Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

植えるな危険、ユーフォルビア

今日から夏時間。引き続き雨で、作業が進まない。

 

昨年、ベスチャトーガーデンからわざわざ取り寄せた、ユーフォルビア・ファイヤーグロー。

 

ふと見ると、バラ・セレスティアルの横にも芽が出ています。本株から2メートルは離れている位置。

 

それでようやく気づいた。シャクヤクの芽のかけらだと思って植えておいた赤い苗は、ファイヤーグローであることを・・。

 

これはよろしくない。このままいくとバラやその他の植物の中に食い込んでいってしまいます。地下茎を伸ばしていくらでも増えるそうで、やせた固い地面に植えるくらいでちょうどよかったようです。

 

植えてから、花が咲くどころか単なる1本立ちの株だったので、こんなに増えまくるとは予想もつかないことであった・・。

 

それで思い切って抜くことにした。1か所だけ、何をどう植えても育ちそうにない場所にうまく芽を出していたのでそこのみ残した↓

 

抜いてみると根っこが深くまで伸びていて完全には抜けきれない。恐るべき地下茎。

これからしばらくの間は、どこからか顔を出さないかどうか目を光らせておく必要がある。

 

それから、バラ・ベンガルクリムゾンの鉢に、グレートディクスターからやってきたと見えるユーフォルビアの芽も発見した。一応鉢上げしておいた。黄色い花が咲くタイプ。花、といっているが実際に目立つのは苞(ほう)。

ユーフォルビアは、造形的にも素敵だし、丈夫でいいのだけど、この件を踏まえ私の庭には、新規では植えないことに決めました。こういうのもやってみないとわからない。

 

発芽しまくりのポピー・ローレンズグレープ。発芽のコツは石灰=garden limeを土に混ぜることです。あるいは酸性の土を使う。

 

 

バラの挿し木苗3本、フェアリーは葉に斑点ができ、バレリーナも茎が黒くなりかかっている。これはまずい。

抜いてみると土が過湿すぎる。落ち着いてから植え替え予定だったのを、急いで処理することにした。

 

土を半分以上落とし、種まき専用の土とミリオンをまぜてから新しい鉢に植えなおし、水やりはせず。明日からフロントガーデンに出すことにする。

 

挿し木苗はやはり上級者向けか。ここのところ雨が多すぎたのもよくなかった。すぐに植え替えないとダメですね。

 

それから去年から持ち越しのルドベキアヒルタ、いつまでたっても大きくならないので地植えにしようと穴を掘り、苗を抜こうとしたら土が一気に崩れてしまって行方不明、いくら探しても芽は見つからなかった 涙 気を取り直して、ダイアンサス・クルエンサスを植えておいた。これで去年から持ち越しの種まき組はすべて片付いた。

 

 

ボーダーにしているアリウムが大きくならないうちに、大きくなりすぎたルドベキア・ゴールドスタームとゼラニウムローザンヌをフォークで掘り起こして抜いた。

 

ルドベキアはすでに株分けしてバックガーデンに植えなおし済み。ローザンヌルドベキアと絡んでしまい、どれが根っこかわからなくなってしまったため、残念ですがこのまま処分することに。

 

ここはいったん更地にして、ルドベキアが完全になくなったことを確認してからカルドン(観賞用アーティチョーク)を植える予定。

 

今日は、近くの園芸協会のお店に行って、芝の更新のための土と、プランツサポートを買ってきた。今週は折を見て今年初めての芝刈りもしたい。いよいよ忙しくなってきた。