Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

フェンスを新しくする

今日は朝からフェンスの修理。

裏庭の左手部分は隣のおじいさんの所有、右手側は我が家の所有で、こちらのほうも1枚パネルが壊れてしまっていた。

 

お隣さんに一応許可を取って、パネルを外し、新しいものに取り換えるのだ。木でできている土台それもついでに交換し、これまでよりも大きなサイズのパネルに変えるので、間に入っている支柱を引っこ抜いてこれも古いので新しい支柱に変えて埋め直す。

 

本当は全部フェンスを新しくしようと考えていたが、今のところまだ使用できるのと、買おうとしていたパネルが品切れでなかなか入荷しないので、取り急ぎ1枚交換することにした。

 

そしてパネルサイズが変わってしまったので、中途半端なサイズができてしまうので、古いパネルを切ってサイズを小さくし、これまでのフェンス部分と新しいパネルとの間をつなぐ、とこういう計画である。

 

まずは、古くなった土台をとりはずし、周囲の芝を芝刈り機で刈って、支柱を引っこ抜いて深さを測ってみたところ、60センチほどであった。

 

ほほう、私がいつもバラ用に掘っている深さと同じだわ。新しいフェンスのサイズを計って、そこから新しい支柱の位置を割り出して、そこに60センチの深さの四角い穴を掘る。

 

これが結構大変だった。バラならば、深さ60センチ、縦横も最低でそのくらいかもっと大きなサイズなので考えたことが無かったが、フェンス用の穴は、縦横それぞれ30~40センチくらいと小さい。細くて深い穴というのは、土を掘りだすのがかなり難しく、最終的には腕を伸ばして土塊を取り除くことになった。

 

今日は穴掘り1つだけだからいいけど、支柱交換なら1日に何本も掘らねばならないわけで、よってこういう支柱用の穴掘りツールというのがあるのだ。20ポンドくらいで買えるので、バラの植え付けの時などにも使えるし、買ってもいいのでは? という話になったが、でもまたこれで道具が増えるとなると・・ バラやシュラブを植えこむのもせいぜい今年か来年くらいまでだろうし・・ということで、とりあえず今日は結論出さず。

 

そして、角材を入れて穴の底をできるだけ均等にならし、そこへ砂利を底から5~10センチくらい入れる。フロントガーデンをきれいにしたときに取り除いた砂利を使用。

 

反対側の支柱の金具を新しいものに変えて、その下の土台の板を地中に埋め込み、支柱が水平になっているかどうかを見ながらパネルをはめ、支柱の穴にコンクリートを入れて固め、最後に調整をして・・ とここまでで1日が終わった。

 

本当は今日1日で、残りの古いパネルを切ってつなぐ作業も終わるつもりだったのだが、時間切れ。

 

夫は周りが驚くくらいDIYが得意というか、仕上がりが非常にきれい。その分、工程数も多いし確認作業も多い。支柱が水平になっているかどうかだけでも、何度も何度もチェックをかけて、微調整し、土台やパネルのはめ込みもきっちりはまるまで細かく調整。

 

やはり、こういう調整作業、やり直したり、テストしたり、仮のモデルを作ってみたりというのをやらずしてきれいな作品はできないよな~。また、切る、とか、つなぐ、とか、とめる、といった作業そのものの正確さも必要。何度もやれば学習して、完成形までの工程数が減っていくのだろうけど。

 

そういうことか・・。

子供の時の私は、手芸にしろ、工作にしろ、頭がこんがらがってしまってどうすればいいかわからず、不器用、の一言で片づけられてきたが、単にゴールにたどり着くための方法論をまともに教えてくれる人がいなかったからだな。

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明日こそは残りのパネルを片付ける。

刺しゅうのほうは、新しい図案、今回はとてもやさしい内容だったのですぐにできた。巾着を作ることのほうが今回の目的。これも明日、ミシンを出して仕上げてしまう予定。

 

 

 

 

4月になりました

気候も良くなり、ランニングをぼちぼち再開中。

 

昨年、肺が痛くなったり、走った後に頭が痛くなったりすることがあり、寄る年波もあるでしょうが、これだけ人が亡くなっているご時世に無症状で陽性の可能性だってあるのだし、それどころじゃねえ、と思ってしばらく控えていました。去年怪我した個所がなかなか治らず不調だったというのもあります。

 

