から咲き始めるのに。

この花が咲くころのひんやりした早春の空気がとても好きで、冬のうつうつとした気分が洗われるのと、病院から帰ってきたらこの花が咲いていたんだなと懐かしくなる。

 

自分は本当に不器用である。なぜ不器用なのか? 考えてみた。

 

原因は

1 せっかちである。

2 指示をちゃんと読んでいない。

3 知識がない。求められる技術に慣れていない。

4 やっている作業の目的を理解していない。

 

3はまあ仕方がない。誰もが通る道である。初めてやるんだから、失敗したら理由を考えて、防止策を見つけ出し、次に生かすようにするしかないだろう。

 

1と2は、自覚をもって修正していかなければいけない。早く結果を求めようとして、必要なプロセスをすっ飛ばしてしまうからこうなるWW 隙間が空いているからといって針をぶっ刺すような行為は厳禁。

 

手順を1つ1つ確認し、失敗したかな? と思ったら元に戻ってやり直すようにしなければならない。

いつでもバックアップの策を用意しておかないといけないのである。山の遭難と同じで、おかしいと思っても引き返すのは実は簡単なことではない。、これがちゃんとできるのがプロなんだろう。

 

4は手ごわい。自分でも何をしているかわからない状態。こういうのは、人に教えを乞うしかない。今のところ、刺しゅうに関してはそこまで行き詰っていない。

 

一言で言うと、「自分を信用するな」ってことかなWW ちゃんとできているか、何度も確認をいれつつ、時間をかけてやるべきなのである。

 

というわけで・・

やっとまとまった時間が取れたので駒を進める。

布の裁断はすでにやってあったものの、もう一度サイズを確認することにした。市販の布を買ってきていたのであれば、布の端をそのまま利用して、裁断も簡単だったと思うのだが・・

 

そもそも、裏地は娘のいらなくなったドレスを再利用する予定であった。

しかし実際に見てみると、スカート部分はバイヤスだし、生地もジャージで伸びやすいので、何度計測してもサイズがあわない。

そこで今回はあきらめて、本体と同じ布で裏地も作ることにした。

 

本体生地は、これまたいらなくなったブロードのシーツである。さっくり切っておいたものを、アイロンかけてもう一度サイズ確認してみたら・・やっぱり狂ってたWW

 

実寸を確保し、縫いしろ自体は多少サイズが違っていてもなんとかなるはずなので、太すぎるところだけ切って修正した。

そしてアイロン当てて接着芯を表布の裏に貼って、ついでに中央部に折り目を入れておく。

 

印刷しておいた図柄の中心線を布の中心部の折り目に合わせ、いざ、写し作業に。

 

 

縫いしろなどのラインどりは、チャコペンよりもこっちのほうが断然便利。

 

水分で消えるので、半日くらいでラインが自然に消えてしまうから、消えないように上からチャコ等で目印をつけておく。さっと切って縫ってしまうようなものならこれ1本で済む。

 

ところでチャコってなんだ、女の子の名前? って子供の時に思っていたけど、チョークの略ですよね。しかしチャコペーパーはこちらでも製品名としては通用する。英語では正しくはTailor's chalk という。

 

ちなみに、日本の製品のほとんどがこちらでも買えることにびっくり。手芸関係でも日本のメーカーはトップブランド扱いです。

 

 

いつも非常に苦労する図案写しだが、秘密兵器導入でかなり楽になった。それがこれ

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ライトボックスです。

もう何十年も自宅に埋もれていたものが日の目を見た。もともとは、ネガフィルムの確認用。まさかこれを再び使うことがあるとは・・最近は値段も安くなり、A4サイズでも普通に買える。

 

図案をマスキングテープで留め、その上に布を置いて、水で消えるタイプのチャコペンで図案を透かしながら写していくと、この通り。布もマスキングテープで留めることも忘れないように。

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ペンはクロバーの「水で消えるチャコペン/Water Erasable Marker Fine」です。海外にも似たような製品はあるけどやっぱり日本製のほうがいいです。これもアマゾンUKで普通に買える。

