Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

偉大なる雨

雨はすごいな。

昨夜の雨の後、植物たちが歌っているように見える(詩人)

 

環境保全&コスト削減のため、水やりしないことが主流になりつつあるが、やっぱり植物の命のもとは水、雨のあと、目を見張るように成長する。

葉水がきく、というのも結局、水分を吸収できるからじゃないのか。

今のこの時期、まとまった雨はありがたい。開花したら雨はやめてほしいという勝手なガーデナーの望み。

 

バックガーデンの現在

 

こちらのほうがまともに見える。

それぞれの植物が大型化していて見ごたえがある(自社調べ)

それと、中に入って作業しないといけないので、ある程度株間に隙間があるのもちょうどよい。

 

フロントガーデンのボーダーは一列なので、作業はしやすい分、畑チックになりやすいのだな。やはりシンプルな植栽で、生け垣に近づけるほうがよく、細かい植物は思い切って抜いてしまったほうがよさそう。

 

昨日の写真をもう一度。



紫の花はスパニッシュブルーベル(雑草)で、こちらの庭主の意図ではないと思うが、色味があっているので残しているのだと推察。

 

あと、バックスクリーンとなっているコニファーが効いていますね。これがなかったら、スティパが目立たない。雑草を除き、プルモナリア、スティパ、コニファーと3種しかないのに、立体的なのはやはり線・面・点があり、高低差、スクリーンプランツもあるという、少数でうまく組み立てた例。朝日が良く当たるというのも考えられている。

 

うちのフロントガーデンは日当たり良好なのはいいが、高低差がなく1列なのでのっぺりしがち。やはりいろいろ手を出さず、1種類だけのヘッジにするのが結局きれいに見えるのかもしれないが、一応予定通り、バレリーナ2株と、中央に松、またはローズマリーを植えるで行ってみようと思う。植え込みは早くて来年の春、完成は3年後。それまでに、今植えている植物は少しずつ減らしていく・・つもり。