Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

初霜、ダリアとユーコミス、そしてポンパドール

12月7日、やっと本格的な氷点下となり、私の庭にも初霜。

まだ咲いているバフ・ビューティ。

このほかにもハーロウカーとパープルスカイライナーも頑張っている。そろそろ切るべきですね。

 

来年に向け、注文しました。フロントガーデン用。

 

いつものFarmer Gracyから早割10%オフを使って注文しようとして、たまたま会計前にMicrosoft Edgeからクーポンサーチをかけたところ、10%どころか35%オフに。

 

送料がかかるので、合計割引金額は3ポンド未満とコーヒー1杯も飲めない金額ではありますが・・ 何が何でも値切りたいわけじゃないのですが、こういうやり方って不公平。知らないと損する。

 

注文品は以下。初のダリアデビュー。うまくいくかな。ユーコミスは去年いろんなお庭で見て印象に残った植物。

 

Eucomis 'Sparkling Rosy',

Dahlia 'Café au Lait Royal',

Dahlia 'Belle of Barmera',

Dahlia 'Arabian Night'

 

ジンジャーリリーを注文しようかと最後まで悩んだのですが・・香りはよくても全体の姿が乱れそうだしなあ・・ 投げ売りになったら買ってみようか・・でもどこに植えるの・・うーん・・

 

さて・・ バラの植え付けを行いました。

初のデルバール、ローズ・ポンパドール。すみませんまた買いました・・ 

まぬ犬が目を付けそうな位置にあるので厳重に囲っております。2月頃、強剪定予定。



 

これからは耐暑性が高めのバラじゃないと厳しそう。定評のあるデルバールなんてどうかな? 前から気になっていたポンパドールってイギリスで買えるのかな? 現在、国内では取り扱いが1か所しかないのか・・で・・買ってしまった・・

 

ちなみにイギリスの場合、バラは人にプレゼントするもので、それにちなんでアニバーサリー関連の名前をつけて売られていることが多い。これが英国人のロマン。

日本のロマンは、あこがれのヨーロッパ 笑 それゆえ品名もヨーロッパっぽい人名になっていることが多いと思う。人間関係にロマンを見る英国人と、欧州のイメージにロマンを見る日本人、バラの名前の違いは面白いのでいずれまた書きたい。

 

バラのナーサリーの本気度を見る手がかりとして、登録名を表記しているかどうかということがある。

 

作出して登録するときの名前はたとえばオースチンならAusxx、コルデスならCorxxと決まっている。これを手掛かりにサーチすれば商品名が違っているバラを同定できる。バラを大事にしている作り手は登録名をカタログに必ず記載している。

 

ローズ・ポンパドールはこの国では「ポンパドール」として売られております。

もちろんこの方にちなんだ名前。

ja.wikipedia.org

頭がよく自分の意志で生きた女性だね。お金があっても女性には選択肢がない時代だからね・・

 

ここのナーサリーももちろん登録名の記載があり、ほかにも、おっこれは、と思う品種を置いているのでいずれまたお世話になりそうです。大手より安いのもありがたい。あと同封されていたカタログも、愛情のこもった文章でとても良かった。

冬の手入れに向けて現在資材を準備中。

今年は冬から葉水(といっても葉はないが・・)の散布を最低1か月に1回は実施します。

 

バラの葉をむしりながらチェックしたら、さび病が伝播していることも分かった。これはよろしくない。否が応でも今後散布をしていくことに決定。最悪の場合は感染の親元のなしを抜くことになるかもしれない。

 

今週の寒さでいろんな植物がいよいよおしまいになるから、それも片付けよう。やっと冬らしくなりました。暖かい中でクリスマスライト見ても気持ちが盛り上がらないですね。