Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年6月の記録

今月のあれこれ。 バラのお祭りが終わり、バックガーデンは静けさを取り戻した。 フロントガーデンが舞台芸術なら、バックガーデンは好きなものを自由に植えて楽しむプライベートの場所。デザインとかリレーとか考えないで楽しくやろう。 色も、派手目な色は…

ベス・チャトーガーデンズ 3 Continuity

6月27日はべスさんの生誕100年の日でした。亡くなったのは2018年、つい最近のことです。 View this post on Instagram A post shared by Beth Chatto's Plants & Gardens (@bethchattogardens) www.instagram.com 私たちは皆、この世を去り、庭は変わり、多…

べス・チャトーガーデンズ 2 If you love plants, you are in the right place

べス・チャトーの有名な言葉としてRight Plant, Right Place があります。 適材適所ならぬ、適植適所、その植物にあった場所に植えること。 これが一口で言うほどやさしいことではないのは、園芸家ならみな知っている。 長年の経験と芸術的なセンスで、絵を…

6月終わりの庭・フロントガーデン

フロントガーデン、いい感じです。 皆に大人気だったシャクヤクはとうに終わり、アリウム・クリストフィも葉が枯れ、ぐらぐらして倒れこむようになったので、バランスを見ながら少しずつ抜いています。 バラも終わった。 反省として、確かに数は多く咲いたが…

グラストンベリー2023

先週末はグラストンベリーでしたね。 BBCは太っ腹で大体のステージが見られるので、いろいろ観て楽しみました。 ちなみに今年のBBC・グラストンベリーのテーマチューン Sportifyから流れてきてよく聞いてました http://difhttps://www.youtube.com/watch?v=T…

べス・チャトーガーデンズ 1 バラ

世界最高峰の庭 あまりにも有名なドライガーデン。 それ以外にも水辺・日陰の庭や森のエリア、荒れ地のガーデン、バラと宿根草など。 この庭は全体が大きな宇宙。それぞれの場所を生かし、それぞれが個性的で対比をつくっていて、ドライガーデンだけではこん…

座ってみる庭ーマイドルトンハウス

6月21日、夏至の日に2つの庭を訪れました。 今回はイギリスの偉大なプランツマン&プランツウーマンをめぐる旅です。 最初にいったのがこちら Myddelton House Gardens www.visitleevalley.org.uk 英国の植物の泰斗、エドガー・アウグスタス・ボウルズの屋敷…

来た、見た、買った

素晴らしい夏至の1日 もう何も言うことはない・・ 涙出そうになるくらい庭は美しかった。そしてショップもね 汗 ベスチャトーガーデンの詳細はのちほど。 買ったものを忘れないうちに書いておきます もっと買いたかったというのが正直な気持ち。 Actaea sim…

もう1草たりとも

うちの庭には入りません・・・汗 なのにこれから、ベスチャトーガーデンに行くのです。買う、きっと買うよな・・珍品であふれかえるナーサリーだから・・もう何を買うかリストも作ってあるし こんなに植物が大きくなるなんて知りませんでしたよ。 もう押せ押…

やっぱりこの庭が好き

シティのお庭。 goo.gl いろんなお庭を見てきましたが、自分の家に、と考えるとここが一番好きかもしれない。心が落ち着く。 色味を抑え、四季折々に見どころがあり、野生&モダン。 いつ来ても素晴らしいけど、やはり花が盛りの今は本当に素敵。 庭って日当…

大トリ、ローズ・ポンパドール

我が家初のデルバールのバラ、いよいよ咲きました。 ・・? こんな花だっけ? 激賞のフルーツとダマスクの香りというのですが、私の苦手なミセスジョンレインと同じ、だらーんとしたダマスク香しかしない・・ ああ外したかも 汗 しかしこういうブッシュ系は…

暑い・・

バラの花が焦げる・・涙 花が焦げるのは水やりが足りてないから。 朝から出かけて忙しかったため、水をやる暇がなかったところ、アッシュウェンズディとクレメンティナ・カルボニエリがちりちりになってしまった。 あと、アルベルティーヌも暑さには弱いよう…

