Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

April メソッド

12月のサブスクでWorkshopから来たケニアのKARIMIKUI AA

うーん・・?? お高い割にはどうもバランスが取れてない。

どうも苦い。指定の淹れ方で試しても楽しめず。フレーバーもあまり感じられない。

 

そこで別のやり方、コペンハーゲンのロースタリーAprilが進めるやり方で淹れてみた。

 

www.youtube.com

 

湯温92℃

豆20グラムに対しお湯は300グラム

できる限り荒く挽く

スタート時点で50グラム、あとは10秒、40秒ごとに50グラムのお湯

つまり0:00, 0:40, 1:10, 1:40・・とお湯を投入する

ステアなし

3分20秒から3分30秒で終了

 

このやり方は良いな。

あと口が良いのはさすが。レモンキャンディのような甘味と酸味で、お菓子を食べたあとのようなフレーバーが出てくるのはいい。お花の香りもする。

 

しかしはじめのころ、また完全に冷えてしまうと苦みが強くて、せっかくの良さを打ち消してしまう。やっぱり豆のせいなのか・・?

 

実はこの方法、完全には再現できていない。

改めて湯温をはかってみたところ、ポットを温めてもなんと80℃に達するのがやっと。

ポットを火にかけて沸かすしかない。

 

というか・・今まで、器具の温めをスキップして淹れていたので、70度台でドリップしていたことになる。今回の豆以外はこれでちゃんとフレーバーが引き出せていたんですよね・・。温めたほうが風味が劣るように感じました。

 

温度計の導入なども考えたが、信頼性に欠けるようなのでデジタルケトルを買うか、と思ったら、これが結構高い。100ポンド以上するではないか。自分しか使わないものに100ポンド以上使うってどうなのか。

 

現実的には、今のステンレスのポットは小さすぎるし、火にかけることはできてもぎりぎりなので、40~50ポンドくらいで信頼できるメーカーのドリップポットを買って、温度計で管理するのがよさそう。

 

温度計もいろいろ調べたがこれはこれで沼。97~91℃までの間だけをきっちり図りたいというピンポイントなニーズだけに、意外とよいものがなく、ここ数年の環境変化で商品の質が大変下がっているみたいで、今の購入はいいタイミングではない。

 

慌てずに機会を待とう。