ちょっと図案が潰れちゃいましたが、この程度なら手本を見ながら自分で修正できます。

 

が・・ 写し終えてガーン・・

地面の線がバッグの底の線に対して水平じゃなかった 爆

 

そこでバッグの反対側にもう一度図案を写しなおしました。

今回は、最初の時にうっかり忘れていたが、直線部分を定規で引いた。こういうこまかいところをちゃんとやらないとダメなのであります。刺しているときにどうしても曲がっちゃうから。

 

やっとこれで刺しゅうの準備ができました。はあ、疲れた・・

 

 

 

 

 

 

ひな祭りの惨劇

今日は3月3日・・

毎年この時期は忙しくて、ひな人形を出すのを完全に忘れたり、出せても直前だったり、しかもしまい忘れて1か月経過とか(やばい、娘が嫁に行けない)、惨憺たるものなのですが、今年は違うね、ふふん。 自宅にいるから余裕がある。2月の中旬からちゃんと飾っておいた。

 

だが・・肝心の当日になっても、今日がひな祭りだと忘れており、下記見て慌てる始末。

fotheringay.hatenablog.com

 

やばし。ふぉざりん家にはまるで追いつかないが、夕方になってからあせって抹茶のシフォンケーキを焼いた。

 

混ぜながら、どうもいつもと感触が違う、抹茶を入れたからかな、などとぼんやり思っていて、オーブンに入れて10分後、焼き具合を確かめに来てみてそこでカウンターで見たものは・・

 

水とオイルの混合物・・ 思いっきり入れ忘れた 爆

もう何年もの間作り続けているのにこんなの初めてだ。とほほ・・

 

しかし、一応ケーキはふくらんだし、焼き縮みもなかった。

味は・・材料が悪いわけじゃないので食べられないことはないが、ぼそぼそ。クリームがあればごまかせたと思うけれども、泥縄式だったため我が家にはございませんでした。

 

ああひな祭りの惨劇。

しかも娘は、今日は何の日と尋ねても3月3日を日本語でも言えず、ひな祭りも忘れている始末。

 

お嬢様、GCSEで日本語やるんだよ・・「お前は、もう死んでいる」とか言って喜んでいる場合じゃない。大丈夫か。これでも補習校に3年も通ったのにまるで覚えていないそうです。

現在の学校での授業はそれでも、補習校で習ったことの半分にも追いついておらず、暇で暇でしかたないらしい。そのわりにはつまらない間違いをするし、やる気あるのか。

 

気を取り直して・・

注文していたフレームが届いたので、アルファベットにアイロンかけて額装。

 

しかし、このアルファベット自体が絶妙な加減に曲がっていて、どこに中心線を合わせればいいのか、見れば見るほど気になって仕方ない。このDMCのキット、デザインがいろいろと微妙だったよね。Sが見えないww 

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それでもフレームに入れれば一応それらしくは見える。これでこの案件がやっと終了。

 

やりかけのまま次々に着手すると収拾がつかなくなるので、1つのプロジェクトが終わってから次に移るようにしていかないと、家の中がゴミの山になってしまいます。

 

手芸好きの人って、作品とか失敗作とかどうしているんでしょうね?材料費もかかるし、できるだけ日常で使えるものに刺すようにしたいと思っています。

 

フレームは仮止めしているだけなので、飽きてきたら中身を入れ替えて別の作品を飾る予定。実は一目ぼれした秋の図案があって、7月くらいからスタートすれば秋にはできあがっているのではないかと。

 

といっているうちにDMCの新しい糸が届きました。刺しゅう糸って見ているだけで楽しい。

 

1本が高いものじゃないので、ついつい増えてしまう。例のエクセルで計算してみたら、すでに100本近く集まっていた。そのうち半分は、お義母さんからもらった糸ですが・・・この調子で買っていったらおそらく2年以内に全色コンプリートだな。まあ、ガチャとか仮装通貨とかの巨大ブラックホールに比べれば大したことないww

 