Sainfoin-イガマメ

用事がありカントリーサイドにお出かけ 実生の野ばらが咲き乱れ、野草も美しく、こういうところにいたら野の草でお茶作ったりしたくなるだろうなあ・・。 その中で目を引いたのがこちら 拡大してみると イエローラトルのピンク版? ちなみにyellow rattleと…

ジェネラスガーデナー

謎の挿し木はジェネラスガーデナーで確定でいい。 苗が少し充実して、大きな花が咲くようになったら、ウォールドガーデンのジェネラスガーデナーとそっくりでした。 ウォールドガーデンのGGさん 今日はヘリテージも咲いて、残るはローズ・ポンパドールだけに…

2023年に学習した園芸のコツまとめ 笑

えーまあそう大した内容ではないのですが・・自分のメモ用に。 どれも園芸本に書いてあることばかりですよ。 とにかく水。バラは地植えにも水やり 株が大型になり、つぼみが100超えてくると、全部は咲ききれない現象が起こる。 これを防ぐ方法は水やり。天候…

妖しいアルベルティーヌ

夢の宴も終わりに近づいた・・ まだまだバラは咲くのだけど、これから来週いっぱい気温が20度を超え、晴天が続く。 今年の美しさは低温と曇天によるものであった。 すでにシャクヤクは焦げはじめた・・フロントガーデンの植物は特に傷みやすいのだ。 この状…

2023年の庭

いよいよピークを迎えつつあります。 今年のスターはシャクヤク・シャーリーテンプル ここまで大きな花が咲くとは思わず・・道行く人からの賛辞が絶えない。 非常に効果が高いと思っているのがカルドン カルドンの存在で印象が引き締まった。 バックガーデン…

メコノプシス開花!

メコノプシス-Meconopsis Baileyiが開花しました! 朝は咲いていなかったのに、昼休みに庭に出たら開いていました。 私の園芸史上の金字塔! 1年以上かかっております。なんといっても冷蔵保存した種から育ててますから‼ ガーデナーの中でもこれを開花させ…

白い花のバレリーナ

定点観察している公園のバレリーナ、この春、あれ? と・・ なんだかアルバ系の葉の枝が出てきました。 新枝だとこういうこともあるのか、枝代わりかな? 向かいのバレリーナの株にも同じ枝が出ていました。 それが今日見たら・・ 反対側の株にも同じ花が咲…

諸行無常のウォールドガーデン

久しぶりにいろいろと散歩してみました。 ここの家、オリビア・ローズ・オースチンを大量に植えていたのに抜いたらしい。 3年もたってないと思う。より自然な植栽にしたくなったみたい。気持ちはわかるかも。バラはキュー・ガーデンかトタリングバイジェン…

ピース

メイアンの傑作。戦争でまぎれていたのが戦後名前を変えたところアメリカで人気が出て、世界的なヒットに。 戦後の日本、大学初任給の2倍の値段=当時の価格で1本50万円だったこともある。 でも今ではパテントも切れ、投げ売り状態。ちょっと前までは、安…

クリフトンコーヒーロースタリー

PLOTのアイコンを飲み終わりました。 ICON26-SL28 Red Honey, Luis Jiménez Padilla, Costa Rica コーヒーの理想形。Coffee of Excelleceとありましたが本当にその通りで。 はじめのナッツ・チョコレートのような深みからスタートして最後の上品なフルーツに…

アッシュ・ウェンズディ

いよいよほころびはじめた。 この色・・目が離せなくなります。一日に何度でも見に行ってしまう。 遠くから見ると、確かに灰を肌に乗せたような色で、名づけの妙に感心してしまう。 灰の水曜日をめぐって、実際に教会で灰をつけてもらうところを思い出す(我…

シャクヤクが咲いた

先日のカントリーショーは、価値とは何か・・と思いましたね。 バラ栽培家としては、馬糞のmanureや、ネトルの液肥はお金出してでも手に入れたいのですが、ロンドンのはずれとはいえ匂いや、庭に置く場所の問題で我が家ではかないません。 しかし動物や植物…