普段から裁縫やっている人にとっては、ふっ・・ 笑 てなものでしょうが、私には火星に上陸するくらいのメルクマールじゃあ~!!
大体、刺しゅうするということだけでも、親をはじめ周りに驚かれたが、さらにソーイングまで・・ 爆
先日の強風でフェンスが3枚破損。そのうちの2枚はとなりのおじいさんの所有である。
その昔この家に引っ越してきたときはとても元気だった彼も、今や背中が曲がってしまい、耳も聞こえにくいようだし、コロナで閉じこもっているせいか少し話しづらくもなっているようだ。
そんな彼がひとりでフェンスの修理をするのはもう無理なので、相談の上、我が家でやってあげることにした。そんなこんなで最後の縫製作業が延び延びになっていた。
結論から申し上げますと 笑
ミシンで縫うこと自体は難しくない。
今回、直線縫いだけだし、1回使い方を夫に教えてもらったらやり方を思い出した。
うちのミシンはジョン・ルイスブランドのもので、どっちか忘れたがこれブラザーかジャノメのOEMなんですよ。もうね、やっぱり日本製、Japan As No.1ね。
今回非常に苦労したのはやっぱり、裁断がちゃんとできていなかったこと。
Fitted Sheetという、周囲にゴムがいれてあるシーツを使ったため、いわゆる布の端がどこにあるかよくわからなかったんですよね・・。そのせいもあって計測がずれてしまった。
やむを得ず、実寸を確保して残りを縫い代にするというやり方にしたので通常なら布の端から1センチが縫い代、となるところを、あるところは細く、あるところは太いみたいになってしまった。
バッグの左上端、表布と裏布を縫い合わせた個所がそのせいでちょっとごろついてしまった。写真でも、左側にしわができているのがわかると思います。
あとは、中央線がずれないように折り目を付けて、必要な箇所には軽くしつけをかけたり、取っ手部分が一番縫いにくいのだがこれは、折り目つけローラーでしっかり折り目を付けた上にアイロンをかけ、さらに重しにはさんでプレスする、また可能な限り縫い線を引く、など、できる限りの工夫はした。
こんな工夫は本には書いてなかった。刺しゅうの本だし、ソーイングに慣れている人ならだーっと縫ってしまってすぐにできるレベルのものだとは思うけどね・・。
でもこの本、何度も書いているけれど今どきのかわいい使える図案がたくさんあって、バッグや巾着などソーイングの方法までカバーされていて、はじめの1冊としてとってもいいと思う。
このソーラインの時間がたつと消えるペンが手放せない~。ただ、布によっては消えないこともあるらしいので、テストはしたほうが良い。
そしてクロバーの折り目つけローラーもめっちゃ便利。
あとはアイロン。めんどくさがらないで、成形、形を整える、縫い代を折るなど、ステップごとに活用すると楽になる。
今回、図案を水で消えるチャコペンで写したのですが、水ペン、霧吹きなど試したにもかかわらず、刺しゅうのまわりに青いしみが浮いてきて、少しずつ薄くはなるのですがなかなかとれませんでした。
最終的に、完成してから中性洗剤(ウールやシルクなどを洗う用)を使って軽く手洗いしたら、きれいにとれた。刺しゅうが終わった段階ですぐにやっておくほうがよさそう。
洗ったら、バスタオルに挟んで水分を取ってから干し、生乾きの状態でアイロンをかける。刺しゅう枠のあともきれいになくなりました。
次回へのヒントとして・・
- 刺しゅうエリアがひきつれているのをなんとかしたい。
- 指示通りに作ったのですが、この指定だと自分には取っ手が長すぎるのでもう少し短くする。
- 角を切る時は、左右を重ねて切ったほうが良い(同じ角度にそろえる)
- 取っ手が少しねじれてしまったので、次回は中央揃えおよび布に縫い付ける面積を厳密に測ってからやる。
やっとこれで次の刺しゅうができる~。
次は何にしようかなあ、わくわく。