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ウサギのエコバッグ、本番にいよいよ取り掛かります。

作業工程の見積もりは、刺しゅうで約5日、裁縫が1日、約1週間で完成予定。

先日のお試し図案で1.5日程度かかったので、5日あれば余裕で刺し終わるはずだ。

ソーイングはなあ・・ミシンで直線縫いだけだから・・どうしようもなくなったら、夫にやってもらおうかな爆 こういうのとっても得意だからね(夫が)。

 

これが終わったら、娘がパグで何か作ってくれというので、自宅用にパグの図案でエコバッグを作る予定。

 

 

Op.8 ウサギ 練習

 

 

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隣の家のさくらんぼの木がすでに満開。例年だと4月に入ってから花が咲いていたと思うのだが。我が家の、一度も実がなったことのないさくらんぼの木、これは遅咲きで4月後半くらいからの開花だが、こちらももうすでにつぼみが大きい。

 

さて、バッグを作る前にいろいろテストしたかったので、図案の中で最も重要なパーツを抜粋してまくらカバーに刺してみた。

 

今回の目的は

  • 接着芯の貼り方
  • 接着芯を貼った状態で図案を写せるか
  • ウサギの顔の刺繍テスト

 

今回からこんなものを導入

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刺しゅう台というか足ww

刺しゅう台とは、通常は腿の下に挟み込むか、テーブルに挟んで設置するもので、これに刺繍の枠を保持してもらうことで両手がつかえるようになる。

 

たとえばこういうの

 

刺しゅうの枠や布なんて大した重さじゃない気がするが、実は左手の疲労がバカにならないのと、左手も自由に動かせたほうが刺しやすいのである。

 

だがこの刺しゅう台結構なお値段がするのでして、安いものでも25ポンドくらいからで、どうしようかなと思っていたところ、これは安かった。15ポンドほど。

 

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というか・・上にあげたDMCのスタンド、日本で買ったら1万円以上するのか・・暴利だなww

DMCのスタンドでもこちらでは35ポンドくらいから買える。

 

見ての通り、安いつくりではあるが、これでしっかりと枠を固定できる。そして左手が自由になるとびっくりするくらい疲労感が減り、刺すのも楽になる。もっと早く買えばよかった。使い終わったら片付けやすいのもポイント高い。

 

今回、接着芯というものを生まれて初めて使ってみた。

刺しゅう用ということで、どれがいいのかよくわからなかったから一番薄いものを買ってみた。

www.ebay.co.uk

ウールの温度設定150度で15秒程度アイロンを当ててくっつける。

 

バッグの作り方を見ると、表布全面に貼る設定になっており、おそらく強度を増すために貼りたかったんじゃないかと思う。

 

今回買ったものは薄いからバッグそのものの強度アップには役に立ってないような・・。次回買う時にはもう一段厚いものを買ってみよう。今回買ったものは、刺しゅうの裏側の保護用に使えばいいかな。

 

ちなみに接着芯を貼った状態で図案を写すのは問題なかった。が、青地に青いペンで描いたので次第に見にくくなっていった。本番の布は緑なので問題なし。

 

さてウサギ

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見ての通りいろいろ大失敗ww

今、失敗しておくことで、工程数が多いバッグ制作で悲惨な目にあうことを避けられるのだから、この失敗はすばらしいのであるww

 

まず・・

アウトラインステッチが残りまくり。隙間が空きすぎて、耳と顔の間を埋めたのが目立ちすぎ・・・っていうか1本の線でぶっつり入れたらあかんだろww

 

私はどうも、1目が小さくなってしまう傾向にあるので、耳のサテンステッチは思い切って一直線にしたら、いくらなんでも長すぎたww

 

今回、ブリックステッチという初のステッチが出てきた。

要は、ラインごとに、レンガを積むように互い違いに刺していくようにするというもので、耳の外側がそれに当たる。

で、輪郭線であるアウトラインステッチからして目の大きさがバラバラだから、ブリックの積み上げも統一できず。

ただこれはですね、とりあえず刺して行って間が空いたところをストレートステッチで埋めても、そんなに気にならないかもしれない。

 

耳の輪郭線に注意。

左耳は、とんがった感じがうまく出せたが、右耳はぼけてしまった。ステッチの入れ方で角度が出るように、どこに針を入れるかよく考えてから刺すこと。

 

