Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

飼いやすい犬はいるのか

母親から「飼いやすい犬でよかったね。レトリバーでもいたずらが多くて大変だったり、飼ってみないとわからないから・・」といわれ、ちょっと考えてみたことがあるので書いてみる。

 

犬は犬種によって性格がかなり決まってくる。

 

パグは頭は悪くないが、頑固なところはある。そして忍耐強いというべきか、気にしないおおらかさがあるというべきか、とにかくあまり神経質ではなく、子供がしつこくしても黙って耐えている。陰陽でいえば陽で、静かではあるが明るい性格だ。人懐こく攻撃性が低い。そして・・食いしん坊だ。いいかげんにしろというくらい食べ物への執着心が強く、我慢がきかない。

そして、デブだと思われがちだが意外に筋肉質でがっちりしており、鼻がつぶれている都合上激しい運動には向かないものの体力はそこそこある。

ほどほどに独立心もあるので、一人でいろといわれればそれはそれで平気である。

 

でこれがですね、うちの子供と夫の正確に見事なくらい一致するのだww

ちなみに自分は犬に例えるとしたらイタリアングレーハウンドだと思う。どういう性格かはここでは書かないww

 

まず性格が我が家にマッチしているという点で、うちのぷぐ子は「飼いやすい」のだろう。たとえばキャバリアなんかは愛想があって人懐こくとてもかわいいと思うが、毎日付き合うとしたらうるさすぎて疲れる。

 

次に、犬には善も悪もないのであって、犬の行動が問題となるのはあくまでも飼い主の都合にすぎないという理解ができているかどうか。

 

たとえば猟犬の中には吠えて獲物のありかを知らせるようにできている犬もあり、そういう犬が吠えてうるさいというのは、飼い主の勝手な都合である。この点パグはほとんど吠えることがない。

 

また賢いからこそいろんなものをかじったりして試そうとするのであり、犬がかじったりしないよう、あらかじめ物をどけておいて、犬の知力を増すような遊びを用意するとか、体力がたくさんある犬にはそれにこたえられるよう飼い主が時間を毎日とっておくとか、そういう必要がある。

 

そんな事前予想もたてないでおいて飼いにくいとかしつけできないとか言ってはいけない

 

そして犬は人間に訴えることはできないのだから、日々清潔に気を配り、えさをやり、運動をさせ、お別れの日までちゃんとお付き合いすることは初日からの飼い主の責任である。

 

また、どこまでが犬の領域かをはっきりさせるのがお互いのためだ。噛んだりするのはいけないし、人間が食事をしているときにはテーブルから食べ物を絶対にやらないとか、そういう原則は一度たりとも譲ってはいけない。

 

ところでうちのぷぐ子は、私と子供が二人そろって登場すると、どっちに行くべきか悩むのだが、夫が来ると迷わず夫についていく。おなかを見せるのも夫だけだし、顔をなめたがるのも圧倒的に夫が多い。犬は力関係を見てリーダーにつくというのは本当であった。私の実家の犬は母にいつでもついていっていたがな・・ww