ガーデニングや刺しゅう、ついでにお裁縫といった楽しい趣味も見つかったし、少なくともレースは卒業でいいかな、と思ったのですが、冬はガーデニングもそれほどできないし、刺しゅうばっかりやっていたら体調が悪くなってきたww 座ってばかりですからね。

 

しかもランニングをしなくなり、ジムも辞めたので、体の衰えが半端ない。

ガーデニングのためにも、他人の庭探検などはしたいのでペースはどうでもいいから1日5~10キロ程度はジョグできるくらいの体力は維持しておいたほうがいいだろう。

 

ということで、初心者気分でまたはじめました。

残念ながら肉体は消耗品なので、個人差はあれど、自分をよく観察して、その時々にあった動かし方をしないと損傷するばかりになってしまうようだ。40代だったらそんなこと考えなくても良かったんだけど。

 

 

 

春ですね!

毎日庭に出るたび、目くるめく変化がある。

 

 

ジャーマンカモミールと、名前忘れたうさぎのしっぽ的な草は、外まきにして置いてあるが未だ発芽なし。

 

コーンフラワーは去年の苗からとんだ種が家の外やレンガの隙間から発芽中で、丈夫でほったらかしで育つ植物だと、楽でいいですね~。

 

水仙、タリアがようやく咲いた。

香りが良い、と書いてあったのに・・ 化学的な変な匂いしかしない。なんだろう?

布バッグに植えているのがいけないのか。花容はさすがに素敵。うつむいて咲くのでうまく撮れなかった・・。

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バラはもう新しい葉っぱがどれもきれいでほれぼれします。こまめに魚粉をあげているのがいいのかな。今月からは海草の液肥も足す。肥料は、薄めに、回数を多くあげるのが原則。

 

これはバフ・ビューティ。赤と緑の取り合わせがとてもきれい。

 

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成長が遅れ気味だったファンタン・ラトゥールも、あれっ? と思うくらい葉っぱが出てきた。

ここは、夏場は日の出から午後まで日がしっかり当たるので、夏時間の間はバラにとってもよいポジションだ。

 

で、どういうわけかトーマス・A ベケットだけにアブラムシが大量発生。

他のバラには1つもついていないのに。ベケット氏は猛々しく、ちょっとくらい虫にくれてやっても成長が衰えることはなさそうであるが、さすがにこれではつきすぎかな。

 

今年はできるだけ殺虫剤をまかないようにしようと思っており、家にあるのはオーガニックの殺虫剤だけど、これでもやっぱり虫には影響はあるので、アブラムシごときにまいている場合ではない。残念ながらニームオイルだけでは、マイルドすぎてアブラムシの駆除はできません。

 

というわけで、片栗粉(ポテトフラワー)入りの水を筆で塗ることに。これによって、アブラムシの気孔がふさがれて窒息死する。

 

いやー面白いようにとれるね。これ。写真はグロいからやめておくww 気持ち悪い趣味だがきれいになるのが面白い・・やみつきになりそうww 他の虫に影響がないのが良い。

 

 

 

 

 

イースターの週末、気温が急激に下がるらしいのでちょっと心配。特に急激に大きくなりつつあるピオニーが霜でやられたりしないか気になる。そろそろ花を支えるためのステーキングの用意もしなければ。5月~6月にかけて、フロントガーデンはバラ、ピオニーが見事な花盛りとなるはず・・たぶん。

 

先端にすでにつぼみがついているのが見えるだろうか?

他の株は、ようやっと地中から顔を出してこれから、という状態。この株は一番日当たりのいいところにいるので、こんなに大きくなってしまった。開花をそろえるっていうのも難しいものだな。

 

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 最後はこちら。

近所のボランティアさんたちが、町中のポストにイースターの帽子をかぶせています。

素敵だなと思ったら、チャリティに寄付してくださいね! とメッセージが書いてあります。

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とてもきれいに保たれているので、雨が降ってきたら誰かが取り外しに来ているのかな?

