Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

5月1日の庭

ふと気づけば5月。いろんな花が咲き乱れるはずの5月。

今日も気温がやっと2桁。寒さのあまり、朝晩は冬のコートが手放せない状況。新しくコートも買ってしまいました。しかし20年前のロンドンはこんな感じだった気も。

 

わが王国、バラのつぼみが固まったまま。唯一咲き乱れているのがベンガルクリムゾン。これから11月頃までずっと咲き続ける。写真では表しにくいですが紅色が印象的。

次の開花はミセスハーバートスティーブンス

この花、こんなに純白で、香りもジャスミンからインドールを抜いたすっきりした良い香りで、もっと栽培されてもよさそうな気がする。大株に花が咲き乱れていたらさぞ見事だろう。

 

先日、ギレニアがどこから発芽するか大騒ぎしていましたが、結局ギレニア、別のところから出てまいりました。正しい芽はこれ。

ユーパトリウム・ベビージョーも芽が出てきました。

 

アストランチアを3苗買ってそれぞれの場所に植え付けるも、やはり一番調子よさそうなのは半日陰のバックガーデン。今年は花が見られないので来年に期待だね。

新しく植えたガウラ、カンナ・ダーバンも音沙汰なし。寒いので発芽に時間がかかっているかも。

 

そして種まき組、寒さにならそうと外に出してから、あまり大きくならず固まったままで、ジギタリス・ルテアは枯れてしまいました・・。じかまきしたほうがよかったみたいです。今年は種まき苦戦です。本来なら暖かく、日光の量も増えて地植えできるくらいに育っているはずなのですが。

 

寒く感じるのは今年は強風の日が多いこともあります。

どくどく君、1本ぽっきりと折れてしまったので、スペア苗を2本植えこみました。

 

朗報もあります。

キャンドルリリーことエレムルス、去年は葉が出て途中で消えてしまった。

今年も葉が出てきて、なんと花芽らしいのがあがってきました。

シャクヤクの影になって日が当たりづらい位置にいて、本当に咲ききれるかどうかは不明です。秋に移動させたいけど掘り上げたら根が折れてしまいそう。

 

マルタゴンリリーのつぼみ。

フロントのユリ・ナイトライダーは去年よりサイズが2倍になっております。

 

ティアレラ・スプリングシンフォニーとコバノズイナ・ヘンリーガーネットの新葉

ゲウム・トータリータンジェリン

微妙にピンク・アプリコットの混じったオレンジで見飽きない。

例年よりも早く開花するかと思ったけれど、この寒さで結局例年並みか、もしかしたら遅めになるかもしれません。今年も冷夏らしい。