10年ほど前、家でコーヒーを淹れようと思い買ったメリタのドリッパー102
いろいろ調べてこのドリッパーにしたと思う。
スーパーで買ったコーヒーの粉だったせいかどう入れてもおいしくなく去年まで棚の隅に眠っていた。
現在は「アロマフィルター」という名称になっているが同じもの。
イギリスではフィルターといえばV60で、メリタは売っているところも少なくなったようだ。
で・・ 当時も淹れ方を調べたうえでやっていたと思うが、こちらも淹れ方がアップデートされていた。あっけないほど簡単。なんと1投、2投とかいらないのである。
淹れたい分量の粉をセットし、30秒程度蒸らしたあと、希望のブリューレイシオにあわせたお湯を注ぐ。お湯が落ちたら終わり。
つまり20グラムなら、30~50グラム程度のお湯で蒸らして、残りで合計300グラムになるまでお湯を注いでおしまい。抽出時間は3分行かない。
大変おいしかったです。少なくとも私の淹れるV60よりずっとおいしい。適度なコクとフレーバーが出る。これは良い! 取り扱いも簡単。これからはこれメインで行こう。
それにしてもなぜこの淹れ方にたどり着かなかったのか不思議。
買った時も、さんざんリサーチしてこのフィルターにした記憶があるのだが、このような滲出式のやり方はなかったような気がする。
上級者はV60のほうがコントロールが効いてうまく淹れられるという。
しかし、V60の場合豆30グラム、お湯500グラムならまずまずなのに、20グラムに落とすとあっさりしすぎでうまくいかない。同じ化学反応のはずなのに理由がわからない。なぜだろうなあ~。