 

イースターは、庭の反対側のフェンス、我が家の所有物であるところのものが壊れているのでそれを修理し、ミシンがけして巾着を作る予定。現在新たに刺しゅう中。

 

 

 

 

 

 

 

 

Op.10 テスト刺し2回目

残念ながらここからは、著作権に引っかかるかもしれないので写真はありません・・

どんな図案になるかと言いますと、ハートを背景に、女の子がパグを抱っこしている絵になります。

 

本番図案を写して、実際に刺してみた。

今回の良いところは刺しゅう自体は簡単なので、ゆっくりやっても2日で余裕で終わるところ。

今回で全体のイメージがつかめたので、次は苦手なところを抜き出して練習。

 

うーむ、難しい。

もともと刺しゅう図案でないものを刺すというのは結構難しい。

線の細いイラストであり、使用している色も少なく、刺してみると空白が目立つ。特に女の子の部分。黒一色だとめりはりがなく、寂しい印象。

 

ライトボックスで写そうとするが線が細くて図案が見えないww

部屋を暗くしてなんとか作業したが、絵がずれてしまった。今回は線が全部埋まるので、チャコペンではなくステッドラーシャープペンシルを使ったのだが、それでもうまく写せない。

本番では、窓ガラスに図案を貼ってそこから写すかな・・。

 

パグの耳を黒のサテンステッチで塗ること、背景のハートを赤のステムステッチにすることだけは決まっていたが、それ以外には色味がない。

試行錯誤した結果、ハイライト的に色を使うことにした。使用する布が前回もそうだったが暗めの色なので、彩度の高い色じゃないと沈んでしまう。

 

最終的にパグの鼻の上、口の中、女の子の頬、髪の毛に明るめの線を入れることで、かなり印象が変わった。そして全部のラインを黒で埋めてしまうと、やっぱり黒って結構インパクトがあるので、それなりに見られるものになった。

 

クライアントである娘にお見せしましたところ、気に入っておられたようなので、大体のデザインはこれで完成ということに。

 

本番で気をつけるのは

  • とにかく図案を正確に写す。線が細いので少しずれただけで印象が変わってしまう。
  • ハートのライン。右側の曲線が直線になりがちなので、図案を写す際にも注意を払う。
  • パグの手。上側が丸みが出るように。これも図案がずれたからだが・・
  • 袖。角がちゃんと出るように。つぶれたらかっこ悪い。

 

アップリケのアイデアもあったのだが、今回はあれこれ手をくわえず、少し足りないかな、と思う今の段階でやめることにした。

 

これで次は本番へ・・と言いたいところだが、あともう少しテストするべきことがある。

それは、目。

パグの目は今回失敗。黒目と白目のバランスが取れなかった。

女の子の目。もう少しユーモラスな感じがほしい。

 

目だけ書いて何個か練習すればよいので、今日よりは楽なはずだ。

それと、裏地とひもの発注も必要。

 

巾着はそんなに難しくないので裏地をつけず簡単な刺しゅうだけして、裁縫のための試作品を1個先に作ろうかな。

 

 

 

Op.10 テスト刺し1回目

まずは女の子の顔から。

こちらは、原案を見ながら自分でポイントとなる部分を直接、布の上に描いたもの。

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線が太すぎ? ステムステッチ2本どりだとちょっときついかな?思い切って黒の線のみですべてを構成するという手もあります。目は2本どりではつぶれてしまう。

顔の皮膚の部分は色を変えるとおかしい感じ。ここは黒で。

 

ちなみにこのような方がいらっしゃいまして

twitter.com

すごいです。黒1本でこの表現。スクリーントーンも再現しちゃう。

あー。さんによりますと、線は基本2本どり、1本どり、またはミシン糸で表現されているとのこと。

実際の図案は今回のテストより小さいこともあり、刺しゅう糸1本どりとミシン糸を使うのがいいのかな。

 

そこで1本どりでバックステッチ、ステムステッチを交えて刺してみた。

1本どりだとどちらでもいけるかんじだ。

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目に白が入ると表情が変わる。

それにしてもこれだけだと寂しい感じがするし、なんだか子供っぽい。全体的にしまりもないし・・この図案は本番とは違うし、パグも入るから印象は変化するものの、やはり面=塗りの表現が欲しい。

 

といって、髪や服をサテンステッチで埋めると重すぎる。さてどうする。

そこで

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おおっ。印象が全然違うぞ。これはフェルトを置いただけだが、つまり、アップリケで面を埋める。

左にあるハートが調和しない。グラデーションでかわいいんだけど。

 

そこで消す。

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まあまあ見られるものになったのではなかろうか。ハートがなくなったら顔つきまで違ったように見える。不思議だわ。

 

次は、本番の図案をテスト刺し。とりあえず黒1本でストイックに刺して、線の太さの調子を見る。

 

Op.10 パグと女の子 プランニング編

新作に取り組み始めた。

今回は娘のリクエストによりパグと女の子の巾着を作る。

 

