ストライキなど不確定要素が大きすぎ、遠出が難しいため、庭園の代わりに絵を見に行くことにした。
久しぶりのテート・モダン
もうこれだけ大きなの規模での展示は生涯、見ることはできないだろう。
限定された色調・色彩と、限定された対象で、これだけ豊かなものを作りだした。
セザンヌのパレット
色にもこだわりがあり、絵具商に細かく注文を付けて取り寄せていたらしい
私が一番好きだった絵。
この松の色・・岩の色・・1日眺めていても飽きることはない。
このような風土から絵が生まれた
ブルーの中に無限にブルーがある。その無限の色調を見ることができる天才の目。
今でこそ、色の解析などコンピュータでやれるのだが、そんなものもなかった100年以上も前に、すでにこれだけのことができていた。
朝いちばんのタイムスロットで入館して正解。
絵に10㎝まで近づいて、独占してみることなどもできたが、一通り見終わってからもう一度気に入った絵を見たいと思ったら、もはやそばに寄ることさえできなかった。大人気です。
セザンヌの庭。ジャーマン・アイリスがみえる。
そういえば花の絵の展示はこれだけだった。菊かな。
緑の美しさ。どうやったらこのように美しい緑が出せるのか・・
平日ならまだチケットが買えると思います。機会があればぜひ。