葉っぱ。

フィッシュボーンステッチの指定だったが、うまくできなかったなあ~。

葉というより麦にしか見えねえだよ・・ww

真ん中にラインを入れてみたらいいんじゃないかと思ってやってみたら、ぼっこぼこになってしまい完全に余計なお世話だった。

まっすぐに刺すのが難しいので、葉っぱを刺し終えてから茎を葉っぱに合わせた位置になるように刺していくのがよさそう。

これなら素直にサテンステッチで刺したほうがきれいにできるような気がするが・・

 

でもなんといっても一番の問題は目かなwwエイリアンww

目の外側にも、ウサギの毛の色のアウトラインステッチをうっかり入れてしまったのがまず間違い。

本体のほうのロング&ショートステッチで塗りつぶしていく際に、できるだけ丸みを残すようにしていかないと、今回みたいにエイリアンぽい表情になってしまうのだな。

 

まあ、顔づくりは難しいわ。これは、指定では目を最後に入れるようになっていたが、それだとどうしても直線的になってしまうので、目を入れておいてから残りを刺すほうがいいのではないかな??

 

進歩をあげますと、苦手だったフレンチノットが割ときれいに刺せるようになりました。左手が自由に動かせるようになったことが大きい。

 

明日からいよいよ本番のバッグの作り込みに入る。

布の裁断そのものはすでに終了しているので、接着芯を貼り、図案を正しい位置に写し取るのが第一の関門である。

 

 

 

 

 

 

 

どんどん成長中

今年は春が来るのが2週間早い感じで、開花も2~3週間前倒しである。

水仙は3月中旬くらいに咲くのがこれまでだったが、今年はその頃にはもう終わっていそうである。

 

というわけでいよいよガーデニングも急がねばならない。

土曜日に今年3回目のコンポストの埋め込み。穴掘ってためておいた生ごみを投入し土をかけ、まぬ犬が掘り返さないように上からシートをかけて止めておく。

 

日曜日はブルーベルを抜く。いつの間にこんなに増えたんだろうか・・フォークで思いっきり土を掘り返して球根ごと抜きとってしまうのが早道。

 

抜いても抜いても終わらない。毎日少しずつやるしかなさそうだ。とにかく花が咲いてしまったら終わりで、そこからまた爆発的に増えるから花の咲く前に少しでも抜いてしまわないと・・。

 

フロントガーデンでは、2本あるうちの、太陽に良く当たるほうのピオニーの芽がすでに出てきた。クリスマスローズは花がそろそろ終わりかけている。

バックガーデンにもピオニーの鉢植えがあって、こちらは生きているのか不安だったのでそっと手で掘ってみたら地中にちゃんと赤い芽が育っていたので一安心。

 

アリウムもすでに芽が出てきていて、花は確か5月頃なのにちょっと早すぎない?

クナウティアとルリアザミは無事に冬を越し、新しいきれいな葉っぱをつけていて、今年は花が見られるだろう。

 

鉢に植えておいたラベンダーをフロントガーデンに植えこんだ。初めから地植えにしたラベンダーのほうは元気に成長したが、鉢のほうは途中でいまひとつぱっとしなくなっていたので、奥様の隣に植えることにした。

 

鉢から出してみてびっくり、根が回っていて、鉢底に敷いておいた石にからまってしまっている。道理で元気がなかったはずだ。というかラベンダーって1年もしないうちにこんなに根っこが伸びるのね。植え替えて正解だった。

 

そしてグルス・アン・アーヘンをテラコッタの鉢に植え替えた。

去年から持ち越していた葉っぱがいつまでたっても落ちないので切り落としておいたら、新しい葉がいっぱい出てきた。

ファンタン・ラトゥールはこの時期はまだ日が当たりにくいロケーションに植えているので、成長が遅い。新芽の出方もゆっくりだ。

 

最後にバラたちにニームオイルをスプレーして回っておしまい。

 

明日から3月。

これからの1か月でみんなびっくりするくらい大きくなるんだろうなあ。楽しみ。