図案はネットから拾ったイラストで、個人でコピーして楽しむには問題ないでしょうがもしかしたら著作権にひっかかるかもしれないから全貌はヒミツ。

 

巾着、作り方を調べてみて、マチつきでも自立させなければそれほど難しくなく、バッグと比べサイズも小さいから裁断に苦労することもなさそう・・多分(自信ない)。

 

がっ・・もう裁ちばさみの使い方からして間違っていたことが発覚。

もうね、本当にね、何にも知らないのですよね・・愕然とする。


プロの洋裁の先生が教える 持ち方ひとつで布の切り口が変わる裁ちばさみの使い方教えます

 

そこで粛々と布を切る練習からスタートww

まっすぐ切るのも技術がいるとは・・。しかもうちのはさみ、ほったらかしにされていたせいもあり切れ味が悪い。本格はさみでもないので、夫に頼んでDIY用のとぎツールでとぐか・・。

 

娘のいらなくなった白のトップスを切ってテープ状にし、刺繍枠の内側にまいた。これで刺繍枠がすべらないように抑えることができる。布も糸もできるだけ無駄にしたくない。

とにかく、自分は何も知らなかったのだな・・ということ。

 

ZARAフォークロアっぽい刺繍のブラウスや、上着などを出していたことがあって、値段は50~70ポンドくらいだった。とてもかわいくて、買いたかったのだが服はかわいくても本人はかわいくないから 爆 やめた。

 

でも今思うとあの刺繍は手で行っている。大量生産だからコストを抑えるようになっているだろうし、プロの刺し子さんだから仕事は早いだろうけど、それでもこの値段、刺し子さんはいったいいくらもらうのか・・?

 

そんなことがだんだん見えてきた。

以前は経済差を利用してインド等の発展途上国で服を作らせていたが、物流のコストが上がったことで、ファーストファッションの服の生産はイギリス国内へ戻ってきている。雇用の創出、と思いきや、実際は最低賃金以下で不法移民に仕事をさせていたりする。

 

確かに切って縫っただけ、みたいなデザインや、1回洗ったらおしまい、のものも多いけど、ファーストファッション、この値段でどうやって利益出るのか、闇である・・。

 

そして刺しゅう。刺しゅう糸は当たり前だが刺しゅう糸を染めて作る。この染色が環境に与える影響がね・・

 

自分の単なる楽しみのために、誰かが泣いているのだとしたら、それはどうなんだろう。ブリオッシュ食べれば? なんて言いたくない。

せめて、まともなビジネスをやっている会社かどうかを調べてから買い、買ったら無駄にせず、最後まで使いきるようにしたいなと思うようになった。

 

いらなくなったシーツで何か作れるようになったというのはちょっとうれしい。

コットン100%など天然素材の布はコンポストにすることもできる。

刺しゅう糸もできるだけあまらせないように使って、半端な糸は試し刺しなど練習用にとっておく。

 

何も買わず、何もしなければそれが一番いいのかもしれないが、生きている以上何かをしたいのが人間でもあり・・活動に制限を設けることが必要だろう。というわけでせめて1プロジェクトが完成するまで次の作品には手を出さない、平行活動不可、にしております。

 

はあ、前置きが長い。

今回のチャレンジは

  • 図案があるだけで刺し方は自分で考案しなければならない
  • 線が中心のいわゆるモダンエンブロイダリー。単調になりがちなところをどうやって魅力的にするか、線を使ってどのように細かな表現ができるか
  • 配色。布地が白じゃないので、この色で映える色を選定する

 

刺しゅうの技法そのものとしては、ステムステッチ、バックステッチ、サテンステッチくらいしか使わないので、刺す時間そのものはすごく短くて、3日以内に完成予定。

しかし、最終デザインを決めるまでに何度か刺してみる必要がありそう。これに時間がかかると予想される。

 

続く・・笑

 

 

 

 

 

 

 

ガーデナーズワールドはじまる

今年もガーデナーズワールドが始まった。

モンティ・ドンが出てきて「ガーデナーズ・ワールドへようこそ」というのを見て思わず涙が・・。

 

www.bbc.co.uk

この1年、いろいろあったな・・。本当にいろいろあったとしか言いようがない。

 

さて今回のガーデナーズワールドでは、バラの植え替えが出てきた。

 

ガーデナーズワールドの舞台は、モンティ・ドンのお庭、ヘレフォードシャーにあるロングメドウである。お庭と言ってもそうですね、2エーカーだそうです。2400坪くらい、東京ドームの11分の2だって。荒れた農地だったところをコツコツと手を入れて20年になる。

