コーヒー淹れるのに使っているキントーのミニドリップポットは400mlがマックスで、ふたもついていない。
V60で淹れる場合、30グラムで500mlが一番淹れやすいこともあり、もう少し大きめのふたつきのドリップケトルがあってもいいのではと思い、
- すべて金属製
- 直火にかける必要はなし
- 気に入ったデザイン
- 予算50ポンド以下
で探した。
1度単位で温度を調節できる電気ポットは便利だけど、ライムスケールがたまって、最長でも5年あたりで買いなおしになることを考えると、今買うのは無駄な気がする。
直火にかけられるものでも、インダクション(IH)対応のものは少なく、通常のレンジ対応のものであっても、メタル部分が変色したり、持ち手が熱くなるなどの欠陥もあり、結局100℃のお湯をポットに入れて少しだけ冷まして淹れれば丁度良いのであって、ここにこだわる必要もない。
残るはデザインと予算の兼ね合い。
レビューを見ていると2020年を境に品質が落ちた商品が多い。これは何もポットに限ったことではないですが・・
プラスチックは劣化しやすく、安っぽく見えるので、持ち手含めすべて金属製でかつコーティングなし、変なロゴなどがついていなくて、最低500ml以上、しかも50ポンド以下はなかなかなかったが、最終的にeBayで未使用の新品を落札。
こちら。キントーのケトル
https://kinto.co.jp/collections/slow-coffee-style/products/27628
インダクション以外なら、直火も可能。
すごく使いやすくてびっくりした。
お湯を真下に、垂直に落とすとか、細く落とすとか、あまり考えたことがなかったですが、このポットだと華麗に決まる。落としたいところにピタッと落とせるのが気持ちいい。道具の出来で使用感がこんなに違うんだね・・。
別になくてもいいやと思っていたけど、専用のドリップポットはあったほうがいいです。気分よく淹れることができる。
持ちやすいし、シンプルで無駄のないデザインでとても気に入りました。大事に使います。
ちなみに最終候補に残ったのがハリオのV60 Buono Kettle
IH含めあらゆる熱源に対応し、ふたとハンドル以外は金属製でコーティングなし、価格もこなれていて迷ったのですが・・世界のハリオも2020年以降難しくなっているようでこの年を境にレビュー評価が下がっている。
22世紀の人々がアンティークやヴィンテージを探すとき、2020年以前に製造のものを探せ、が基準になる気がしますね・・。