Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

ポール・セザンヌ

ストライキなど不確定要素が大きすぎ、遠出が難しいため、庭園の代わりに絵を見に行くことにした。

 

久しぶりのテート・モダン

 

ポール・セザンヌ

もうこれだけ大きなの規模での展示は生涯、見ることはできないだろう。

 

限定された色調・色彩と、限定された対象で、これだけ豊かなものを作りだした。

セザンヌのパレット

色にもこだわりがあり、絵具商に細かく注文を付けて取り寄せていたらしい

 

 

私が一番好きだった絵。

この松の色・・岩の色・・1日眺めていても飽きることはない。

 

 

このような風土から絵が生まれた

 

 

 

 

 

ブルーの中に無限にブルーがある。その無限の色調を見ることができる天才の目。

 

 

今でこそ、色の解析などコンピュータでやれるのだが、そんなものもなかった100年以上も前に、すでにこれだけのことができていた。

 

 

朝いちばんのタイムスロットで入館して正解。

絵に10㎝まで近づいて、独占してみることなどもできたが、一通り見終わってからもう一度気に入った絵を見たいと思ったら、もはやそばに寄ることさえできなかった。大人気です。

 

 

セザンヌの庭。ジャーマン・アイリスがみえる。

 

そういえば花の絵の展示はこれだけだった。菊かな。

 

緑の美しさ。どうやったらこのように美しい緑が出せるのか・・

 

平日ならまだチケットが買えると思います。機会があればぜひ。