Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

アート

ポール・セザンヌ

ストライキなど不確定要素が大きすぎ、遠出が難しいため、庭園の代わりに絵を見に行くことにした。 久しぶりのテート・モダン ポール・セザンヌ展 もうこれだけ大きなの規模での展示は生涯、見ることはできないだろう。 限定された色調・色彩と、限定された…

Camellia Thirties

散歩して、美しい椿の葉を眺めていたら観たくなった。 www.youtube.com つまらぬ説明は不要。最高。何度見てもよい。 花が本物じゃない? そんなことはどうでもよろしい。おとぎ話のようでいい感じ。21世紀の今はCGとか冷蔵保存で好きなだけ咲かせることがで…

Nymans

記念すべきナショナルトラスト第1号の庭園。 Haywards Heathのエリアにある。 曇りでお天気がぱっとせず、また庭のベストシーズンは過ぎていたがそれでも見事だった。 今回は、ついたところでたまたまガイドさんがいたので庭園を案内してもらった。 このお…

Power of the dog

下記を読み、久しぶりにどうしても見たいと思った映画。ネットフリックスでの公開。 菊池成孔氏のコラム及び以下を読むとネタバレします。 21世紀の作品は結末がわかっていてもなお自分で体験したくなるものを観賞するのがいいと思います。 realsound.jp rea…

シティの底力

某月某日 先日感動したお庭にまた行ってみた。 やっぱり、ここはすごいな‥!! 教会のゲートのように人々を迎えるジャスミンの柱にまず圧倒される。前回来た時は花がまだ咲いていなかった。 これだけ巨大な、シメトリカルなボーダーは、そうそうみられるもので…

ヨシダナギさん

View this post on Instagram A post shared by nagi yoshida / ヨシダナギ (@nagiyoshida) www.instagram.com こんな、植物と人が一体となった美しさ、見たことが無い。 植物も人間も全く等価というか・・ 一瞬にして魅せられてしまったヨシダナギさん…

Restrained

RHSチェルシーのお庭から。 シルバーメダルだったお庭。 RHS Chelsea 2022 — Richard Miers Garden Design 写真は上記のリンクから借りています。 なんだってネオンサイン、しかも青で入れるかな・・・ とは思うのです。フォーカルポイントがどうしても欲し…

空中庭園、そしてバフ・ビューティの謎

ロンドンの秘密の庭園。 細い小道を通っていくとこのようにゲートが 急な坂を下っていく。ここらへんの植栽だけでももうすばらしいのだけど。 ここは丘の上にあって、高い回廊を歩きながら景色を眺めることができる。 森があるので今も高層住宅などが隠され…

オールドローズとコーヒー、そしてV&A

ハイドパークのオールドローズコレクションを見に行ってきた。 このような庭園がロンドンの真ん中で、無料で公開されているというところにロンドンの底深さを感じる。 まだピークを迎えてはいないし、ロープ仕立て(festoon)やアーチなどは導入してからそれ…

アランデル城

アランデル城に行ってきた。 ちょっと唸ってしまうような場所であった。 ロンドンから車で2時間程度。電車でも駅からそれほど遠くないし行きやすい。 我が家からのドライブはサウスダウンズ越えになる。 絵画に出てきそうなかわいらしい村をいくつも過ぎて、…

チェルシーフィジックガーデンに行ってきた

Revisitedシリーズその2。 チェルシーにある薬草園に行ってきた。17世紀にさかのぼる古い薬草園である。 最寄り駅はスローンスクエア。東京なら白金とか松濤とかだろうか。 引退した軍人のための病院の敷地のそばにある。都心とは思えない静けさ。 この病院…

ガーデンミュージアムに行ってきた

Revisitedシリーズその1。ガーデンミュージアムに行ってきた。 渡英してわりとすぐ、ロンドンの右も左もわからない頃に1回行っただけ。去年デレク・ジャーマン回顧展があった時は迷ったが、コロナ真っ盛りで泣く泣くあきらめた。 コロナで亡くなった人を偲…

ギネスレコードホルダー・・??

何と私ギネスレコードホルダーに・・ 笑 正確には、ギネスレコードとなったイベントに参加した証明です。 昨年のバーチャルロンドンマラソンが、世界で最も大規模なバーチャルマラソンとしてギネスに承認されたため、その参加者としての証明書。 こちら20ポ…

ハンプトンコートパレスフラワーショー2021

イギリスのフラワーショーといえばチェルシーとこれ。 いずれも、20年前に1回行ったきりだ。その時はRHS(王立園芸協会)の会員でもあった。 来年はRHSの会員になって行ってみようかな。会員になると一般では取りにくくなったこれらのショーのチケットが優先…

クリフトンナーサリーズとリージェンツパーク再び

いままでいったことのないところに行ってみようと、前から気になっていたクリフトンナーサリーズに行ってみることにした。 www.clifton.co.uk 最寄り駅は、Warwick Avenue 長らくロンドンに住んでいるがこの駅に降りたのは初めてだよ。超・高級住宅街。東京…

