Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

雨の散歩

時間があったので久しぶりに遠出しようと思ったのだけど、天気予報は雨。お庭を見るのは次の機会にして、散歩してみることに。

 

利休梅の季節。これも気づけば結構植えているお庭があるな。

 

パブの自動潅水。朝7時過ぎに水が出てくる。

この設備のレンタル&設置、管理込みでやってくれる会社があるのだろうな。

 

雨の降る中、レインコートを着て隣の高級住宅街まで行ってみた。

去年よりもハイストリートに活気がなくなってきたような気がする。なくなった店が目につく。

 

そこからいつものウォールドガーデンへ。雨が降っていたのでお昼でも庭には誰もいなかった。カフェで買ったベーコンロールとケーキを食べながら植物を鑑賞。

 

今年、壁の修復のためバラがバッサリ切られたので、開花は通常の半分以下になると思う。それを考慮に入れても手入れができていない。

ここも予算不足なのか、今年はバラがダメなのであきらめてそっとしているのか・・。

スパニッシュブルーベルと勿忘草が生えすぎになってしまっていた。

適度にあるのはいいけれど、こうした植物はコントロールしないと庭の意図が感じられず、見苦しい。それだけでなくせっかく植えてある植物が枯れる可能性もある。

 

壁の外側のオールドローズの列がほぼ枯れ切っていたのが悲しい。

 

 

 

ついでに大変久しぶりにローカルのナーサリーに行ってみた。

そして愕然。

 

品物がいつもの半分程度しかない。しかも、鉢の中には雑草が入りこみ、枯れかかっているものも。これを買おうという人はいないだろう・・。

 

写真は比較的まともなコーナーのもの。

 

家族経営のお店で、もともとゆるい管理だったけど、それだけに掘り出し物もあったりして悪くなかった。これではもう来ることはない。ちょっと悲しい気分に。

 

 

やはり不況である。

今年いろんなところからくるカタログを見ても、いろいろと値上がりしているし、セールもあまりやらなくなった。

私同様、コロナの頃に熱心にガーデニングをやって一段落したか、あるいは飽きた、余裕がなくなった、と、離脱する人も多いのだろうな。

 

オープンガーデンも、今年は心なしか少ないような・・。ピークは6月なので、もう少ししたら数が増えるかもしれないけれど・・ 前回の冬のダメージを結構見かけるので、今年は庭のコンディションが整わないから参加しない家もそれなりにありそうだ。

 

そんな、なんとなくぱっとしない今年の春。