 

Longmeadow — Monty Don

 

ツゲのヘッジが虫にやられて上手く育たないので、思い切って抜いてしまい、レイアウトを大幅に変更するに伴いバラも植え替えることにしたそうだ。

 

しかしこの時期に植え替えとは大胆な・・。 我が家で今植え替えをしたら、新芽が折れまくりになってしまう。モンティの住む場所はロンドンよりかなり北。バラの生育も3週間遅れくらいなのかもしれない。とにかく、今年はいつもより季節が早いから冬の剪定はもう間に合わない。手を入れるなら1番花が終わるまで待ったほうが良い。

 

また、アロットメントの改良というのもあった。

掘り返したり、雑草を抜かないで上からそのまま段ボール箱を敷いて水をかけ、その上からマルチをして放置しておくと、自然に堆肥ができるし、耕す必要もない、というもの。今アイスバーグが植えてあるエリアならこれでも大丈夫かも。我が家のドライシェードの部分はあまりにも栄養がないのでこの方式ではおそらく何年もかかってしまう。

 

 

野菜と言えば、我が家のトマトの発芽がすごい。

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一晩明けるごとに変化する。今のこの時期は、植物が爆発的に成長を始めるので、1日でいろんなことが変わる。我が家の近所のソメイヨシノも開花がすでに始まった。

 

そしてうちのさくらんぼの花、うっとりする甘い良い香りをあたりに漂わせるようになった。

この木を植えて、こんなに香りがあったのは初めてかも。これだけ良い香りならこれまでにも気づいていたはず。サクランボのお菓子の匂いがする。実がならなくてもこの香りだけでも植える価値があるかな。庭に出るたびにくんくんしてしまう。

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おまけに今年は気候が良かったようだ。冬の寒波、そして気温が高めだったせいか、いろんな庭のいろんな植物の花つきがよい。これはおなじみウォールドガーデンのTete A Tete(ピオニーじゃないです)。頭を寄せ合っているように見えるからこの名前。

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この日ウォールドガーデンのカフェでケーキ頼んだら、どう見ても3人前はあったww

ここのカフェ、採算度外視なのはカウンシルが経営しているからなのか、ベーコンロールも良い材料使っているし、ケーキも大きいし、コーヒーがおいしくないのだけが残念だが、地元民にはとても人気があって、コロナだろうが何だろうかいつも行列。

 

 

バラ、グレイスを植えたテラコッタの鉢に苔がたくさんついたのを、サンドペーパーで落としてきれいにした。

 

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テラコッタ鉢は、新品はイケてなくて、通人はweatheringといってヨーグルトを表面に塗って古びた感じを出したりするのである。wethered potといってわざと古っぽくした鉢は値段も高いのだ。

 

それにしても緑の苔はいかん。なぜグレイスの鉢にだけ苔むしたのかは不明だが・・写真見て気づいたが、鉢の内側も苔が生えている。きれいにしないと。

 

そして引き続きブルーベルを引っこ抜く作業。だいぶきれいになった。とにかく花が咲いてしまったらアウト。芝生の中にまで入り込んでいるのが厄介。

 

ニームオイルを散布。もはや濃度は適当 爆 この手のオーガニックのものは、薄めでいいからこまめに散布しておけばOK。

間違ってボトルを使われないように絵を描いた・・何かが間違っているような・・

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フロントガーデンにおいているシキミアの花が咲いた。

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これが上品ななんともいえない良い香りで、とても気に入ってしまった。シキミアは冬に緑の葉と赤いつぼみの対比が美しく、花の香りも良く、丈夫だし、安いし、優等生。

 

芝刈りをして、芝刈り機の手入れも行い、フロントガーデンの雑草を抜く。

 

この化け物のような草はなんと・・コーンフラワー。妖怪みたいになっちゃった。ここの環境がよほど気にいったらしくて、冬越しまでしてしまった。

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 まぬ犬どもは、どういうわけかこの葉っぱが好きでかじりにくる。ハーブですからね。グラウンドカバーにちょうどいいのでほったらかしてある。去年の種が、家の外やレンガの隙間からも発芽中。

 

ゼラニウムローザンヌは地上部が枯れて久しく、死んだのか? やきもきしていたら・・うっすらと芽が出てきた。これで一安心。

 

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水仙もようやく花芽が上がってきたのが確認できた。

 

クナウティアは、葉っぱのギザギザが消えて本葉だけになってきた。花がつく準備に入るのかな・・。

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外に出ているだけで気持ちが良くて、これからはずっと庭にいて楽しむことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

Op.9 イースターバニーのエコバッグ できた~!!

