Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

いろいろ植えました

すっかり園芸日記と化した今日この頃。

フロントガーデンに白いガウラとゼラニウムローザンヌ3本ずつ、バックガーデンにサルココッカの苗を1本植えました。

どれも丈夫で手間いらず、植えればあとは勝手に増えていく植物。

 

サルココッカの木は、冬のランニング中に出会って気に入ったもので、1月下旬くらいから素晴らしい香りの花をつける。冬は庭が寂しいので、外に出たらうれしくなるような植物をずっと探していた。

春はどんな感じかと先日走って見に行ったら、緑がきれいで葉の感じも良かったので決断。ガレージのすぐそばに植えました。

 

このエリアはいわゆるドライシェードで、隣家の大木があるせいで日照時間が限られ、しかも木の根っこが水分を吸いつくしてしまうため乾燥もひどく、育つ植物が非常に限られる。大体このエリアで成長可能な植物って、毒性があるものばかり。うちのおバカたちは植物をかじるのが好きで、バラのベーサルシュートもかじってダメにした過去があるくらいだから毒性のあるものは一切不可。

 

その点サルココッカは毒性もなく、やせた土地でも日蔭でもどこでも育つ素晴らしい植物で、もっと植えられていても良さそうなものだが意外と知られていないのかな?

 

ゼラニウム青い花を植えたくて購入。イングリッシュガーデンには必ずある花の一つで、丈夫で、植えたらあとは放置でよい。ガウラは植栽に高さを出したかったため購入。これも風に揺れるさまが心地よい植物だ。

 

しかし・・今回の購入先は失敗だったかな。苗の状態がよくなかった。

コロナのせいか、欲しいと思っている植物を全部取り揃えている販売先があまりなかったため、ここにするしかなかった。ゼラニウムはひょろひょろだし、ガウラも葉が虫食いだらけだし、こんなの安売りコーナーに出ているレベルじゃないか。人手が足りなくて植物のお世話もできなかったのかもしれない。ただこのナーサリーから買い物するのはもうやめようと思った。

 

フロントガーデンの場所は、もともとバラの苗用に掘ってあったところなので、あっという間に植え付け完了。バックガーデンのほうは10センチくらい掘っただろうか。この程度ならもはやお手の物である。

 

植えつけて数時間もすると、植物たちは見違えるように元気になりよれよれだったのが姿勢を正してきた。根っこさえ元気ならどうにかなる。

 

次は、途中で終わっている玄関の割と近くのグラベルガーデンになっていたところを掘り返してきれいにする作業。早いところやらないと注文していたラベンダーが来てしまう。

 

そういえば5月にたねまきしたコーンフラワーはというと・・一回全滅したww

芽が一つだけでて、それが大きくなるのを楽しみにしていたのだが、ふと気づくと消えていた。鳥に食べられたのか、キツネに掘り返されたのか・・。それであわてて残りの種もまいておいたのだがこちらもさっぱり。すっかり忘れていたところ、昨日になってやっと小さな芽がいくつか出ていた。世間ではすでに花が咲いているというのに相当出遅れたから、もう間に合わないかもだ。やっぱり種から苗を育てて大きくしてから植え替えるべきだったな~と反省。

 

ここのエリアもいずれは掘り返して別の植物を植える予定。

サンブーカとバラというアイデアはかなり気に入っていたものの、すでに真っ赤なベケット氏を植えていることを考えると実現は難しそうだ。

 

そこで、フロントのボーダー(花壇)の両端にオベリスクを立ててそこにバラを絡ませるようにしようかと考え始めた。うーむ、また穴掘り×2か・・いやその前に今そこにあるツゲの木を、引っこ抜く作業がある。ああ・・ガーデニングは体力!