Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

クリブデン

このエリアに用事がありまして、時間調整のために行ってきました。

300年以上続いた広大なお屋敷、現在はナショナルトラストの持ち物。

とても数時間ですべてを回れるような場所ではない。

 

ただし・・庭園としては1度行けばいいかな。何もかもが巨大すぎる。ローズガーデンやその他のボーダーも、割と最近にできたものらしく、そんなに見事というわけでもない。

 

もっともこの広大さは一度経験してもいいかもしれないです。

イギリスでも最大級の敷地。そんなところに細かな植栽をしたところで意味がない。

 

例えばこちらのボーダー。縦の幅だけで3メートル以上あるでしょう。

全長は25メートル以上あると思います。これも、中央部を挟んで対象となるように植え込みされています。

 

パルテール。これもドローンで見ないとよくわかりませんね。

お屋敷の中から眺めるようになっているので。

ちなみにお屋敷の中には入れません。この日は貸し切りで結婚式。普段はホテルとしてアフタヌーンティーができたりします。ここで結婚式したら諸経費込みで1ミリオンかかっても不思議ではない。宿泊は1泊で日本円にして10万円から。

ローズガーデン。デヴィッドオースチンのバラ、それも割と新しい品種が多い。

とにかくこれだけの土地を個人が所有できたということに圧倒される。

ここまで広いとなんでも簡素にしなければ手が回らない。

こちらはキッチンガーデン

結婚式のためか、ホテルの係の人たちが芝生の細かい穴を必死で埋める作業をしていた。こういう歴史ある場所ではやはり芝生が命なのでしょう。

ちなみに上の写真の通路は人工芝。ちょっと残念。人工物でないもので構成してほしかったなあ・・。

 

機会があれば、行けなかった森の部分を散策してみたい。犬もウォーターガーデン以外はリードをつけて入園可能です。