フロントガーデン、いい感じです。
皆に大人気だったシャクヤクはとうに終わり、アリウム・クリストフィも葉が枯れ、ぐらぐらして倒れこむようになったので、バランスを見ながら少しずつ抜いています。
バラも終わった。
反省として、確かに数は多く咲いたが、咲ききれなくて終わったハーロウカーは、たぶんリン酸のあげすぎ。トーマス・A・ベケットは花首がぐにゃぐにゃになってしまった。もともとそういうバラなのだが今年はそれが特にひどかった。肥料の使い方というのもなかなか奥が深い。
通年ならここで、あらなんだかさみしくなりましたね、というところ、今年はどんどんリレーしていく。
ヒマワリ、カンナが成長し巨大になり、カルドンはつぼみがついてきて、すきまからユリが顔を出し、3本あるダリア、2本は日陰で成長が遅れていたが、他の植物の切り戻しによってスペースができ、順調に大きくなり始めた。
カルドンのつぼみ
ブルーのニゲラとピンクのゲラニウム(フウロソウ)が咲いて、さらに庭の主役としてヘメロカリス・スタッフォードがたくさん花をつけている。
さらに、種まきして育てていたアマランサス、保存していたゲウム・トータリータンジェリン、ベスチャトーガーデンで買ってきたエリンジウムとコットンラベンダー(サントリナ)も植えつけた。アマランサス以外の苗は、いい感じになるのは来年以降になるだろう。
リクニス(トウゴマ)が大きくなり始めた。
これ、とても存在感がある。はっきりした赤とダークグリーンの対比が美しく、他の色も少しずつ入っていて、光を反射するせいか、七色の印象を受ける。
庭の中央のオリーブの木も、花が満開で真っ白になった。
反対側のボーダーでは、超大株になったラベンダーが満開で、ハチがうるさいくらいに飛び回っている。冬に弱ってしまったガウラも復活して、少しずつ花が咲いてきた。
その裏にはバックガーデンから持ってきたシュウメイギク。本領発揮は来年以降からかも。
サルビア・ネモローサ・カラドンナは終わりに近づき、その隣で咲いているエキネシア・パリダが存在感があってすごく良い。これが本来の咲き方かな。バックガーデンの株は花が小さめ。
バックガーデンに比べると、フロントガーデンのホルジューム・ジュバタムは倒れがちでちょっと残念ですが、その後ろに植えこんだ夏の球根、Zephiranthes candidaも少しずつ大きくなってきた。ここ、春に原種グラジオラスが咲くはずが全滅したので、対策として今回は新しい土を足し、乾きすぎないように水やりもして様子を見ている、
カラミンサが大きくなってきて、白い花が涼しげでよい。
鉢植え組は、観賞用の小松菜(終了)&黒葉のオキザリス、これまた黒葉が印象的なパイナップルリリー、チョコレートコスモスとCoreopsis Early Sunrise、鉢上げしたディオスマ、バラたち、ベスチャトーから来たピンクのシスタス、コバノズイナ・ヘンリーガーネット(今年も花穂が見事だった)。
あと、ひっそりとイチゴ。今年は大きな実がなっているので楽しみ。
無料でもらったワイルドフラワーの種ミックスも開花。
さらに今年はハンギングバスケットもあるのだ。これは手抜きしてセットを買ったもので、紫のペチュニア、濃いピンクのゼラニウム、バーベナなどが入っている。ペチュニアは目立つのですがそれ以外の花はあまり見えないなあ・・。
他にもホスタ、エリゲロン、キャットミントなど隙間を埋めているものもある。
そうだ、種まき組でポピー・パティーズプラムも植えたのだった。これもつぼみがついてきた。
花は少なめ(これでも!)ながら、葉の美しい植物が展開しているため、構造がしっかりして見え、今年は悪くない。この路線を来年続けてもいいかな・・となると用意しているバレリーナ2本はどうするか・・ううむ・・。
来年用に、球根の予約もしました。
アリウム・シューベルティは来年も開花はするはずですが、一応保険をかけて白のアリウム・マウントエベレストとアリウム・シクラム、チューリップを。チューリップはアプリコットと黒紫の2本の組み合わせで30本、来年は鉢植えは作らない。
それ以外にも、リベンジで原種系グラジオラス、カマシア・ブルーメロディ、白のオーニソガラム(オーニソガラム・ウンベラタム)も注文しています。
アイリスも、探している品種があり、もし秋までに手に入れられたら植え替える予定ですが、今年はたぶん手に入らないでしょう・・。
シャクヤクは、コーラルチャームも今年植えたのですが、葉が1本出てきただけでそのままなので、鉢上げしてバックガーデンに移しました。
やっぱり春先に買う球根(シャクヤクは正確には球根ではないが)はバクチだな。今の時期に早割を使って予約し、秋に手に入れるのがベスト。年があげるとどんどん投げ売りになるので、お試しで買ってみるのはありですが・・。
しかし、同じ通りの家が改装したり、引っ越しで伐採したりして、庭がほぼ更地に戻っているのを見ると、うらやましかったりして 爆
フロントガーデンは、自分が飽きてしまうまでは、毎年こんな感じで入れ替えながら皆さんに楽しんでもらうのもいいかもね。