Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

2023年6月の記録

今月のあれこれ。

 

バラのお祭りが終わり、バックガーデンは静けさを取り戻した。

フロントガーデンが舞台芸術なら、バックガーデンは好きなものを自由に植えて楽しむプライベートの場所。デザインとかリレーとか考えないで楽しくやろう。

 

色も、派手目な色はいらないです。

スパニッシュビューティですら、咲き続けてくると目が疲れる感じがします。

 

ただし・・ 株間のスペースとることだけは重要だな 汗

これができてないとお手入れ不可になってしまいます。それぞれこんなに大きくなるとは思ってなかったよ・・。

バラが終わって大幅に切り戻し、思い切って抜いたりもしたので、なんとか足を踏み入れられるようになりました。

 

6月は雨が少なかった。バラの花にとってはそれがすごくよかったです。

その分給水をかなりやりました。鉢植えが減っても結局水やりは必要。しかし地植えのの場合は自分のペースでやれるのでプレッシャーが少ないのがいい。

 

ふと気づくと、ユーパトリウム・ベビージョーが枯れかけていた。ユーパトリウムはこれを枯らしたら園芸やる資格なしというくらい丈夫なんですが・・

そういえば、ウィズレーに行ったとき、水に近いところに植えられていたことを思い出し、水をしっかりあげたら一晩で復活。あぶないところでした。

 

来年に向けての球根の発注も済ませました。

ハーブは植物じゃないという謎の理論で、今年使う分の苗も発注。

 

ハーブに関しては1年草と割り切り、冬になったら処分するつもりでいいと思う。それでも毎回買うより安いのだし、冬越しに悩んだり、越せても木化してフレッシュさがなくなることも多いから、割り切ってしまっていいのではないでしょうか?

 

ウェイトローズの園芸コーナーに、ハーブでも買おうかなと思って行ってみたら、春にあった見事な苗たちは、ろくに世話もされず枯れかけて、3個で12ポンドの投げ売りになっていました。バラやクレマチスも値段にまったくみあわない状態。悲惨。買うなら5月半ばまでか。

 

さてイギリスにはカウンシルがやっている貸し農園ことAllotmentというのがあります。

ここで、切り花や野菜なんかを育てられたらいいなあ・・と長年思っていました。やっぱりですね、自分の庭だけですべてをまかなうのは限界があります。芝生をつぶしてしまえば別でしょうが。

 

しかしうちの区は、貸し農園ことAllotmentの空きがまったくなく、ついにウェイティングリストすら締め切ってしまいました。

ところが先日知人から、ちょっとおかしい。という話を聞きました。

 

実際には結構空きがあり、使う人もいないので無理やり賃料だけ払って維持しているにもかかわらず、カウンシルが何もしていないらしい。もしかしたら空になるのを待って土地を売ろうとしているのでは・・? なんて声もあるらしい。

 

そして地元の議員さんに問い合わせすることを勧められたので、まずはメールで陳情してみました。返事待ち。

 

今月は、コーヒーのことをあまり書いていません。

このあいだ買ったクリフトンのコーヒーをぼちぼち飲んでいます。

ちょっと期待外れ。ある程度以上の品質は確保しているのだけど、どれもこれも物足りない。特にケニアエチオピアは、あの透明なフルーティーさがありません。

やっぱりディスカウントしてくるロースタリーは質もほどほどかもしれない。

 

 

近所で見かけた植栽。

品種少なく、大きくなる植物を使ってメリハリつける、というのが私が惹かれる要素らしいです。

白・黄色のアキレアと、ペンステモン・ハスカーレッド

 

 

オレンジはミニユリ? 白いのはフィーバーヒュー

ここのお宅はシンプルながら四季折々の植え込みが非常にうまい。

 

つるピースは遅咲きだったようです。今が満開。

 

夏至も過ぎ、今年の夏もあと1か月ほどとなりました。

今日は待望の雨。このあと液肥をあげる予定です。