リージェンツパークでバラを見る

雨が降り続き、そろそろ見ごろを過ぎる頃かと思い急いで行ってきた。去年も行きたかったがコロナ真っ盛りで外出どころではなかった。 結論。 やっぱりハイブリッドティーではなくオールドローズやそれに近い品種が自分は好きだなあ・・ 1万5千本植えてあると…

Op.5 ピンクッション

自家製ヘルレイザー この地獄の小箱は 笑 中身も外見もウール100%。これ重要。ウールが持っている自然の油によって、針がさびにくい。 さすがウールの本場英国、100%のフェルトもフィリングもお手頃価格。 しかもこのピンクッションはですね、針のサイズが…

わが町のアンティーク屋さん

わが町にずーっとあるアンティークショップ。多分何十年もここで営業をしているのだと思うが、お客が店に入っているところを見たことが無い。そもそもオーナーの顔を見たこともなく、店内は真っ暗だ。 今日いつもと違う通りから歩いて行ってみると、フェンス…

雪解け

日曜日からの雪がやっとなくなった。 前にたまたま読んだこの本 極光のかげに―シベリア俘虜記 (岩波文庫) 作者:高杉 一郎 発売日: 1991/05/16 メディア: 文庫 戦争が終わってもシベリアにとどめられたままの著者は、1年の半年が雪と氷で覆われる場所にいて、…

幸福の種

あんこに抹茶をティースプーン1杯かけて食べる。 まずい小豆をやっと消費し、おいしい小豆に切り替わった。まとめて作ろうと思い1キロゆでたら、鍋の中で膨張してしまいあふれそうになった。ル・クルーゼの27センチ鍋では700グラムが限界かな。 そして小豆は…

君よ知るや南の国

君知るや南の国レモンの木は花咲き くらき林の中にこがね色したる柑子は枝もたわわに実り青き晴れたる空より しづやかに風吹きミルテの木はしづかに ラウレルの木は高く雲にそびえて立てる国や 彼方へ君とともに ゆかまし これは森鴎外の訳。原詩はドイツ語…

夏の終わりの庭

久しぶりにウォールドガーデンへ。やはり8月は庭はどこもくたびれモードらしい。 出かけたのが午後3時で光線がきつく余計にお疲れ気味に見える。地元の人しか来ないから空いてはいるものの、さすがに無人ということはなく、ベンチでおしゃべりしたりご飯を食…

真夏のクリスマスと7月のウォールドガーデン

7月なのにクリスマス? 実はこれ土曜からわが家の近所で続いている撮影。 これだけ時間を取っているということは映画かドラマかも。 ちょうど公園の入り口近くなので、そこでスタッフ用にケータリングのお茶出しもやっていた。 こういう植栽も悪くないかな。…

キャンプ・コンセントレーション

アカンサスの花が咲いた。かっこいい。古くから葉がデザインのモチーフに取り入れられてきた。 デスデモーナ。香りがレモン系でさわやか、形も崩れにくいようだ。白のカップ咲きでこれは素晴らしいことではないだろうか。 満開の時に写真を撮っておくべきで…

やっと見つけた

この、壁際に植えられている紫色の葉の植物がかっこよくて・・ 調べに調べたがどうしても名前が見つからず。 明度の高い壁の前にあり、上には紫のつるバラ(リレーティブカラー)、そして同じく青が入っている手前の植物の葉、その隣に黄色の強い緑の葉と、…

6月はバラの月

いまどきこんなシューズ履いている人もいないだろうが、軽快に走れていいシューズだ。しかも激安。 アイスバーグは本来このように咲く。 香りがないのが惜しい。 造形的な植物の重要さ。ウォールドガーデンの外側もこのように意趣がある。 淡い黄色のバラと…

廃園

早起きしてフロントガーデンの写真撮りながら走ってきた。 写真を撮って眺めてみると勉強になる。自分の肉眼だけではわからないことがわかる。 でも私が心惹かれるのはこんな風景。とても自分の庭をこんなふうにはできないけれど。 この白いバラ、何だろう。…

すてきなおんがく

私が子育て、仕事、ランニングに明け暮れていたこの10年で、音楽はとてつもなく進化していた。 いつもいつでも音楽と一緒であったが、子供ができてからはもうそんなにお金も、気に入った音楽を見つける時間もなく、気づけば懐メロ的なものとクラシックばかり…

見出された時

バスを待っていたら女性がやってきて「このバス停は使用中止よ。向こうのバス停に移動して」 という。 よく見たら確かにバス停の上に「使用中止」と書いてある。よくあることだ。 その女性ともども一つ後ろのバス停に向かって移動していると、バスが到着。が…

Out Of Control アヴァランチーズ

足の甲は坐骨か、腓骨の神経によるものではないかという気がしてきた。 そういえば腰もすごく張っていたし・・今はもう治りました。 坐骨のほぐし方はわかるのだけど腓骨のほぐし方はわからないので、やっぱりマッサージに行くしかないようだ。行く行くとい…