用事がありカントリーサイドにお出かけ
実生の野ばらが咲き乱れ、野草も美しく、こういうところにいたら野の草でお茶作ったりしたくなるだろうなあ・・。
その中で目を引いたのがこちら
拡大してみると
イエローラトルのピンク版?
ちなみにyellow rattleとはマメ科の植物で、芝地をやめてメドウにしたいというときに植える(種まきする)ことを推奨される植物。
シバは丈夫なためそのままでは根絶が難しい。yellow rattleをまくと、次第にシバが駆逐され、かつマメ科の植物なので土に窒素の補給もすることができ、野生の草花が育つような土壌に変えていくことができる。また蜜源としても非常に重要な植物。
家に帰って調べてみると、マメ科というのはあっていましたが、Sainfoin という植物。
同じく土壌改良&また蜜源として農家でよく栽培されている植物らしい。
こちら、宮沢賢治が言及しているんですね。
今でも日本ではそれほど有名とは思えない植物を、宮沢賢治がすでに知っていたというのはすごい。もっとも、この方の調査によれば、本物ではなかった可能性もあるようだ。