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普段から裁縫やっている人にとっては、ふっ・・ 笑 てなものでしょうが、私には火星に上陸するくらいのメルクマールじゃあ~!! 

 

大体、刺しゅうするということだけでも、親をはじめ周りに驚かれたが、さらにソーイングまで・・ 爆

 

先日の強風でフェンスが3枚破損。そのうちの2枚はとなりのおじいさんの所有である。

その昔この家に引っ越してきたときはとても元気だった彼も、今や背中が曲がってしまい、耳も聞こえにくいようだし、コロナで閉じこもっているせいか少し話しづらくもなっているようだ。

 

そんな彼がひとりでフェンスの修理をするのはもう無理なので、相談の上、我が家でやってあげることにした。そんなこんなで最後の縫製作業が延び延びになっていた。

 

結論から申し上げますと 笑 

ミシンで縫うこと自体は難しくない。

 

今回、直線縫いだけだし、1回使い方を夫に教えてもらったらやり方を思い出した。

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うちのミシンはジョン・ルイスブランドのもので、どっちか忘れたがこれブラザーかジャノメのOEMなんですよ。もうね、やっぱり日本製、Japan As No.1ね。

 

 

今回非常に苦労したのはやっぱり、裁断がちゃんとできていなかったこと。

Fitted Sheetという、周囲にゴムがいれてあるシーツを使ったため、いわゆる布の端がどこにあるかよくわからなかったんですよね・・。そのせいもあって計測がずれてしまった。

 

やむを得ず、実寸を確保して残りを縫い代にするというやり方にしたので通常なら布の端から1センチが縫い代、となるところを、あるところは細く、あるところは太いみたいになってしまった。

 

バッグの左上端、表布と裏布を縫い合わせた個所がそのせいでちょっとごろついてしまった。写真でも、左側にしわができているのがわかると思います。

 

あとは、中央線がずれないように折り目を付けて、必要な箇所には軽くしつけをかけたり、取っ手部分が一番縫いにくいのだがこれは、折り目つけローラーでしっかり折り目を付けた上にアイロンをかけ、さらに重しにはさんでプレスする、また可能な限り縫い線を引く、など、できる限りの工夫はした。

 

こんな工夫は本には書いてなかった。刺しゅうの本だし、ソーイングに慣れている人ならだーっと縫ってしまってすぐにできるレベルのものだとは思うけどね・・。

 

 でもこの本、何度も書いているけれど今どきのかわいい使える図案がたくさんあって、バッグや巾着などソーイングの方法までカバーされていて、はじめの1冊としてとってもいいと思う。

はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本

はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本

  • 発売日: 2018/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

このソーラインの時間がたつと消えるペンが手放せない~。ただ、布によっては消えないこともあるらしいので、テストはしたほうが良い。

そしてクロバーの折り目つけローラーもめっちゃ便利。

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あとはアイロン。めんどくさがらないで、成形、形を整える、縫い代を折るなど、ステップごとに活用すると楽になる。

 

今回、図案を水で消えるチャコペンで写したのですが、水ペン、霧吹きなど試したにもかかわらず、刺しゅうのまわりに青いしみが浮いてきて、少しずつ薄くはなるのですがなかなかとれませんでした。

 

最終的に、完成してから中性洗剤(ウールやシルクなどを洗う用)を使って軽く手洗いしたら、きれいにとれた。刺しゅうが終わった段階ですぐにやっておくほうがよさそう。

洗ったら、バスタオルに挟んで水分を取ってから干し、生乾きの状態でアイロンをかける。刺しゅう枠のあともきれいになくなりました。

 

 

次回へのヒントとして・・

 

  • 刺しゅうエリアがひきつれているのをなんとかしたい。
  • 指示通りに作ったのですが、この指定だと自分には取っ手が長すぎるのでもう少し短くする。
  • 角を切る時は、左右を重ねて切ったほうが良い(同じ角度にそろえる)
  • 取っ手が少しねじれてしまったので、次回は中央揃えおよび布に縫い付ける面積を厳密に測ってからやる。

 

やっとこれで次の刺しゅうができる~。

次は何にしようかなあ、わくわく。